伊賀上野城下町のおひなさん
「美(うま)し国三重 ひな街道」のひなめぐり、
この日は県中勢部の伊賀市へ。
その「伊賀上野 城下町のおひなさん」です。
ここも4年連続になり、
さすがに新鮮味に欠けるか?と思いながらも、
なぜか気になる伊賀上野 ^^;
本町通りを中心に飾られている”おひなさん”ですが、
今年は東町から順に中町、そして西町へと見て行きました。
いつもガラス越しに見る飾りが多く、
特別会場のおひなさんが中心でしたが、
今年はお店の中のおひなさんもたくさん ^^
まずはこの御殿飾り
年代は書かれていませんでしたが、
昭和20年代でしょうか?綺麗な御殿です。
次は木目込み立ち雛をふたつ。
こういうおひなさんを直接見れるのは
雛めぐりの嬉しいところです。
親王飾り(屏風飾り)
比較的新しくみえますが」綺麗な内裏雛です。
5段飾りの上3段
こちらも小さなおひなさんですが素敵な段飾り。
段飾りが多く飾られたのは昭和40年から50年代、
50年代には7段飾りも多くなります。
その7段飾りの上3段ですが、
内裏雛に付き人?がいました ^^
こちらも素敵な御殿ですが、
その内裏雛もまた綺麗です。
普通はこういった飾り付けを楽しみます。
店の奥にあるおひなさんは案内を乞いますが、
閉まったお店の中に入るのはやはり躊躇しますね ^^;
本町通りのおひなさんを見てきましたが、
特別会場の「沖森邸」へ。
今年も古雛に再会です ^^;
玄関の間に飾られた多くの古雛から
やはりこの古今雛です。
年代は書かれていませんが・・・さて?
玄関の間から次の間へ続くひな飾り
こちらは京雛の段飾りですが、
ここは仕丁の顔と持ち物に注目です。
笑(熊手)、 怒(塵取り)、 泣(箒)
京雛の特徴である仕丁の飾りです。
こちらは大正時代の内裏雛
目元がほんのり紅く何ともリアルなお顔
何度も近づいて見ましたが・・・紅いですね ^^
そして古雛の最後はこちら
上段の古雛もさることながら・・・
下段は江戸後期の人形、題して「雛万歳」と。
書かれている解説の句が
”やまざとは まんざい遅し 梅の花 ” ばせを
芭蕉生誕の地、伊賀上野のおひなさんです^^
古雛から
再び町なかの新しいおひなさんへ!
「伊賀の組み紐」で作られた
伊賀ならではのおひなさんです。
古いおひなさんから新しいおひなさんまで、
今年もまたたくさんの”おひなさん”を楽しみました。
伊賀の旧い町並みを彩る
「伊賀上野 城下町のおひなさん」は3月4日まで。
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コメント
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好好爺さん 今日は
「伊賀上野市」は、今では「新名神道路」を通れば、愛知県からも近くになったのではありませんか。「立ち雛」は風情があります。天皇即位式の情景を彷彿とさせますね。「雛万歳」も良いですね。万歳の姿かたちが良く表現されていますね。
投稿: shuttle | 2012年2月27日 (月) 08時39分
shuttle さん
伊賀上野へは東名阪亀山から名阪国道になります。
立ち雛は男女雛の並びが違うのを見つけ
それを並べましたが、
上が大正・昭和なら、下は明治でしょうか?
「雛万歳」も古いものですが綺麗に保存されて、
素晴しいものでした。
投稿: 好好爺 | 2012年2月27日 (月) 09時03分
竹の中にかぐや姫のように並べられているお雛様、いいですねぇ♪
三重県はお近くなんですか?
投稿: gen | 2012年2月27日 (月) 16時35分
gen さん
雛飾りではいろんな工夫がみられます。
これもそのひとつで座敷の飾りですが,
竹を上手く使っていますね。
私は三重県でも北勢部です ^^
投稿: 好好爺 | 2012年2月27日 (月) 17時20分
え?三重県にお住まいなんですか!?私は四日市なんですよ
投稿: gen | 2012年2月27日 (月) 22時47分
gen さん
チョッと北になりますがお隣の桑名です ^^
投稿: 好好爺 | 2012年2月28日 (火) 17時12分