国宝犬山城
愛知県犬山市にある「国宝犬山城」です。
犬山には何度も出かけていながら
肝心の犬山城を載せていませんでした。
遅まきながら初めて紹介する犬山城です。
周りに多くの神社が建ち並ぶお城前広場、
登城道はここから。
まずは赤い橋を渡ると中御門のあったところ、
ここが天守閣に向かう登城道の最初の門です。
ここから矢来門、松の丸門、
黒門跡と続いて
ここが最後の岩坂門があったところ
入城します ^^
本丸跡から眺める天守閣正面、
通称 白帝城といわれ
望楼型・三層四階地下二階・複合式天守
現存する日本最古の天守です。
では天守内へ
入り口の地下一、二階(穴倉)では
天守を支える野面積みの石垣と
太い梁を見ることができます。
一階へ
西北の角には再建された石落としの間
回り込んで来ると畳の敷かれた上段の間があり、
ここが城主の部屋だそうです。
二階
ここは武具の間
壁には全国各地のお城の写真が飾られています。
三階
破風の間といわれ
成瀬城主のときに増築されたそうです。
正面から見える唐破風の内部になります。
そして最上階の四階は高楼の間
高蘭と廻り縁のある望楼です。
南に見える犬山の町並み
廻り縁を順路に従って右回りで・・・
西には木曽川に架かるライン大橋と伊木山
北は川を挟んで鵜沼の町並み
左には岐阜城、右には御嶽山も見えますが
入りきりません ><;
東の眺め
山の間に見える犬山モンキーパークの観覧車
左にツインブリッジ犬山橋、
右には犬山成田山です。
標高80mの天守からは
抜群の景色が楽しめます。
室町時代(1537)に
織田信康によって建てられた犬山城。
江戸時代に尾張徳川家の重臣成瀬正成が拝領、
明治4年(1871)に廃城後は県が所有。
その後、旧藩主の成瀬家に譲与されます。
幾多の変遷を経た犬山城は
平成16年(2007)
「(財)犬山城白帝文庫」に移管されています。
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コメント
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あっ、犬山城だあ!!!
言ってくれなきゃあ、すぐ麓に住んでるんだからあ…
14番目の写真の右端にウチの2階の窓が見えます。
窓を開けて、鼻でもほじくっているとちょっとアウトかなあ
みたいなロケーションです。
私がこのお城で許せないのは、1番目の写真に写っている
「国宝 犬山城」のチョー下手くそな文字
当代城主のオバサンに当たる人の「手」なんですけどねえ…
投稿: alphie | 2011年12月21日 (水) 20時14分
alphie さん
いやぁ~、今回も秘密裏?の訪問ですみません ^^;
まさかこんな近くにお住まいでしたか。
これなら犬山城は我が庭みたいなもんですね。
1枚目の写真
どれにするか迷いましたが
この字が当代城主のオバサンの手になるものとは。
勉強になりました。
投稿: 好好爺 | 2011年12月22日 (木) 09時50分
犬山城
こじんまりとしていますが佇まいも堂々としたもので
最古については色々諸論もありますが
尤も古い城の一つには違いありません
急な階段が物語ってますよね
今年は秋に訪れる事が出来ませんでしたが
好好爺さんの写真で拝見できました
投稿: 雪だるま | 2011年12月22日 (木) 13時54分
雪だるま さん
この城はほんとにこじんまりしていますねぇ。
天守はどこからみても素晴らしく
個人的にも好きな城です。
春にはよく訪れますが
秋に訪れるのは初めてでした。
投稿: 好好爺 | 2011年12月22日 (木) 16時08分
好好爺さん
犬山城は、木造建築の古い形を残しています。日本のお城では一番古く、国宝ですから、愛知県の誇りになっています。成瀬氏の個人所有でしたが、今では市に移管されたんですね。私も、勿論上ったことがあります。日本ラインの清流を眼下に見て、素晴らしい眺望でしたね。
投稿: shuttle | 2011年12月22日 (木) 17時31分
shuttle さん こんばんは
個人所有でそれも国宝という名城
木造造りの天守は素晴らしいですね。
今は財団法人に移管されましたが
それでよかったと思っています。
他の国宝の城にはないこの立地条件は
ここならではでしょうね。
投稿: 好好爺 | 2011年12月22日 (木) 21時02分