當麻の里から二上山
石光寺から當麻寺を巡ったところで
まだ昼前と早い時間。
他に行く予定もなく・・・いつもながらの気まま旅 ^^
ここからすぐに登山口がある人気の山、
二上山に登ってみました。
當麻寺から”傘堂”経由で登山口へ
その傘堂
郡山藩主本多政勝の菩提を弔うため
家臣の吉弘統家が独自に建立した位牌堂。
方柱1本で宝形造りの本瓦屋根を支える
風変わりな建物、
傘に見えることから傘堂といわれます。
この横にある大池
手前の山が邪魔ですが
その先に見える二上山の左に雌岳と右に雄岳です。
ここから少し歩きます。
登山口にある「祐泉寺」
門を直進すれば「馬の背」へと直登するコース、
この日は左の比較的緩やかな岩屋峠越えへ。
人気の二上山
この日も多くの方が登っていました。
低くても山は山
30分ほどで雌岳山頂(474m)です。
大きな日時計が迎えてくれますが
以前とは展望が悪くなったかとも・・・
ここからいったん馬の背に下りて
上り返す雄岳山頂が見えます。
九十九に折れる落ち葉の道や
整備された板の階段を登って
上り返した雄岳山頂(517m)ですが、
ここは展望のきかない広場です。
この先は美化整備料200円が必要(土日だけ)。
ここまで来たらこの先にある
大津皇子墓まで行かないと意味がない ><;
葛木坐二上神社(かつらぎにいますふたかみのじんじゃ)
ここから二上山駅口への道を少し下ります。
案内の石柱を見て
右の登山道を左に分けると
実に5年ぶりの再訪でした「大津皇子墓」
竹内街道を歩き
大伯皇女(おおくのひめみこ)のこの歌
”うつそみの人にあるわれや明日よりは
二上山を弟背(いろせ)とわが見む”を見て、
この墓が見たくて登った二上山でした。
雄岳から戻った”馬の背”
ここから「祐泉寺」登山口まで急坂を下ります。
予定のなかった二上山のひとめぐりで、
山麓から山頂へとぼたんの寺と歴史道
葛城ウオーキングでした。
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好好爺さん 今晩は
二上山とか大津の皇子とか、万葉集にも有名な方々に、縁の深い土地ですね。その昔、大学で「万葉集」の講義を受けた記憶が蘇ってきます。実際にその所縁の山に登られたんですね。私は未だ登っていません。それこそ縁があったらぜひ登りたい気持ちです。
投稿: shuttle | 2011年12月15日 (木) 20時42分
shuttle さん
この山は家族連れでも登れる山で人気があります。
南側に日本最古の官道といわれる竹内街道があります。
そのためか遺構が多く残っているようです。
個人的には伊勢斎宮の大伯皇女と大津皇子姉弟の話から
登ったのが最初でした。
多くの登山口がありそれぞれに楽しめる山のようです。
投稿: 好好爺 | 2011年12月16日 (金) 17時50分