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2011年12月15日 (木)

當麻の里から二上山

石光寺から當麻寺を巡ったところで
まだ昼前と早い時間。

他に行く予定もなく・・・いつもながらの気まま旅 ^^
ここからすぐに登山口がある人気の山、
二上山に登ってみました。

當麻寺から”傘堂”経由で登山口へ

Nijyo01

その傘堂
郡山藩主本多政勝の菩提を弔うため
家臣の吉弘統家が独自に建立した位牌堂。

方柱1本で宝形造りの本瓦屋根を支える
風変わりな建物、
傘に見えることから傘堂といわれます。

この横にある大池

Nijyo02

手前の山が邪魔ですが
その先に見える二上山の左に雌岳と右に雄岳です。

ここから少し歩きます。

Nijyo03

登山口にある「祐泉寺」
門を直進すれば「馬の背」へと直登するコース、
この日は左の比較的緩やかな岩屋峠越えへ。

人気の二上山
この日も多くの方が登っていました。

低くても山は山

Nijyo04

Nijyo05

30分ほどで雌岳山頂(474m)です。

大きな日時計が迎えてくれますが
以前とは展望が悪くなったかとも・・・

Nijyo06

ここからいったん馬の背に下りて
上り返す雄岳山頂が見えます。

九十九に折れる落ち葉の道や
整備された板の階段を登って

Nijyo07

上り返した雄岳山頂(517m)ですが、
ここは展望のきかない広場です。

この先は美化整備料200円が必要(土日だけ)。

ここまで来たらこの先にある
大津皇子墓まで行かないと意味がない ><;

Nijyo08

葛木坐二上神社(かつらぎにいますふたかみのじんじゃ)

ここから二上山駅口への道を少し下ります。

Nijyo09

案内の石柱を見て
右の登山道を左に分けると

Nijyo10

Nijyo11

実に5年ぶりの再訪でした「大津皇子墓」

竹内街道を歩き
大伯皇女(おおくのひめみこ)のこの歌
”うつそみの人にあるわれや明日よりは
        二上山を弟背(いろせ)とわが見む”を見て、
この墓が見たくて登った二上山でした。


Nijyo12

雄岳から戻った”馬の背”
ここから「祐泉寺」登山口まで急坂を下ります。

Nijyo13


予定のなかった二上山のひとめぐりで、
山麓から山頂へとぼたんの寺と歴史道
葛城ウオーキングでした。

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コメント

好好爺さん  今晩は

二上山とか大津の皇子とか、万葉集にも有名な方々に、縁の深い土地ですね。その昔、大学で「万葉集」の講義を受けた記憶が蘇ってきます。実際にその所縁の山に登られたんですね。私は未だ登っていません。それこそ縁があったらぜひ登りたい気持ちです。

shuttle さん
この山は家族連れでも登れる山で人気があります。

南側に日本最古の官道といわれる竹内街道があります。
そのためか遺構が多く残っているようです。
個人的には伊勢斎宮の大伯皇女と大津皇子姉弟の話から
登ったのが最初でした。
多くの登山口がありそれぞれに楽しめる山のようです。

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