伊勢大神楽 曲芸
伊勢大神楽 総舞の続きは前半の”曲”です。
放下芸と呼ばれる曲芸で
合い間に道化師と放下師との万歳が入り
何とも楽しいですがこの芸もまた見事です。
まずは”綾採(あやとり)の曲”から
いきなり加工した写真ですが、
曲の最初は2本のバイ(木棒)を空中に放り上げて
落ちてくるのを掴みます。
本来はタテ撮りの写真ですが、
見やすくするため切り取り繋ぎました ><;
次は3本のバイを自在に操ります。
見ている間にいつか曲は”水の曲”に入っています ^^;
芸の合い間に行われる道化師と放下師との万歳に
笑いながらも見事な曲芸を楽しみます ^^
こちらは何本もの竿を継ぎ足して、
空高く上げます。
見どころはその竿を操る放下氏の技。
高く伸びた竿の先からは紙吹雪が舞い
細い色紙が飛び出します。
大きくシナる竿を見事に操る放下師
その芸は見事でした。
次々と繰り出される曲芸
竿に載せた茶碗や徳利を空高く上げて
竿の先の小さな器で受けます。
これは徳利の妙技!
空高く放り投げた徳利
落ちてくる徳利を待ち構える放下師
見事にキャッチ!しました。
さすが・・・伊勢大神楽の曲芸。
このあとまだたくさんの曲や舞が続きますが、
今年もここまで ^^;
とにかく寒くて足先の感覚がなくなってきました。
来年はこの続きから見てみたいと・・・
鬼が笑う話ですね。 24日
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コメント
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好好爺さん 今日は
「放下」と言う言葉を以前何処かで聞きましたが、思い出せません。インターネットで調べましたところ、一切を擲つこと」と出ました。ああ思い出した。徒然草にある言葉でした。「この世の雑念を一切放下すべし」。しかし未だその他の意味として道化師、手品師ともあります。伊勢神宮での放下は、まさにこの意味なんですね。この芸で有名になった舞台芸人もいましたね。お写真で見るとかなりの技量のようです。その内テレビに出るかも知れません。
投稿: shuttle | 2011年12月26日 (月) 13時52分
shuttle さん
神楽の曲といわれるのがその放下の芸ですね。
ここで行われる伊勢大神楽は国重要無形民俗文化財の
6組の太夫と講社員だけです。
この日は8つの舞と8つの曲の16の芸がすべて演じられるため
総舞(総まわし)といわれるようです。
このあと大晦日にはまた1年の回壇へと各地に出発するため、
伊勢太神楽がテレビに出るのはおそらく
この日の総舞でニュースとして出るだけだと思います。
(他にも伊勢大神楽を名乗る集団があるそうですが)
投稿: 好好爺 | 2011年12月26日 (月) 18時07分
こんばんは~
シナル竿を操る見事な曲芸に
色々な曲芸の技素晴らしいですね。
身近で見たら冷や冷やものかも・・。でも楽しそう!
加工した写真
言われなければ気づかないほど
上手くつなげていますね^^;
投稿: aya | 2011年12月26日 (月) 23時01分
aya さん
今回は舞と曲を分けて載せてみました。
どちらも見事な芸です。
加工写真
どうしても落ちてくるバイが離れすぎて、
思い切ってその部分を切取りつないでみました。
それでもまだ分かり難いですけどね ^^
投稿: 好好爺 | 2011年12月27日 (火) 16時03分