吉祥草寺 採燈大護摩供養
「御所まち 霜月祭」
”山伏おねり”のあとは”採燈大護摩供養”です。
修験道の開祖「役小角(えんのおずぬ)」の生誕地、
「吉祥草寺」境内で行われる伝統行事です。
”山伏おねり”の途中から先回りした「吉祥草寺」。
境内には朝からすでに護摩壇が造られ
「大護摩供養」の準備ができていました。
山伏衆を迎える「御所太鼓 耀」の皆さん。
役行者の修行をイメージした演奏「飛天」が終わると
山伏衆が境内へ入ります。
印を切る?のは高位の山伏でしょうか?
練り歩いた山伏衆が続々と境内に入ると
護摩壇の周りは山伏衆で埋め尽くされます。
そこへ旅の山伏が登場
しばし「山伏問答」が行われます。
問答が終って
旅の山伏たちも所定の位置につきます。
ここから「採燈大護摩供養」の作法の儀が始まります。
まずは”法弓の儀”
四方、中央、鬼門の方角に矢が放たれます。
続いて法剣、法斧の儀式が行われ
護摩壇への点火の準備が済むと
祭文が読み上げられます。
そして護摩壇に火を入れる点火の儀式。
火が点けられました。
猛烈な煙が境内をつつみます。
煙が流れて火を扱う山伏の姿が見えた一瞬ですが、
すぐに煙の中へと消えます。
実はこの時点で
すでに帰りの時刻が迫っていました ><;
せめて護摩木の一本でも炎の中にと・・・
時計とにらめっこでしたが残念ながら時間切れ。
うず巻く煙を後に忍者のごとく疾走!
駅へと走る長い道でした。 13日
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