三河高浜 おまんとまつり
愛知県高浜市にある「春日神社」・「八釼社」で
10月1(土)・2日(日)に行われた「おまんとまつり」。
その2日目、
人出の少ない午前中にと出かけました。
境内には丸太で組まれた円形の馬場が造られて
すでに” おまんと ”が始まっていました。
一周100mの馬場を疾走する馬に
法被に地下足袋姿の若者が飛びつき、
人馬一体となって駆け抜ける勇壮な祭りです。
いきなりですがその模様から
組まれた丸太に足を掛け、
見る目の前を馬が疾走します!
馬の蹴散らす砂がかかり、これがホントの砂かぶり ^^;
まぁ、その迫力の凄いこと。
とにかく何も言うことがありません ><;
馬が近づくと本能的に身が引けます ><;
五穀豊穣や雨乞いなどを願い、
馬を美しく飾り寺社に奉納する「馬の頭(馬の塔)」から
” おまんど ”と呼ばれる。
馬場を疾走する馬に
高浜地区から集まった各組の
若者(若衆)たちが次々と挑みます!
飛びつき、しがみつき、一緒に走り、
跳ね返されては倒れる若衆たち。
昔は常時救急車が待機していたとか。
なるほどこれではと納得します ^^;
勇猛果敢な若衆たちの挑戦とは別に
こんな” おまんと ”もありました。
子ども(小若衆)たちの曳く馬(ポニー)です ^^
そして
こちらは少しお兄ちゃんたちが挑戦!
将来のまつりの担い手です。
お姉ちゃんも ^^
これも奉納行事のひとつです。
朝早くから夕方まで
ぶっ続けで続く” おまんと ”
昼近くになって人も増えてきました。
愛知県尾張、西三河地方を中心に伝承される
「おまんと祭り」。
そのなかでも特に知られる「三河高浜 おまんと祭り」
僅かな時間でしたが、
人馬一体の勇壮な駆け馬を楽しみました。 2日
« そば畑にヒガンバナ | トップページ | 伊勢の芭蕉句碑 »
「お出かけ・祭り」カテゴリの記事
- 南部盛岡 チャグチャグ馬コ(2024.06.18)
- 上野天神祭 足揃えの儀(2022.10.22)
- 桑名石取祭本楽 曳き揃え(2022.08.08)
- 小渡夢かけ風鈴(2022.07.17)
- 御在所岳の紅葉(2019.10.31)
こんばんは~
臨場感あふれる画像で
迫力が伝わってきます。
色々なお祭りがあるのですね。
お祭りの記事楽しく拝見しています。
投稿: aya | 2011年10月 5日 (水) 21時27分
これはまた勇壮なお祭りですね。
小さいうちからポニーで馴らしていくんですね。
日本には騎馬民族も入ってきたんだろうなあと思いました。
投稿: フデ | 2011年10月 5日 (水) 23時08分
限られた柵の中を 馬が走り 人間がひっしで飛びつく
シンプルなだけに 面白いですね〜〜〜
ポニーや 花飾りのお馬さんまで用意されて はにかみながら チョット得意げな表情がとても可愛いです。
人間と馬は仲良しですね〜 改めて・・・
投稿: きなこ | 2011年10月 6日 (木) 15時11分
ところで この日 男を上げた兵はいましたか?
投稿: きなこ | 2011年10月 6日 (木) 15時16分
aya さん
この時期は祭りが重なります。
なるべく地方の見ていない祭りを選んでいますが、
それがまた意外と重なるんですね ^^;
この祭りは動きがあり楽しみにしていたひとつでした。
投稿: 好好爺 | 2011年10月 6日 (木) 16時35分
フデ さん
朝から夕方までこんな状態が続きます。
確かに騎馬民族の感はありますね。
見ていても馬と接触するほどで
もの凄い迫力があります。
子供たち
これからこの祭りを伝承していってくれますね ^^
楽しい見る祭りでした。
投稿: 好好爺 | 2011年10月 6日 (木) 16時43分
きなこ さん
祭りに馬はよく見ますがこんな走るのは初めてでした。
初めは馬に神飾りが付いていたため、
男衆はしがみつくのが精一杯でしたが、
途中からどうなったのか?人馬の戦いですね。
子供たちはこれからの祭りの担い手です^^
男たち、
それはもう落とされても、跳ね飛ばされてもと
果敢に挑んだ全員が兵です ^^
投稿: 好好爺 | 2011年10月 6日 (木) 16時59分