鈴鹿の山・藤原岳を歩く
三重県と滋賀県の県境に連なる鈴鹿連峰
その北側にある「藤原岳」。
鈴鹿セブンマウンテンのひとつで、
花の藤原岳として多くのハイカーに人気の山ですが、
6年ぶりに歩いてきました。
藤原町からは表道(大貝戸道)と
裏道(聖宝寺道)がありますが、
今回は裏道から登って表道を下りるコースです。
裏道の入口はここ「鳴谷神社」横から
紅葉で知られる「聖宝寺」脇を回りこんで行きます。
登山道は入口から土砂崩れで通行止め、
本道の下にある迂回路を行きます。
「長命水」の前を通過して本道に入ります。
表道とは違って、
こちらはバリエーションのある山歩きが楽しめる道、
と、私的には思っています。
2合目から5合目まで
ジグザグに折れる道を淡々と行きますが、
さすがに久しぶりの山歩きで息があがります。
6合目手前の新緑
5合目を過ぎると視界が開け、
6合目にかけてはいつも花が見られるところですが、
さすがにこの時期は目だった花はありません。
変わりに新緑が目を癒してくれます。
6合目を過ぎると沢筋を行くガレ場の道。
ここから8合目までは胸突き八丁、
ガレ場からザレ場と変わる山腹を急登していきます。
ようやく点いた8合目の広場も花は無し ><;
ここから9合目へは緑を楽しみながらの明るい道 ^^
視界の開けた9合目
雪解けの頃には
セツブンソウと福寿草の競演が見られるところですが、
今はロープが張られて立ち入り禁止でした。
ほんの少し下界の景色を楽しんでいたんですが
あっという間にガスがかかってきました。
これは山頂もガスっているかな?と先を急ぎます。
途中にあるコバイケイソウの群落
この辺りは岩の多い道が続き、
結構長い時間がかかります。
道が尾根道になるとすぐに
藤原山荘(避難小屋)に到着。
さて、山頂展望丘(今は展望台です ^^;)ですが
ご覧のとおりガスの中!
ここから一度下って登り返しますが・・・
チョッと思案しながら休憩していたら
見事に晴れてしまいました!
山の天気は分からない ><;
では、今のうちにと目指す展望台です。
下りの途中で見た綺麗なヤマツツジ。
登り返してここが山頂展望台
石灰岩の岩塊が積み上げられた山頂ですが、
それほど広くはありません。
誰もいない藤原岳山頂(1120m)を、
独り占めで、さて休憩と思ったら、
なんと!またしてもガスってきました ><;
こちらは南側に鈴鹿の山々が連なるところ、
何も見えません。
急いでまだ少し視界のある東側
ガスが架かる寸前の眺望です ^^;
この後すぐに周りはガスに包まれていきました。
わずかな休憩でしたが下山します。
戻った8合目の広場で
花と蝶を楽しみながらの食事休憩でした。
何の木かと調べました ^^ 多分”カマツカ”の花、
そして蝶は”ウスバシロチョウ”です。
この後は単調な大貝戸道を下ります。
下山した大貝戸登山口
こちらには「神武神社」があります。
いつも春先か秋の山歩きでこの時期は初めて、
花の撮影も期待して持っていったカメラも使わぬまま、
コンデジ片手に久しぶりの藤原岳でした。
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