宇気郷 山里のひなまつり
旧暦で飾るお雛さんも残り1週間となりましたが、
昨年に続いて訪れた「宇気郷 山里のひなまつり」です。
三重県松阪市柚原町(ゆはらちょう)界隈で始まったひなまつり、
今年は後山町(うしろやまちょう)、飯福田町(いぶたちょう)にも
お雛さんが飾られています。
歩いて巡る(全会場なら10キロほど ^^;)も良し、
もちろん車でも良しですが・・・まずは町なか歩きから。
宇気郷(うきさと)の北地区
集落から少し上に上がります。
高台にあるお家の雛飾り ^^
今年も少し早く到着!
人出の少ない時間に見て回りました。
こちらのお家は昨年も載せましたが、
少し飾り付けが変わっていました ^^
玄関先の座敷に飾られているお雛さん。
その中から、
昭和39年の御殿飾りです。
次も少し道を上がります。
庭には休憩用の椅子が置かれていて、
気持ちの温まるおもてなし。
ガラス戸を開けてお雛さんを拝見。
昭和50年代でしょうか?7段飾りです。
まだ時間が早かったこともありますが、
開いていないガラス戸を自由に開けて見る事になります。
北地区は16番からですが、ここが2番目の札が貼られたお家、
このあとは南地区に。
この地区は入り口から最奥まで1キロほどあります。
途中のお雛さんは昨年載せました ^^;
この先が宇気郷の南地区でも一番奥になります。
そこに一軒だけある喫茶店です ^^
飾られていたお雛さん ふたつ
その左にあった内裏雛
これは昭和後期のものでしょうか?
天冠も珍しい形をしています。
ここから駐車場に戻って次の後山町と
飯福田町には車で移動。
飯福田町に向かう途中の後山町にある一軒のお家、
その傍にあった水車小屋です。
ここは今年初めての雛会場
囲炉裏の部屋に飾られていたお雛さん、
お休み処として開放されているようで、お茶の接待もあります。
そしてこちらも今年から
宇気郷村の入り口から4キロほど走ってきました ^^;
「伊勢山上 飯福田寺(いぶたじ)」です。
少し離れたところの仁王門前に車を停めてきましたが、
まずはお雛さんを。
ふたつのお雛さんが飾られていましたが、
その左の飾りです。
ご住職夫妻のお嬢さんのお雛さん ^^
真太呂作の平飾りです。
真太呂の木目込人形もたち雛は時々見ますが、
平飾りでこれだけ揃ったのは初めてでした。
良いものを見せてもらって来た甲斐があったというもんです。
ところでこの伊勢山上、
ここは役行者小角の開創による霊場と伝えられるところ。
修験者の行場として多くの人に知られています。
その行場は先に見える「薬師堂」の左手が入口、
山上にある「岩屋本堂」を巡って右手の下向口に下りてきます。
一度は・・・と思いながら今だ達成できず、
おそらく鎖場の続くこの岩場めぐりはもう無理かな~とも。
下から遥拝するその「岩屋本堂」
大岩の口の中にある祠ですが、
ここもその修行場のルートのひとつです。
「宇気郷 山里のひなまつり」(~4月3日まで)
今年は思わぬところにまでお雛さんを巡りました。
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好好爺様
昨日は見事な「シダレザクラ」を見せていただきました。
「宇気郷 山里のひなまつり」静かな佇まいを感じますねぇ。
何せ、北国に暮らしますのでまだ、モノトーンの世界、
羨ましいほどの暖かさを感じながら観ております。
好好爺様の探索なさる所は、郷と言うか里と申しましょうか、
土の匂いの懐かしい所ですね。いつも楽しみです。
投稿: hiro | 2011年3月31日 (木) 23時44分
hiro さん
こちらは寒いとは言え春の訪れを感じます。
花も梅から桜、そして春の花へと移ります。
宇気郷、
ここは山に囲まれた静かで小さな山里です。
>土の匂い
私には日本の原風景ですね。
そんな風景が撮れればいいなぁと思っています。
投稿: 好好爺 | 2011年4月 1日 (金) 18時04分