紀州海南ひなめぐり
和歌山県海南市で行われていた
「紀州海南ひなめぐり」(3月3日まででした ^^;)です。
我が友からのメールが届いたのがイベント終了の前日 ><;
飲み過ぎた日の早朝起きはキツイと思いつつも・・・それはそれ。
雛めぐりならばと ^^ 飛び出したのは良かったんですが、
高速の渋滞と降る雪で凍結防止の規制があって、
予定より遅れてようやく着いたJR海南駅でした。
駅に作られた11段飾りの雛段、
巨大ひな壇にはあまり驚くことはなくなりましたが、
駅の構内に飾られていたのにはチョッとビックリでした。
この裏手の物産館にもたくさんのお雛さんが飾られています。
内裏雛は別として、
前に並ぶお雛さんはたわしと、ほうきのお雛さんです ^^
ここ海南市は”亀の子たわし”の発祥の地だそうで、
地元の棕櫚から作られた、たわしやほうきが特産だそうです。
そしてもうひとつやはりこれ、紀州雛ですねぇ。
個人的にも山口市の大内雛とともに好きな郷土びなです ^^
では町なかへと、
道沿いに飾られていたケース雛にビックリ!
青空天井で野ざらしですが・・・
まぁ、ケースですからすぐ片付けられますかね ^^
扉を開けていただいてるところや、
お店の中に入って見せてもらえるところも多いんですが。
やはりショーウインドウのガラス越しが多いのは
どこもやむを得ませんか?
こちらはそのなかでもメインの「ひなみ館」の展示、
段飾りや親王飾りも年代ものが並びます。
このときは単純に撮ってしまいましたが、
この内裏雛は今年のポスターのお雛さんだそうでした ^^
段飾りに挟まれた中央にあります内裏雛には「雑賀 蔵」と、
戦国時代に紀の国北西部に名を馳せた、
あの雑賀衆(さいかしゅう)に関係するものでしょうか?
こちらは「淡島神社 蔵」と、
紀州流し雛で知られる「淡島神社」の所蔵ですね。
両脇に並ぶ立ち雛ふたつ
こちらはチョッと詳細が分かりませんが ><;
この立ち雛、説明書はありませんが、
紀州の田舎雛で「御坊立雛」(大正~昭和初期)です。
写真で見てはいますが、本物を見るのは初めてでした。
少々御髪が乱れていますが、これは凄い!
これを見せてもらっただけで来た甲斐がありました ^^
まぁ、ビックリの町なか雛めぐりですが
これも大正期のお雛さん
このお店の飾りだけで海南雛めぐりは堪能してしまいました。
でももう少し商店街を巡ります。
こちらも 「雑賀 蔵」とありますが、
明治期のものでしょうか? 素敵なお雛さんです。
載せたいお雛さんはたくさんあるんですが
やはりガラスへの写り込みが激しく思うになりません ><;
そんななかからいくつか
お顔の造りがかなり現代的ですが、
大正から昭和初期のお雛さんでしょうか?
こちらも「淡島神社蔵」の札がある古雛ですが、
さすがに個人の家では見られないお雛さんを見てきました。
このあとは紀州漆器のまち黒江へ。
町なかに飾られているお雛さんを巡ります。
道中を案内してくれるのは道筋に掛かるこのお雛さん ^^
途中にもお雛さんが飾られた家があって、
楽しみながら20分程の移動でした・・・続きます。
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体調も気象条件も最悪の中、遠方までご苦労さんでした。
さすがに紀州の殿様のお膝元ですねー。
ちょっと違います。
好好爺さんもそんなにお若く無いようですから、晩酌は控えめに !!
♪ 『 もうすく゜春です 季節の変わり目は、
気がかりなんです あなたの深酒が…』 ♪
投稿: 茶太郎 | 2011年3月 5日 (土) 12時45分
茶太郎 さん
紀州のひなめぐりもまた良し!ですねぇ。
今年からという記念の第1回ひなめぐりに、
紀州田舎雛の「御坊立ち雛」と言うことなしでした。
>晩酌は控えめに !!
お気遣いありがとうございます ><;
これだけはねぇ、眠るまで飲んでます ^^
♪”許してください 私のわがままを~~”
投稿: 好好爺 | 2011年3月 5日 (土) 17時25分