瀬戸のお雛めぐり 其のⅡ
「久米邸」のお雛さんを見せてもらって外に出たら、
”古典雛展示”の案内がありました。
その案内に沿って家の横に回ると
”この蔵の2階にもお雛さんが展示してあります”
と、声をかけていただきました。
”見せていただきます”とお礼を言って蔵の中へ
いきなり目に入ったこの内裏雛
何気なく飾られていましたが久しぶりに
内裏雛を並べます ^^
明治の初期のものでしょうか?綺麗なお雛さんです。
天冠も素敵で綺麗に保存されています。
そして2階にお邪魔しますが・・・
これもまたビックリの箱階段
こういう場所で昇らせてもらえるとは思わない代物です。
そして2階の雛飾りに2度ビックリ!
撮ってる後ろには古美術的な屏風がありますが、
部屋の三方の壁際にはびっしりと雛飾りが展示されています。
ちょっと暗くてカメラのISOも最大にしていますが
光の入り方とも明暗さまざまで出来はご容赦を。
これはいつ頃か?
お顔からは江戸後期から明治初期でしょうか。
これは関東雛とありましたが、
時代は大正期でしょうか?
窓際に並べられた五人囃子人形と雛道具
昭和初期の御殿飾りですね。
このあたりは何の説明もありませんので推測です ^^
これは書いてあるとおり、
大正時代の可愛い御殿飾りです。
ひときわ大きな壇の上に飾られていた雛壇から、
内裏雛だけを切り取りました。
ちょっと変わったお顔の女雛ですがこれは関東風ですね。
そして御殿飾りは
右が昭和、左が大正時代のもの
そして明治時代の内裏雛と続きます。
ちょっと射し込む光が交錯してますが敢えて ^^
こちらは「有職雛」
まぁ、なんともたくさんの古典雛を拝見!
最後はこの女雛です。
相方はグレて、いやブレて使い物になりませんでした ><;
せめてお姫様だけでも・・・
しかしお顔にふさわしい素晴らしい衣装と天冠です。
すっかり堪能しました古民家「久米邸」の蔵の雛飾り、
このまま帰ってもよかったんですがすぐ傍にある「無風庵」です。
やはり「瀬戸のお雛めぐり」の目玉でしょう!
庵の中の飾りをざっと載せておきましょう ^^
正面に大きな「享保雛」
左が1750年代、右が1760年代とあります。
右には明治の白木の京風御殿飾り
そして左には小さめの「享保雛」
ここちらは1716~36年頃と書かれています。
3度目ですがこの享保雛だけはしっかりと記憶に残っています。
そして今年はまた素晴らしい古典雛を見せてもらった
「瀬戸のお雛さんめぐり」でした。
« 瀬戸のお雛めぐり 其のⅠ | トップページ | 大府盆梅展・大府市 »
「お出かけ・ひなまつり」カテゴリの記事
- いわむら城下町から岩村城跡へ(2024.03.12)
- 岡山城・烏城ひなまつり(2024.03.08)
- 香川ふたつの町のひなまつり(2024.03.05)
- 佐賀城下ひなまつり(2024.02.15)
- 中馬のおひなさんin足助(2023.02.25)
コメント