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2011年2月28日 (月)

岩本山公園・梅園

静岡県富士市にあります「岩本山公園」
梅と富士山が撮れる人気の梅園だそうですが、
開花情報は7分咲きとのことでした。

天気予報と我がスケジュールからはこの日しか無く、
あとは天気任せと・・・     26日 

途中で変わる空模様を気にしながら・・・
走る高速道路から見えた富士山に思わずヤッタ!と。

富士川サービスエリア

Fuji01
快晴の青空の中、何も言うことがないほどの好条件!
気持ちはすでに梅園に。

ここから高速を下りて近道を行きましたが、
我が古いナビには無い道、
迷いながらようやく辿り着いた「岩木山公園」です。

Fuji02
梅園の開花状況、
入り口近くはご覧のとおり。

Fuji03
先に行くほど咲いていますが・・・
まだこれからの木も多く見かけます。

さて、梅と富士山

Fuji04
すでに多くのカメラマンが富士山にカメラを向けています ^^

その間に入っての撮影

Fuji05
Fuji06
Fuji07

ここから撮る富士山は素晴らしいんですが、
まともに狙うと、アンテナの鉄塔、ゴルフ練習場のネット、
そして高い枯れ枝が入り込みます ><;

Fuji08

狙う富士山と梅、
どうしても無理な構図になるんですが ><;
これだけの富士山が見れれば大満足 ^^

Fuji09

やはりここは梅園、梅の便りも入れておきましょう ^^

Fuji10
Fuji11 

まだ早いかな?と思いましたが、
場所によっては満開のところもありました。

Fuji13 
やはり最後は梅と富士山で、
最高の天気で堪能した「岩本山公園・梅園」。

ここを教えていただいたのは fujibijin さんでした。
http://fujibijin.blog24.fc2.com/blog-entry-124.html

行ってきました 、そして堪能しました ^^
fujubijin さん、情報ありがとうございました。

2011年2月27日 (日)

津・大門のおひなさん

「美し国 三重 ひな街道」
まもなくこのイベントも終わりますが、
まだ訪れていなかったのが「津・大門のおひなさん」でした。

大門(だいもん)商店街、
今年はメイン会場が変わります。

Daimon01
その新しいメイン会場はオーデン大門ビル
昨年までのメイン会場に飾られたお雛さんがこちらに集合、
(一部はガラス窓越しに残ります ^^)
飾りも一新です!

Daimon02
白木の御殿飾り
江戸後期のものですが・・・以前のものとは違います。
チョッと調べてみたいような御殿でした。

一新された会場はまた雰囲気も変わりました。

Daimon03
Daimon04
Daimon05
入り口近くに飾られたお雛さんと、
奥には手作りの雛飾りの作品が並びます。

今年も町なかの飾りをご紹介。

Daimon06
Daimon07
Daimon08
全てとは言いませんが
やはりガラス越しの撮影が多く写り込みは覚悟でしたが、
中には店内に飾られていたお雛さんもあります。

Daimon09
Daimon10
こちらは以前に載せたかも知れませんが、
可愛い木目込立雛。

Daimon11
以前のメイン会場です。

こればかりはどうしようもありませんが、
今年はこの店舗は使用できなかったようです。

Daimon12
着物姿でこられる方も、
以前にも瀬戸のお雛さんめぐりでも拝見しましたが、
お雛さんめぐりに着物姿とはいいもんでです ^^

Daimon13
Daimon14
Daimon15
ウインドショッピングではありませんが、
こうしてゆっくりと見るお雛さんもまたいいものです。

これも以前に載せたかも知れません

Daimon16
真多呂作の木目込古今雛
まぁ、あるところにはありますが・・・素敵です ^^

「美し国 三重 ひな街道」
全6箇所をめぐり終えてこれにて終了。
あとはまた旧暦の雛めぐりとなりますが、
さて、今年はどこへ参りましょうか?・・・まだしばらく続きます。

2011年2月26日 (土)

いつきのみや歴史体験館

三重県多気郡明和町斎宮にある「いつきのみや歴史体験館」、
ただいま開催されている” いつきのみやの春・桃の節句 ”です。

”美し国 三重 ひな街道”に参加している6会場のひとつ、
いつもの町なか雛めぐりとはチョッと違いますが、
また、一味違った?「桃の節句」でした。

Ituki01
玄関で迎えてくれます”吊るし飾り”と2つの雛飾り

Ituki02
選んだお雛さんはこちらの飾り
桃の節句に相応しいと勝手に判断!
とっても可愛らしいお雛さんです ^^

Ituki03
壁際には雛絵と手作りのお雛さん

この下には「斎王雛」と立札がありましたが、
たくさんの手作りびなが並びます。

そしてメイン会場

Ituki041
正面左手と

Ituki042
正面に飾られた雛飾りです。

御殿飾りがふたつと段飾りが年代順に並びますが、
その中から古いものから3つを

Ituki05
ガラスケースの中で写り込みがありますが敢えて ^^
江戸末期の御殿飾り。

玄関続きの白木造りはどこかで見た記憶がありますが・・・?
思い出せないのは年のせいか ><;
人形の並びは別としてこの屋根の造りは初めてです。

Ituki06
こちらは大正9年とありました。
内裏雛だけを切り取りましたが雅楽の五人囃子です。

Ituki07 
Ituki071 
昭和8年の段飾り
仕丁の持ち物が箒、塵取り、熊手で京風(関西風)ですが、
久しぶりに見ました ^^

とまぁ、お雛さんはこんなところで、
この日は「装束試着体験」に予約が入っていました。

はじめてみる装束試着にチョッと興味が・・・
この日の体験者は小学6年生の男の子です ^^
装束は直衣(のうし)、貴族の普段着ですね。

許可をもらって撮らせていただきました。

Ituki08 
Ituki09 
装束の着付けを見るのは初めて
何が何かよく分かりませんでしたが・・・。
着付けを始めてから冠を付けて終わるまで約30分ほど。

Ituki10
若く凛々しい平安王朝人の直衣姿が完成です ^^

こちらでは十二単の装束試着体験は有料ですが、
小袿(こうちき)は自由に着ることができます ^^
初めての装束試着を見せてもらった
~いつきのみやの春「桃の節句」~でした。

これで終わろうと思ったんですが一気に公開!
この近くにある「斎王歴史博物館」の傍にある梅林へ。

Ituki11
Ituki12
紅梅、白梅が咲き乱れる梅林!
7分咲きぐらいでしょうか?

Ituki13
Ituki14

この27日の日曜日には
「第7回 いつきのみや梅まつり」が開催されます。

Ituki15
Ituki16

二度に分けるつもりの
「いつきのみやの春 「桃の節句」と梅林でしたが、
美し国 三重 ひな街道」はまもなくそれぞれに終わるため
チョッと先を急ぎました ^^

残る雛まつりは「津・大門のおひなさん」
この後立ち寄りました。

2011年2月25日 (金)

あげきのおひなさん

三重県いなべ市北勢町阿下喜地区で開かれている
「あげきのおひなさん」
昨年は見に来ることができなかったので2年ぶりです ^^

まずはメイン会場の「ウッドヘッド三重」から

Ageki001
入り口を入ると右に親王飾り、
正面には黒木造りの7段飾りが迎えてくれます。

”1階奥の和室には大正雛があります”、との案内板

Ageki002 
今までは2階に展示されていた大正10年の御殿飾りと、
源氏枠飾り(これも大正初期のものと思われます)が
並べて飾られていました。

2階へ

      Ageki003
一番左には折り紙で作られた段飾り ^^

そして会場はこんな飾りです。

Ageki004_2
Ageki005
Ageki006
毎年(昨年は見ていませんが)
飾りに工夫されているのがよく分かります。

では町なか雛めぐりへと出かけましょうか ^^

Ageki007
ガラスの窓越しですが、
昭和4年と書かれていました綺麗な屏風飾りです。

この町もまたガラス越しの雛めぐり、
激しい写り込みは撮っていませんが多少のものは敢えて・・・。

Ageki008
こちらは以前にも載せましたが
”お休み処”に飾られていた明治の頃のお雛さん。
明治の後期頃でしょうか?

こちらは中に入れていただきました ^^

Ageki009 
昭和後期の飾りがふたつ

      Ageki010
こちらは平成でしょうか?チエックもしませんでしたが、
新しい段飾りもまたそれなりに・・・よろしいですね ^^

Ageki011
ここは以前には第二会場だったところ

Ageki012 
ここも飾り付けには苦労されています ^^

Ageki013 
昭和40年代の木目込雛
娘さんのために作られたお母さんの手作り雛だそうです。

Ageki014
こちらは新しい木目込み
最近は手作りの木目込みがたくさん見られますが、
これもそうでしょうか?

      Ageki015_2             
お部屋のガラス戸を開けていただいていたお家の段飾り、
吊るし飾りがあって華やかです。

Ageki016_2 
こちらも個人のお宅ですが、
やはり飾りものがあると雰囲気が違いますか?

今年は町なかの約100箇所に飾られているお雛さん!
2年ぶりの「あげきのおひなさん」でしたが、
回を重ねるごとにお雛さんが増えているようです。

2011年2月24日 (木)

中山道・南木曽から倉本

少し暖かくなり日も長くなって久しぶりの街道歩きに出ました。

今回は中山道
今まで歩いた中で、ちょうどこの区間だけが抜けたまま、
その南木曽から倉本までです。

Nagiso 
南木曽駅から妻籠に向かって少し戻り、
D51のある鉄道公園の先で中山道に入ります。

最初の三留野宿を通過し次の野尻宿へ向かいますが、
しばらくは何もない国道19号線を歩きます。

柿其渓谷入り口でようやく国道を離れます。

Nakasendo01
十二兼駅を過ぎて大桑村に入っても見るところ無し ><;
並行する中央本線を走る列車(これは特急しなの)が旅の友 ^^

Nakasendo02 
野尻宿の手前で雪の南アルプス(中央アルプスの間違いです^^;)
連峰がみえました。

そして、三留野宿から2時間ほどでようやく野尻宿です。

Nakasendo03
ここが宿場の西のはずれで
この家の屋号が「はずれ」だそうです ^^

木曽十一宿の中でも旅籠や茶屋が三十余軒もあって繁栄し、
今もその面影を残すという・・・今回はただ通り過ぎるのみ。

Nakasendo04
再び中央本線と並走する道を行きながら・・・
ここからしばらくは正面に見える雪の中央アルプスが旅の友です。

道が再び国道に合流すると「道の駅大桑」です。

Nakasendo05
少し早かったんですがこの先食事処は期待できず、
ここで早めの昼食と休憩です。

こうしたところで休憩や食事をすることは稀です。
この国道沿いにはコンビニがほとんど無く、
このあと1箇所だけを見かけただけでこれは正解でした ^^

道の駅を後に先を行きます。

Nakasendo06
見える町は大桑村
駅の手前で国道を離れ大桑の町なかへ。
すぐに弓矢集落の山側に続く長いだらだら坂を登って行きます。

道の駅を出て1時間程で岩出観音堂に到着

Nakasendo07 
京都の清水寺に似た懸崖造りで、
木曽の清水寺ともいわれるという観音堂です。

Nakasendo08
その舞台からの景色 ^^

そしてこの日の楽しみでした須原宿です。


Nakasendo09
何度か道を間違えてようやくたどり着きましたが、
その前に寄り道です。

すぐ傍にある「定勝(禅)寺」

Nakasendo101
いつも車で国道の看板を見るだけでしたが
初めての立ち寄り。
といっても旅の途中で入り口と境内だけです ^^

Nakasendo102
Nakasendo103
山門と本堂
あとは雪の残る境内を見て先を急ぎます。

      Nakasendo11
      須原宿
      ここはまた水舟の里

Nakasendo12
町のあちらこちらにある水舟

水舟(みずぶね)
檜の大木を刳りぬいて水を溜め共同井戸として利用し、
飲料水としても使われています。

Nakasendo13
こちらは「子規の歌碑」

Nakasendo14
そして須原駅の傍に建つ「幸田露伴と須原宿の碑」

肝心の宿場の様子は載せていませんが、
ここには本陣跡に脇本陣跡が残り、
宿場にもかっての面影が色濃く残ります。

そして再び長い国道歩きが続き、
この日の目的地の倉本駅でした・・・が。

Nakasendo15
すでに発車する上りの電車、
この時点ではまだ余裕でしたが・・・。

駅舎で見る時刻表には次の列車は2時間後と ><;
予定より1時間以上も早い到着があぁ無常!
中央本線ローカル区間の見事なダイヤです。

余談ですが ^^
この後思わぬ展開で他人さまの親切に触れ、
身にしみて嬉しい旅の結末でした。

2011年2月23日 (水)

世界の椿園・尾鷲市

雛まつりはチョッと休憩して梅園といきたいところですが ^^
まだ咲き始めから3~4分咲きの情報が多く、
今しばらくは咲くのを待つとして・・・今回は椿です。

尾鷲市大曽根公園内にある「世界の椿園」、
存在は知っていたんですが何度も行く機会を外していました。

この日から始まった椿園の案内(3月までの土・日・祝日限定)、
今回はこのためにだけで行きました ^^   20日

Tsubaki01
ここが入り口のひとつ

公園の駐車場から遊歩道を来るか車道を来るか、
それともそのまま椿園に車を入れるかですが・・・
こちらは駐車場が狭いので要注意!

Tsubaki02
公園から来る遊歩道はこの右の道になります。

さて、椿ですが

Tsubaki03
Tsubaki04 
どこに咲いているのか?分からないほどで ><;
これはまだ早すぎた・・・と思いながら。

”♪椿咲く~~~春なのに~~”にはまだ遠い ^^

Tsubaki05 

園内には国産種541種、外国産種184本、725本の椿と、
市の花であるやぶ椿が約3、000本植樹されていると。

とにかく山の中に植えられている椿の木は凄い数で、
まるで椿の森、その1本1本に名前が書かれています。

これらはすべて県内外からの基金を募って植樹されたもの。

Tsubaki06
Tsubaki07
まぁ、今は花の数より木の方が多く探しながらの散策、
椿展も開催されるようですがそれはまだと。

Tsubaki08
緩やかに上っていく遊歩道
道の左右はすべて椿の木です ^^

Tsubaki09
Tsubaki10
Tsubaki11
パッとは咲いていませんが
まぁ、それなりに楽しみながら・・・。

Tsubaki12
途中で遊歩道が二手に分かれますが、
どちらを行っても上から回って来るとここで合流します。

右手から行きました ^^

Tsubaki13
Tsubaki14
花だけ見ていると結構咲いているように見えますが、
まだまだ蕾が多く、そんな中から・・・選んでいます。

Tsubaki15
最上部から下ると外国産種の椿園

Tsubaki16 
Tsubaki17

満開となったこの椿園を見てみたいものですが、
いったいどんな感じなんでしょうね ^^
ただ、これだけ椿の木が多いと、
意外と満開という感じがしないかもしれないかも?知れません。

Tsubaki18
椿園から見る尾鷲湾

このあと大曽根公園の展望台に行きましたが

Koen01
こちらにはたくさんのヤブツバキが咲いていました。

そして展望台

Koen02
目の前に広がる尾鷲湾

チョッと曇り空で霞んでいましたが、
ここから眺める景色もまた格別でした。

2011年2月22日 (火)

日野ひなまつり紀行 Ⅱ

日野のお雛さん見て歩きの続きです。

今年は初公開された神社のお雛さんを初め、
町なかでも多くの古雛を見ることができました。
今回はそんな中からいくつかの古雛を中心に載せます。

まずは綿向神社に伝わる由緒あるお雛さん!
本来は26日から公開との事であきらめていたんですが、
なんと、この日は公開されていました。(ラッキー \(^o^)/)

Hino01_3
会場は綿向神社の社務所です。

Hino02
並ぶお雛さんは江戸時代後期の内裏雛

Hino03 
右手奥にはこの白木造りの御殿飾り
明治末期から大正期とあります。

その江戸後期といわれる内裏雛から

Hino04 
Hino05
お顔の造りと衣装がまったく違うふたつの古今雛です ^^

Hino06
こちらは明治14年4月に京都で作られたと。
説明がありましたがその由緒のとおり素敵な雛飾りでした。

町なか雛めぐりに戻りますが、
ここからは中心部も西会場が中心になります。

Hino071 
先に出しました木目込立雛のお店です ^^
古い羽子板が並びますがこの古雛もまた素晴らしいもの。

Hino072
Hino073
このあたりも江戸後期から明治初期でしょうか?
とにかく見ていても飽きませんね ^^

こちらも通りで見せてもらった内裏雛

Hino08 
個人のお宅ですが江戸中期から後期?の享保雛、
こんな町なかで見るのは初めてで驚きました。

このあとは「近江日野商人館」から双六町、清水町、内池町へと
巡って行きます。

      Hino091 
      飾りに惹かれて思わず案内を乞うたこちらのお宅

Hino092

明治元年に造られたというお家ですが、
その部屋に飾られていたお雛さんです。

Hino093
明治42年の雛人形という・・・
重厚なお家の部屋にピッタリの親王飾りです。
この右手には御殿の段飾りもありました。

そしてこちらは注意しないと気が付かないお宅

Hino10
流れるひなまつりの歌に導かれて板塀をくぐりました ^^

明治初期の古今雛でしょうか?
このイベントのおかげで30年ぶりに飾ったそうですが、
ひとしきりご主人とのひな談義でした。

チョッと表通りに戻ります ^^

Hino111
Hino112
ガラスへの写り込みが激しく一旦通り過ぎたんですが、
情報をもらって改めて近くから撮りました。
ともに江戸後期の内裏雛、何も言うことがありません!
素晴らしい古雛でした。

今年も楽しませてもらった「日野ひなまつり紀行」
最後はやはりこちらのお宅でした。

Hino121
「ふるさとのおもちゃ館」
素敵な古雛と凄い郷土人形が並びますが。

”だんだんと馬力がなくなって今年は飾れなかった”と
おっしゃってみえましたご主人・・・冗談でしょうが ^^

今年はこれをと

Hino122
近江を代表する郷土玩具、ピンピン鯛とピンピン馬。

子供の誕生の際に疱瘡除けとして男児にはピンピン馬を、
女児にはピンピン鯛が贈られたそうです。
ようやく手に入れたと、貴重な郷土玩具を見せていただきました。

今年も「日野ひなまつり紀行」
初めてのお雛さんもたくさん見られて例年になく充実した一日、
そんな日野の”町なかひなめぐり”でした。

2011年2月21日 (月)

日野ひなまつり紀行 Ⅰ

今年もまた「日野ひなまつり紀行」が始まっています。

滋賀県日野町で行われる恒例のひなまつり、
今年は初めて見るお雛さんもあって、
例年になくゆっくり、じっくりと一日かけての雛めぐりでした。

まずはそんな町なか雛めぐりから。

Hinohina01 
Hinohina02
今年の「まちかど感応館」の雛飾り、
他にもいつもの古雛が並びますが・・・
以前に紹介しているもので、この日はまず町なかへ。

といいながらすぐ前にありますお家のお雛さん。

Hinohina03
今年初めて公開されている個人のお宅ですが、
素敵な内裏雛が飾れれていました。

そしてもうひとつを先に ^^

Hinohina04
こちらも初めてお邪魔したお店ですが、
この御殿飾り
屋根が畳のような素材で葺かれているようにも、
糸で織られているようにも見えますが・・・
チョッと珍しい葺き屋根ですが三河で造られたものとか。

町に戻って、さじき窓から見るお雛さんです ^^

Hinohina05 
Hinohina06
Hinohina07
Hinohina08

日野でしか見れない”さじき窓のお雛さん”ですが、
雛飾りを写真で撮ると反射が激しくここは雰囲気だけで ^^

Hinohina091   
こちらは格子越えに

そのお雛さん

Hinohina092
御殿飾りでしょうね?
木目込の可愛い段飾りでした。

Hinohina10

町なかの素敵な飾りを見て行きますが、
とにかくガラス越しには撮れないお雛さんが多いですね~。

Hinohina11
こちらは古雛、古い羽子板などが並ぶお店でしたが、
その中からこの木目込立ち雛です。

Hinohina12
Hinohina13

工夫を凝らした町なかの飾り、
それぞれに楽しませてもらいました。

Hinohina14

今年はお馴染みの”竹筒飾り”と
俳句の書かれた短冊の下がる”ほい飾り”が
玄関先と店舗の前に飾られて華やかです。

まずは町なかめぐりから次は古雛を中心に・・・続きます。

2011年2月20日 (日)

長浜のお雛さまめぐり

長浜盆梅展のあとは長浜の中心部で町なかめぐりでしたが、
今年で第3回目という「長浜のお雛さまめぐり」です。

実はこの日、
以前に買った「浅井三姉妹博覧会」の3館共通券で残った、
「長浜黒壁・歴史ドラマ50作館」を見る予定でした。

その途中の大手門通りでたまたま目に入ったお雛さんから、
このイベントを知りました。

Hinameguri01
これはもう、当然ですがこちらが優先です ^^

Hinameguri02
Hinameguri03
通りのお店に飾られたお雛さんに雛道具

そして最初にお邪魔したお店の雛飾りがこちらです。

Hinameguri04
並ぶ雛飾りは
奥から明治、大正そして昭和初期のもの。

どれも素晴らしいですがその中から

Hinameguri05
この明治の内裏雛は古今雛の親王飾り、綺麗です ^^

ご主人の話を聞きながら、
この前のお店に大きなお雛さんがあると聞きます。

Hinameguri06
早速伺いましたが、驚き!
江戸後期だそうですが大きな古今雛です。
天冠も素晴らしいですが、やはり御髪の傷みが辛いところ、
しばし、お話を聞きながらビックリのお雛さんでした。

そして、ながはま御坊表参道へ

Hinameguri07
こちらのお店にはこの飾りです。

大きい内裏雛は”明治28年の第三回内国勧業博覧会
褒賞三等有功賞 ”との説明書きが。
立ち官女三人の身のこなし、他の人形の表情、姿なども
また珍しいものです。

そして中央の内裏雛

Hinameguri08
”おそらく江戸後期の作” とあり、元は御殿雛でしたとも、
とすれば源氏枠飾りだったのでしょうか?
いずれにしても江戸後期から明治初期のものでしょう。

そのあと見せてもらった店でまた情報を聞きますが、
これぞまさに雛めぐりの醍醐味です ^^
こちらは少し離れているので最後の楽しみに・・・。

そして大通寺からゆう壱番街を西に向かいます。

Hinameguri09 
こちらのお雛さんは段飾りでしたがその内裏雛を、
昭和29年頃とおっしゃってみえましたがこれも年代物です。

Hinameguri10
こちらは道筋で唯一見た御殿飾りでした ^^

さらにこちらの飾り

Hinameguri11
さすがに雛飾りよりそのいる口に驚きましたが、
お雛さんも素敵でした。

そして初めて見ました立太子・・・

Hinameguri12
以前どこかで見たような気もしますが?
こんな新しい物ではなかったですね。

Hinameguri13 
このお雛さんはとても綺麗な内裏雛でしたが、
見る方は(撮る方か?)チョッと辛いものがあります ><;

では、教えていただいたお店です。

Hinameguri14
中心街から少し外れたところにありますが、
この内裏雛
寛政12年(210年前)とあります古今雛です。

こうしたイベントがないと出すことのなかった雛飾りですと、
奥様が仰ってみえました。
素敵なお雛さんを大事にしていただきたいものです ^^

雛めぐりを終えて・・・

Hinameguri15
こちらがこの日の目的でした「長浜黒壁・歴史ドラマ50作館」
これにて「浅井三姉妹 博覧会」の3館は観覧終了。

「長浜お雛さんめぐり」と「長浜浅井三姉妹博覧会」、
思わぬところから嬉しい長浜の町なか歩きになりました。

2011年2月19日 (土)

長浜盆梅展・長浜市

2年ぶりの長浜市慶雲館「長浜盆梅展」でした。

今年のパンフレットのタイトルは「第60回 紅白梅合戦」、
すでに始まっております「江・浅井三姉妹博覧会」とのセットでPR!
” 見所いっぱい春の長浜へ、みんな揃ってレッツ・江 ”

だ、そうですが^^ 今年の慶雲館は

Bonbai01
雪はありませんでしたが・・・
あいかわらずの凄い人です ><;

Bonbai02
玄関の盆梅はこちら
人が多くてちょっと正面からは撮れずに隅っこから  ><;

盆梅の咲き具合は今7分咲きとか・・・
大広間の様子です。

Bonbai03
Bonbai04
盆梅を撮るにも、ある程度は待ちとタイミングが必要!
そしてあつかましさでしょうか?

では、他では類を見ないという巨木・古木の盆梅です。

      Bonbai05 
それぞれに名前が付けられて解説がありますが、
毎年この場所に展示されている? ”不老”(樹齢伝400年)。

あとは展示されていた中からいくつかを。

Bonbai06
花音(かのん)

Bonbai07_2 
昇龍梅の上部ですが、
最新情報ではすでに満開が過ぎて
他の盆梅に入れ替わったようです ^^

部屋を移ります

Bonbai08
庭園に雪は少し残りますが、
この日は快晴でした。

Bonbai09
売店前にあるこの盆梅も古木のひとつ。

1階にある次の展示場へ

Bonbai10
左側

      Bonbai11
      その中のひとつ・・・名前は?

右側を順に並べます。

      Bonbai120 

Bonbai12
この盆梅の前にはたくさんの人が集まっていましたが、
この盆梅は”江”だそうです。
”茶々”と”初”はすでに入れ替えられたそうです ^^

Bonbai13 
ミニ盆梅の飾りも入れておきましょう。
      
このあとは2階へ

Bonbai15

2階にはミニ盆梅や
中国四川省産の白梅、紅梅などが並びます。

そして最後はこちらです ^^

Bonbai16
やはり、あると気になるミニ雛飾り?
黒壁ガラス館のガラス雛でしょうか。

見事な古木はさすがに歴史ある「長浜盆梅展」。
いつもながらたくさんの人の中で、
今年もまた見事な盆梅を楽しみました。    16日

2011年2月18日 (金)

二川宿本陣ひなまつり

また今年も行ってしまいました ^^
豊橋市二川にある二川本陣資料館。

すでに始まっています「本陣まつり・ひなまつり」です。

Honjin01
入り口の紅梅も咲き始めていました ^^

毎年の訪問で同じお雛さんですが、
今年はその展示の様子をご紹介します。

Honjin02
母屋に入った右手の部屋に飾られている壇飾り

左手の勝手口には

Honjin03
この段飾り
手前にあるのは吊るし飾りの小物です ^^

そして右手にある板の間

Honjin04
Honjin05
いつもながら凄い吊るし飾りと飾り物
そして今年は大名行列の人形が並びます!

次の間です。

Honjin06 
左の部屋には手前と奥に御殿飾りがあり、
その間と右の仕切りには吊るし飾りがびっしりです。

Honjin07
御殿飾りは昭和20年代から30年代のものですが、
こちらはその片側の御殿段飾りです。

赤い絨毯の先にある台所部屋へ

Honjin08 

ここはの左手には大正期から明治、昭和の御殿雛が並び、
右奥に天神御殿、右には吊るし飾りと配置は毎年同じです。
配置と展示物が違うのは右手の間、
今年は大正2年の内裏雛が飾られていました。

Honjin09
右手の奥にあるのがこの天神飾りですが、
これもここの見どころでしょうか ^^

そして書院棟へ
最奥の上段の間を見て戻る書院棟

Honjin10
こちらの部屋にも吊るし飾りです ^^

Honjin11
この部屋には昭和40年頃の段飾りです。

次が玄関棟

Honjin12
こちらには昭和52年(手前)と
昭和62年の7段飾りが並びます。

そして母屋に戻って勝手間です。

Honjin13
こちらには昭和初期から中期の御殿飾りです ^^

とにかく御殿飾りが多いんですが、
やはりその大半は昭和30年代が中心です。

本陣のあとは別棟の資料館
その第二展示室にもお雛さんが展示されています。

Honjin14
こちらには明治からの古雛を中心に、
全国の土雛、天神びななど多彩な雛飾りが楽しめます。

では、この日の飾りの中から・・・
やはり御殿飾りの一番煌びやかな時代のものを ^^

      Honjin15
      昭和35年の御殿段飾り

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これもまた同時期の御殿飾り ^^
昭和30年代には関西を中心に流行した御殿飾りですが、
その後は次第に段飾りや親王飾りへと移って行きます。

今年はこれまでの復習もかねて、
時代につれて変遷するお雛さんと御殿飾りを楽しみました。

2011年2月17日 (木)

豊橋向山梅園・開花情報

早咲きの花が咲き始めたとの情報から少し日が経ち、
そろそろいいかなと思いながらもこの寒さのぶり返しに、
梅はどうなっているかと?出かけてみました。

豊橋市の向山梅園です。

Mukaiyama01
梅園東入り口
ここから西の梅園口まで梅の開花状況を見て行きます ^^

梅の木にはすべて名札がかかっていますが、
それはまぁ後ほど少しだけ ^^今はこんな状態でした。

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中央部から西口へと行きますが、
アップも入れながらの開花の様子です。

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紅白の梅、
紅梅は寒紅梅が主ですが、
白梅は白加賀、冬至、小梅など・・・。

寒くて風の強い日でしたが、
梅の花びらを見ると少しは暖かさを感じます。

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鹿児島紅がひときわ目を引きます。

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西の入り口に近付きましたが、
こちらは寒紅梅が多いですね。

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梅園の西口です。

満開まではまだ少し先ですが、
一度ここの満開の様子を見たい!
今日もそんな開花状況でした。

もう一枚 ^^

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鳥さんの名前は分かりませんが・・・ ><;
チョッと遊び心で ^^     15日

2011年2月16日 (水)

山田奉行所記念館・伊勢市

江戸町奉行・大岡越前と山田奉行所、
ご存知の方も多いと思いますがこの奉行所の存在は?
そして今は?となるとあまり知られていないかと・・・、
そういう我が身もまさかこんな資料館があるとはと知らず ><;
ちょっと訪れてみました。

以前は奉行所跡があるだけだったとしか記憶に無かった?
その場所に一部が復元されたという「山田奉行所記念館」。

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ちょうど真ん前に車が止まっていて、
こんな角度からしか撮れませんが長屋門風の入り口です。

案内を乞うて中へ(もちろん無料です ^^)

Yamada02
玄関に向かいます。

” 弘化2年(1845)にほぼ全焼した山田奉行所を、
翌弘化3年(1846)に新築したときの図面「新造小林役所之図」
などに基づき、書院、お白州などその公的部分の一部を
復元したものです・・・ ” と。

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ここは玄関の間。

玄関の障子を開けるとこの大太鼓!
軍陣に太鼓は付き物だそうですが・・・自由に叩けます ^^
ドド~~ン!!!と、もの凄い音に叩いた自分がビックリ!?

Yamada04
そしてウインドの中には御座船です。

山田奉行所は海上警備も任務のひとつで、
関船、鯨船などの軍船8艘を保有。
そのうちの御座船が「虎丸」である・・・。

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次の間ですがこの左手にある机で記帳し見学です。

その横にはこんな掛け軸も

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家中法度の軸

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次の間は奉行所の執務室のひとつ「証文所」

そして右手の部屋

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正面中央に並ぶのは

 Yamada09_2 Yamada10_4
真ん中の地図を挟んで、
床には弓矢が置かれ弓の間と、立合誓断之絵図と呼ばれる
絵図面ですが・・・詳細は省きます。

そして、奉行所と言えば・・・やはりこれ

Yamada11_2
お白洲ですね~ ^^
いまさら説明もしませんがただ周りに壁はありません。

あの大岡能登守忠相は18代奉行として、
ここに正徳2年(1712)から4年間任務しています。

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振り向けば桜吹雪?の襖絵 が
次の間へと案内してくれます。 ^^

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この部屋には山田奉行所の模型がありました。

この建物の一部

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この部分が復元されて記念館となっています。

御薗村が伊勢市に合併(2005年11月)される直前に、
復元が完成したというまだ新しい施設です。

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書院です。

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掛かる書は
第47代奉行(最後から2人目)秋山安房守正光が、
古市の麻吉楼で遊んだときに、
宿の主人の求めで揮毫したという書だそうです。

これが山田奉行所の再現された建物でした。

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最後はこの奉行所の位置関係の航空写真。

右に流れる宮川の河口、
そしてすぐに海に面している場所にあります。
伊勢市内には山田奉行所跡の標柱が見られますが、
それは奉行所の出先所であったそうです。

2011年2月15日 (火)

足助中馬のおひなさん

3年ぶりのご無沙汰でした ^^
愛知県豊田市足助町の「中馬のおひなさん」です。

これだけ間隔が開いてもそんな気にはならないほど記憶に残る
”中馬のおひなさん”ですが、
今回は初心に帰って町並みの様子とお雛さんを見ていきます。

まずはおひなさんめぐりの拠点・足助交流館から

Asuke01
今回も昭和30年代の御殿飾りを中心に、
徳島県の勝浦から里親となった足助に来ている
たくさんのお雛さんが館内に並びます。

戻って西町から足助の町並みをめぐります ^^

Asuke02 
玉田屋旅館の玄関に飾られた雛人形
旅館というより旅籠の名が似合う風情にある建物です。

道筋にはたくさんの飾りがありますが
気に入った中から

Asuke03
書かれている年代は買われた日でしょうか?
木目込立雛人形 ^^

中橋を渡り新町筋に入ってまずは左へ

Asuke04
ここのお宅は二階に飾られていました ^^

Asuke05
こちらはにはこんな竹びなが・・・。

道を戻ります。

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新町の町並み
まだ早かったためか人は少ないですね。

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新町郷蔵
飾られているのは大正後期のお雛さん。

Asuke08
餅花が飾れれた道筋、
久しぶりに見ますが・・・年を重ねるごとに華やかに感じます。

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大正初期のお雛さん
ガラス越しを避けて中から斜めですが綺麗な古今雛です。

Asuke10
ちょっと道筋を離れますがこちらのお宅には
手作りの吊るし飾りと雛飾りが素敵です。

道は本町に入ります。

Asuke11
菓子処の店先に飾られていたひとつ
大正2年の内裏雛
綺麗に保存され思わず見入ったお雛さんでした。

この先の本町区民館には土雛がたくさん飾られていますが、
今回は見るだけで先を行きます ^^

Asuke12 
こちらは店舗の奥に飾られていましたが
大正・昭和のお雛さんが並びます。

そして田町の通りです。
 
Asuke13
これも以前に載せたような気もありますが明治の古今雛、
このお店には他にも土雛や内裏雛が飾られています。

Asuke14 
Asuke15 
田町の道筋の飾りです。

そして「田町中馬館」

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大正初期の白木の源氏枠飾り

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江戸後期の享保雛
飾られている古雛の中から選びました。

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かっては銀行だった中馬館
その奥にある金庫の中には煌びやかな御殿飾りです。
昭和30年代の御殿でしょうか?

新田町に入って残るはもう少し ^^

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酒屋さんの店先にあったこの源氏枠飾り、
初めてか?記憶に無いんですが御殿と人形は別物、
白木造りは大正初期のものでしょうか。

そして雛めぐりの最後はここ

Asuke20 
このお家にある江戸後期の享保雛
享保雛も少ないですがこれはかなり大きなもので、
何度見ても飽きない素晴らしいお雛さんです。

「中馬のおひなさん」、ここが最後のお店ですが、
この家の2軒手前のお家にあったこの人形

Asuke21
なんと言いましょうか・・・
見ていても楽しい表情ではありませんか ^^

その数いくつ?と思うほどのお雛さんが飾られている
足助の町並みを中心にめぐりました。
3年ぶりの足助町、余分ですが今年もムチャ寒い日でした。

2011年2月14日 (月)

正月堂修正会・伊賀島ケ原

三重県伊賀市島ヶ原にあります正月堂(観菩提寺)で行われた
正月堂の修正会(しゆしょうえ)。  

前日の「節句之頭行事(せきのとぎょうじ)」のひとつ、
練り込みに続いて行われた「正月堂おこない」と言われる
修正会の結願法要です。    12日
  
Syogatudo01
正月堂の楼門

Syogatudo02
本堂
この中で法要が営まれます。

Syogatudo03

連行衆と呼ばれる僧侶の読経で始まった修正会

Syogatudo04
神主による修祓いがあって
このあと法要の行事は延々と続きます。

途中で僧侶によって何かまかれたんですが?

Syogatudo05
それが何を意味するのかが
手元の資料を読んでもよく分かりません ><;

そして中盤に行われた”ほぞの木の驚覚(きょうかく)”

Syogatudo06
手前の関係者の人が邪魔になって何も撮れません ><;

Syogatudo07
Syogatudo08
本尊の厨子を巡って牛玉杖(ごおんじょう)と
呼ばれるほぞの木で本尊厨子を乱打しながら、
本尊前で体を床に投げ出す「五体投地」を繰り返しますが、
その様はここからは撮れません。

Syogatudo09
ときおり雪の舞う寒い日でした ^^
本堂前に敷かれた莚の上で足元から寒さが襲ってきます。
暖を取るためいったん外へ出た本堂。

戻ったらこの修正会の見せ場
”達陀行法(だったんぎょうほう)”が始まりました。

ここからは暗い本堂で行われる行事、
ボケ写真が多いですが敢えて載せていきます ><;

Syogatudo10
Syogatudo11
水天、火天の連行衆2名により行われる火と水との荒行。

説明は手元の資料にありますがあとで少しだけ ^^
ここはもう見ていただければと・・・

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狭い堂内
厨子の周りを下駄で床を鳴らし駆け回りながら、
本尊前で松明を振りかざし、水を撒き散らす火天と水天。

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お堂に響き渡る鐘、太鼓の音の中で行われる荒行!
飛び散る火の粉に思わず大丈夫かしらん ><;

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Syogatudo18
松明を振りかざす火天と水を振りまく水天

資料には
”まず水天が阿伽器に香水を満し、榊を以って本尊前台壇上の
供勃等を加持し、小走りに行道すれば、火天は柄松明を振りかざ
しつつ行道し、火炎を振って潔済する。・・・・
火の粉と水とを振りまいて火と水との一大修羅場となる。・・・”と。

Syogatudo19

2時間に近い修正会でしたが、
その見せ場はほんのわずかでした ^^

奈良二月堂の修二会に先がけて行われた
島ヶ原正月堂の修正会。
また、珍しい古儀式を見せてもらいました。

Syogatudo20

雪と雨は止みましたが
霞む山並みに囲まれた伊賀市島ヶ原でした。

2011年2月13日 (日)

大府市歴史民俗資料館

大府盆梅展が開かれている大倉公園の入り口にあります
「歴史民俗資料館」。

”第3回 資料館ひなまつり”の案内に思わず立ち寄りました。

      Obuhina01
      資料館入り口に飾られた8段飾り
資料には昭和55年頃とありますがいろんな人形も。

左手のガラスケースには親王飾りと土人形が

  Obuhina021_2Obuhina022_2 
その親王飾り
こちらは明治35年頃とありますが
後ろが鏡になっていて後姿も見ることができます ^^

では、館内へ

Obuhina03
1階フロアー中央には明治初期の
大府地域の民家(農家)が復元されています。

Obuhina04
雛飾りはこの民家を中心に展示されていました。

Obuhina05
この部屋には大正期の親王飾り

そして

Obuhina051
そしてテレビの上には紙粘土の親王飾りです。

部屋を回ります ^^

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続きの間にはご覧のとおりの雛飾り

順に見ていきます。

      Obuhina07
最初は可愛い稚児の木目込段飾り(昭和63年頃)

Obuhina081
Obuhina082
こちらは御殿飾りとその内裏雛(昭和7年頃)

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その横には7段飾りですがその4段です。

Obuhina102
内裏雛と三人官女(昭和28年頃)

そして雛道具から

Obuhina103
おはぐろに使う道具だそうですが・・・
”ひいな”の飾りにおはぐろとはこれいかに?

そしてガラスで仕切られた展示室

Obuhina111 
明治初期と書かれた白木の源氏枠飾りがありました。
小さく見えますが大きくて立派な造りです。

この左横から2階の展示室へと行きます。

Obuhina112 
こちらは市内の文化財分布立体地図模型が設置され、
その所在地がボタンひとつでわかるようになっています。

その展示室の雛飾り

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ひとつはこの土雛(昭和50年頃)

Obuhina13 
そしてもうひとつはこの親王飾りです。
江戸末期の古今雛
お顔も衣装も、そして天冠も素敵な内裏雛でした。

盆梅展を見に来て
思わぬひなまつりに出会いました「大府市歴史民俗資料館」、
それぞれに楽しませてもらった各時代のおひなさんでした。

2011年2月12日 (土)

大府盆梅展・大府市

雛めぐりの間に訪れました愛知県大府市にある大倉公園。

ただいま開催されている「大府盆梅展(~2月13日まで)」
公園は以前に紹介していますが盆梅展は初訪問でした。

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公園入り口の茅葺門、
平成21年10月に葺き替えられて新しくなりました。

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盆梅展の会場は二ヶ所でその第一はこちらの管理棟です。

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盆梅には詳しくありません ><;
ただ、並べますが、
素人にもなるほどと思う盆梅です ^^

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梅に名前がありますが、
ひとつだけ紹介したら他に失礼かと・・・ ^^

      Obu005 
      紅白二色分けですね。

次の間に

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座敷部屋に並ぶ盆梅

Obu007
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とても盆梅の解説はできませんが、
どれも素晴らしいものなのでしょうね。

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これなんか素人が見てもはぁ~盆梅だと思いますが
そんな簡単なもんではないと
愛好家の方はおっしゃっていられます ^^

Obu010 
こちらは第二会場の休憩棟(普段はです ^^)
部屋に盆梅が並びますが、
その前に屋外の盆梅を見ていきました。

      Obu011
      庭の入り口だけを・・・ ^^

そして建物の中へ

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      Obu013
      Obu014 
休憩棟3部屋に飾られている盆梅から適当に選びましたが、
如何でしょうか? これじゃダメ!? ><;

では好みで一枚を

Obu015 
もちろん盆梅ではありません ^^

大府盆梅展
今年で20回を迎えるという人気の盆梅展だそうですが初訪問、
この日も大勢の方が訪れていました。

2011年2月11日 (金)

瀬戸のお雛めぐり 其のⅡ

「久米邸」のお雛さんを見せてもらって外に出たら、
”古典雛展示”の案内がありました。

その案内に沿って家の横に回ると
”この蔵の2階にもお雛さんが展示してあります”
と、声をかけていただきました。

”見せていただきます”とお礼を言って蔵の中へ

Seto01
いきなり目に入ったこの内裏雛

何気なく飾られていましたが久しぶりに
内裏雛を並べます ^^

  Seto021Seto022 
明治の初期のものでしょうか?綺麗なお雛さんです。
天冠も素敵で綺麗に保存されています。

そして2階にお邪魔しますが・・・

      Seto03
これもまたビックリの箱階段
こういう場所で昇らせてもらえるとは思わない代物です。

そして2階の雛飾りに2度ビックリ!

Seto04
撮ってる後ろには古美術的な屏風がありますが、
部屋の三方の壁際にはびっしりと雛飾りが展示されています。

ちょっと暗くてカメラのISOも最大にしていますが
光の入り方とも明暗さまざまで出来はご容赦を。

Seto05
これはいつ頃か?
お顔からは江戸後期から明治初期でしょうか。

Seto06
これは関東雛とありましたが、
時代は大正期でしょうか?

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窓際に並べられた五人囃子人形と雛道具

Seto08
昭和初期の御殿飾りですね。
このあたりは何の説明もありませんので推測です ^^

Seto09
これは書いてあるとおり、
大正時代の可愛い御殿飾りです。

Seto10
ひときわ大きな壇の上に飾られていた雛壇から、
内裏雛だけを切り取りました。
ちょっと変わったお顔の女雛ですがこれは関東風ですね。

Seto11
そして御殿飾りは
右が昭和、左が大正時代のもの

そして明治時代の内裏雛と続きます。

Seto12
ちょっと射し込む光が交錯してますが敢えて ^^

Seto13
こちらは「有職雛」

まぁ、なんともたくさんの古典雛を拝見!
最後はこの女雛です。

      Seto14
相方はグレて、いやブレて使い物になりませんでした ><;
せめてお姫様だけでも・・・
しかしお顔にふさわしい素晴らしい衣装と天冠です。

すっかり堪能しました古民家「久米邸」の蔵の雛飾り、
このまま帰ってもよかったんですがすぐ傍にある「無風庵」です。

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やはり「瀬戸のお雛めぐり」の目玉でしょう!

庵の中の飾りをざっと載せておきましょう ^^

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正面に大きな「享保雛」
左が1750年代、右が1760年代とあります。

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右には明治の白木の京風御殿飾り

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そして左には小さめの「享保雛」
ここちらは1716~36年頃と書かれています。
3度目ですがこの享保雛だけはしっかりと記憶に残っています。

そして今年はまた素晴らしい古典雛を見せてもらった
「瀬戸のお雛さんめぐり」でした。

2011年2月10日 (木)

瀬戸のお雛めぐり 其のⅠ

名鉄大曽根駅から尾張瀬戸へ、
1年ぶりの瀬戸市「陶のまち 瀬戸のお雛めぐり」です。

まずはいつもの瀬戸蔵セラミックプラザに

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お馴染みの「ひなミッド~まるっとひな壇かざり~」
高さ4mの巨大ひな壇に約800体の陶器、磁器、ガラスの
手作り雛が飾られています。

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上から眺める今年のひな壇と
最上部に飾られている陶雛

ここには毎年真多呂人形の「変わり雛」が展示されています。

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今年も昨年の世相を雛人形で表す
変わり雛6点が展示されていました。

そのなかからひとつ

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やはりこれでしょうか?
作られている頃にはまさかの不祥事は予想外 ><;
だったでしょうね。

このあと町なか雛めぐりに出ました、
この日は「せと末広商店街」はお休みで「銀座通り商店街」へ。

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この商店街もかなりの店が閉まっていますが、
開いている店舗に飾られたお雛さん。

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いつものことながら・・・
やはりガラス越しの雛めぐりになります。

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こちらはある写真館の店舗ですが、
店の中に雛飾りがありました。

まずは入り口の右に見える内裏雛

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明治時代の関東雛

左のショーウインドーには

      Seto101 
      昭和の御殿雛とあります。

店内へ

Seto011 
ふたつ並んだひな壇の左には大正時代の中京雛と

右には

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明治時代の関東雛と書かれています。

ともに御殿と内裏雛を切り取って載せていますが、
下の関東雛は以前に日本玩具博物館で知った
江戸風の説明
”男雛は袖を張り、女雛は袂を低く膝元におさめ、
袖の中に手を隠した姿で作られます。” のとおりです。^^

このあとは商店街から古民家の「久米邸」へ。

Seto013 
来ると必ず見せていただくところですが、
お雛さんは右奥の家の部屋に展示されています。

Seto014 
飾られている御殿雛
2年ぶりにゆっくりと拝見します。

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まずは右の壁際にあった小さな御殿
中央の官女が立っていますが”明治時代 京都”とあります。

そして正面の御殿からはこちらを

Seto016
こちらも中央の官女が立っていますが
”大正時代 関東地方”と書かれています。

官女の話は以前にもしたことがありますが、
御殿飾りの場合はほぼ中央の官女が立っています。

2年ぶりの瀬戸のお雛さん、
このあとはこの家の蔵に飾られていた初めて見る古雛、
これがまたビックリでした・・・続きます。

2011年2月 9日 (水)

文化のみち二葉館

2月8日、2・8(ふたば)==ふたばの日。

名古屋市東区にあります「文化のみち二葉館 旧川上貞奴邸」、
平成17年の開館日である2月8日が施設の愛称「二葉」と
語呂が合うことから、”ふたばの日”としているそうです。

この日は無料開放、
そしてさまざまな記念イベントが行われると・・・、
出かけました ^^文化のみちを歩きます。

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久屋大通りから東に1本横の道を北上すると
ここ「名古屋市市政資料館」に出ます。

ここを右折して文化のみちのエリアに入ります。

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道は国道41号線と名古屋高速東片端入り口、
片側の道を分断しているクスノキを右に見て、
国道を横断します。

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その角にある「カトリック主税町教会」
名古屋最古の協会堂だそうです。

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教会北側に延びる赤レンガの塀沿いに少し行くと

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左手にあるのが料亭・香楽、「旧春田鉄次郎邸」

そしてその先には

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旧豊田佐助邸があります。

この先を右に折れて一本南の道へ入り、
少し戻ります。

Bunkamiti07 
こちらが「文化のみち撞木館(しゅもくかん)
陶磁器商の井元為三郎が、
大正末期から昭和初期にかけて建てた邸宅で、
こちらもこの日は無料開放でした。

      Bunkamiti08
      座敷の軒先に吊るされた干し柿
こういう場所で見るとなにやら違和感もありますがまた良し ^^

先を行きます ><;

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山吹谷公園の片隅にある案内標識、
目指すは西へと「二葉館」です。

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一筋過ぎればその先に見える赤い瓦葺の家。

「日本の女優第一号」として名をはせた川上貞奴が、
電力王の福沢桃介とともに暮らしていた建物を移築、
復元し、文化のみちの拠点施設として開館しました。

前置きが長くなりましたが、
ここに来た目的は記念イベントのひとつ、
川上貞奴が所蔵していた雛人形の公開!

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大広間ですが、
入り口から大混雑でほとんど建物のなかは移動も大変 ><;
奥に見えている段飾りに内裏雛はおまへん?お散歩中とか??

二階へ

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同時に行われています雛人形展「所作事 雛」、
こちらは写真撮影が禁止で撮れるのは見学者ばかり・・・

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ゆっくり雛見物どころじゃありません!
すでに気持ちは退けていました。
念のため、
~ふたばの日イベント「春待ち雛」~は2月13日まで 行われます^^

やむなくここから再び文化のみちを徳川美術館へと向かいます。

Bunkamiti14
北に一筋上がったみち沿いにある「主税町長屋門」

江戸時代、名古屋城下に当時の位置のまま残る、
唯一の武家屋敷長屋門だそうです。

着いた徳川美術館

      Bunkamiti15
ただいま恒例の「尾張徳川家の雛まつり」が開催中ですが、
今回は入り口の冬牡丹だけ見てパス!

Bunkamiti16 
徳川園の冬牡丹も見ごろでしょうか?

Bunkamiti17
ミニ盆梅も入れておきましょう ^^

で、貞奴所蔵のお雛さんはというと・・・結果は不明!?
ということで”文化のみち”の紹介となった次第です><;
このあと名鉄大曽根駅へと向かいました。

2011年2月 8日 (火)

松阪まちなかお雛さま祭り

雛めぐりが続きますが三重県伊賀上野市のあとは松阪市、
週末から同時に始まった「松阪まちなかお雛さま祭り」です。

よいほモールからゆめの樹通りにかけて、
旧参宮街道沿いの各店舗と有料施設にお雛さんが飾られます。

本町通りから南へと続く参宮街道沿い
お雛さんを見ながら歩いてゆめの樹通りに。

Matsusaka01 
こちらが今年の主会場になる「お雛さま館 夢休庵」

Matsusaka02
入り口
横にお休み処がありお茶のおもてなしを受けて
お雛さんを拝見します。

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Matsusaka04
庵内の様子
こちらのお雛さんには年代が記されています。

まずは御殿飾りから
少々サイズが合いませんが、
分かり易くするためにマニュアルで切り取っています ^^

Matsusaka05 
昭和6年とありますが、
これまでに載せてきたなかにもありました。
こうして年代を覚えていければいいのですが・・・それがね ><;

Matsusaka06
昭和38年
昭和30年頃から作られた一番多い御殿飾りでしょう。

    Matsusaka07 
    明治40年
3段に飾られていますが何段かの飾りの一部でしょうか?

上の2段を切り取ってみました。

Matsusaka08
小さめの内裏雛と三人官女
飾り方は別にしてもいいお雛さまです。

      Matsusaka09
      昭和38年の7段飾り
お雛さんも雛道具も綺麗に保存されています。

再び町なかに出て参宮街道、
ゆめの樹通りからみなとまち通り、パティオひの町へと、
今度は反対側を戻ります。

Matsusaka10
戻る途中の様子ですが

Matsusaka11
歩道沿いに飾られたショーウインドーのなかの雛飾り。

どうしてもガラスの写り込みにはお手上げですが、
撮らないと載せる写真がありません ><;

Matsusaka12
こちらは純金びな
こんな雛飾り?もあるんですね ><

そしてあるお店に飾られていた木目込みに思わず店内へ、
ご親切にも外向きに飾られていたのを
店内に向きを変えていただきました。

Matsusaka13 
2対あつた木目込雛から”真多呂の木目込立雛”です。

最近は手作りの木目込み人形が多くなり、
本物を目にすることが少なくなりました。 

まだ初日のためか静かなまちなかの雛めぐり、
できれば有料施設の雛飾りも見たらよかったか?と、
そんな気もした松阪でした。

2011年2月 7日 (月)

伊賀上野城下町のおひなさん

今週(5日)から一斉に始まった各地のひなまつり、
二見に続いてはやはり三重県の伊賀市伊賀上野です。

こちらも3年連続ですがまずは町なかの様子から。

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今年も本町通りの各店舗を中心に
個人宅も含めて約60箇所におひなさんが飾られています。

Igaueno02
各店舗に飾られたお雛さん

やはりガラスのなかで写り込みが激しく
大半は撮れません ><;

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自分の影で反射を抑えて撮っていますが
可愛い決め込みのおひなさんです。

Igaueno04
こんな感じでお雛さんが飾られています ^^

Igaueno05 
綺麗な古今雛
大正から昭和初期のものでしょうか?

こちらのメイン会場は2箇所
そのひとつ「藤川邸」では”おひなこけし”の製作が体験できます。

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その藤川邸
各部屋には手作りの木目込人形が並びます。

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木目込雛の御殿飾り

”第19回全国新作節句コンクールの受賞作品”とありますが、
調べてみたら15年ほど前の作品のようです。

そしてもうひとつの会場は隣にあります「沖森邸」

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玄関を入った部屋の隅にはたくさんの人形が並び、
桜葛湯のおもてなし(土・日のみ)を受けて楽しませてもらいます。

今年は展示の様子が変わりましたが、
以前に載せた立ち雛も中段の中央にありました。

その上段から

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選んだのはこの御殿飾り
小さいですがなんとも素敵ではありませんか ^^

そして一番下の隅にあったこれ

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いくつかあるなかから
山口市の郷土人形、”大内びな”のひとつです。

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奥に続く部屋には”吊るし飾り”や
”段飾り”がずらりと並びます。

この家には”万歳雛”がありますがそれも以前に載せました。
今年は違ったもので・・・と

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この御殿飾りです ^^
これも大正から昭和初期のもの?
調べてみましたがどうやら大正期のもののようです。
ここには多くの古雛が飾られています。

さて町なかめぐり
最後は個人のお宅で見せてもらったこちら

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玄関脇の部屋いっぱいに飾られたお雛さん、
そして人形や子供の着物です。

” 自由にお入りください ”と案内があっても、
個人のお宅で案内を乞うには結構勇気がいります ^^
そんなお家で楽しませていただくおひなさんは
また格別にうれしいですね 。

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会場の町並みから戻る途中

ちょうど上野市駅を出た伊賀鉄道の忍者列車が通過!
なかなか出会うことが無いんですが・・・これは偶然でした ^^

2011年2月 6日 (日)

賓日館の雛飾り

”おひなさまめぐりin二見”
約1000体の雛飾りとともに今年はこちらも見逃せない!
「賓日館」の雛飾りです。

昨年、一昨年と載せなかった賓日館ですが、
今年は江戸から昭和初期までの古雛が飾られました。

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一階の各部屋に飾られた雛飾りは新しい段飾りから
江戸時代の古雛まで・・・
賓日館の古雛、久しぶりです ^^ 

まず廊下の突き当たりにある御殿飾り

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以前にも載せたことがあるかもしれませんが、
3年ぶりということであらためて。

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上部の御殿と

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内裏雛です。
大正から昭和初期のものと思われるが未詳とあります。
シンプルな白木造りは昭和初期でしょうか?
(と書きましたが、調べたらどうも大正期のもののようです )

最初に載せたのが御殿飾り・・・で、御殿を続けていきます ^^

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     昭和24年だそうです

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      こちらも同年のものでしょうか
      造りがよく似ています。

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一転して!煌びやかな御殿飾り

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こちらも同じです。
ともに昭和35年ごろの御殿飾りですが、
御殿では一番多く見られる飾りです。

そして雛飾りです。

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      これも以前に載せましたか?
      お雛さんの原点ともいえる立雛です。
      本来は江戸初期のものですが、
      こちらは江戸中期のものだそうです。

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寛永雛だそうですが・・・造りはもう少し後とか。

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江戸文政年間(1818~29)の古今雛とありますが、
このあたりは素人には分かりません ><;

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そして江戸後期
この顔立ちと衣装からはとても思えない?お雛さん、
いずれにしろ天冠が無いのが残念です。

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こちらも江戸末期の内裏雛

そしてお雛様は

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      今年のポスターの女雛です。

そして明治のお雛さんへ

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明治初期の綺麗な内裏雛です。

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ともに明治後期とありました。
書きながら改めて勉強していますが ^^
いずれも素晴らしいお雛さんです。

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長野県の旧家に伝わってきたという雛飾りは明治後期のもの。
神功皇后、武内宿禰を・・・と細かい説明があります。

最後です ^^

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      箪笥には雛飾りといろんな人形が収まっています。

その上段にあったこちら

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箱雛?と言っていいのかよく分かりませんが、
これもまた雛飾りですね ^^

「おひなさまめぐりin二見」、
その賓日館であらためて堪能した、いえ、勉強させてもらった ^^
賓日館の古雛でした。

2011年2月 5日 (土)

おひなさまめぐりin二見

ここでも始まりましたお雛さん!
やはり出かけてしまいました”おひなさまめぐりin二見”です。

今年のオープニングは場所が変わりチョッとうろたえました ^^

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”エルガ”と”ブージィー”も一緒に
保育園児の子供たちによる”ひなまつり”の歌で開幕!

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      くす玉が割られます。

5年目となるとさすがに載せるお雛さんに苦労します ^^
今年はメイン会場の「二見生涯学習センター」に飾られた
1,000体のお雛さんはカットして町中へ。

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町中の様子もほとんど変わりませんが、
ここには”曲水の宴”が作られていました。

年ごとに工夫がされていますが、
年を重ねると同じ飾りをまた楽しむのが雛めぐりでしょうか。

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これもまた素敵な御殿飾りですが・・・官女は下にありました ^^

かって載せたかも知れないと?
記憶と我が記事を追いながらですがやはり立ち止まるのは・・・
見飽きない飾りです。

そんななかからこれは初めて?でしょうか

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昭和初期?の内裏雛を段飾りから切り取りました。
素敵なものです。

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こちらも昭和中期の御殿飾りでしょうね。
質素ですが御殿飾りの基本でしょうか?

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昭和の中期に多くみられた御殿飾り
まさに煌びやかな造りです。

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人力車で町を行く”エルガ”と”ブージィー”くん、
誰がこんな演出を?

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町中には”江”の幟も ><;

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ここは個人のお宅ですが”ひなさま展示中”の幟と
”ご自由にお入りください”との札につい案内も乞わずに入って・・・

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      開けて入ったらこの飾り!

いらした奥様に”これは大正時代のものでしょうか?”と訪ねたら、
”いいえこれは私のお雛さんで昭和36年のものです”と、
笑って答えていただいてあらためてみた御殿飾りでした ><;

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「おひなさまめぐりin二見」
この後はやはり「賓日館」のおひなさま、
今年は古雛に御殿飾りが展示されていました。

江戸後期から昭和への雛飾り・・・続きます。

2011年2月 4日 (金)

宝光院節分会はだか祭り

節分の日、今年は大垣市野口にあります「宝光院」で行われた
”ひだり目不動節分会はだか祭り”でした。

もちろん初めて知ったた「宝光院」と「節分会はだか祭り」ですが、
こんな祭り?があったとは ><;

午前中から豆打式(豆まき)が行われてはいましたが

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皆さんよくご存知のようで、
着いたときにはすでに境内は人でいっぱいでした。

”はだか祭り”は13:30からの予定でしたが、
13:00には裸男衆が境内に出てきて境内を練ります。

ここではその後の本番?の様子から。

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すでに水浸しの境内に裸男衆が入って来ました。

”ピッピ”、”ワッショイ”
”ピッピ”,、”ワッショイ”と笛と掛け声のなかで、
次第に円陣が組まれていきます。

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宝光院裸祭と書かれた六尺ふんどしをつけた男衆に
容赦なく浴びせられる力水!

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     今回はひと練りした後全員が本堂に入ります。
しばらく本堂内で練っている声が聞こえますが人で近づけず・・・?

そして再び境内での練りが始まりました。

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健康祈願、開運、厄除け祈願の節分会。

例年と比べて暖かいとのことでしたがこの寒空での裸祭り!
その円陣に浴びせられる力水がまた凄い。

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撮っている方も気を付けないと水を浴びます ^^

まぁ、ご覧ください!

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とにかく前で撮ってはいるんですが、
いつ水を浴びるか分からないので人の背後で半身です ^^

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何も言うことはありませんわ ><;
狭い境内は熱気に包まれ男衆は水浸しでした!

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激しい練りのあとはいったん終わり豆打式が始まります。

そしてしばらく休憩ですが、
こちらは場所を変えます。

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祭りの会場は100mほど離れた杭瀬川へ、
近くの小学生たちが見物に来ていました。

そして14:30、休憩していた男衆がやってきました。

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今度は「みそぎ川渡り」です。

全員が一斉に川に入ります。

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まぁ、暖かい日だとはいえ、
これも寒いですわね~ ><;

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バンザ~~イ!

そして下流に20mほど下ります。

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この後、裸男衆たちは境内に戻り、
厄男から選ばれた心男(しんおとこ)を担いで練り歩く
「心男遷座」が行われます。

そして利剣木を奪い合う「福徳利剣木授与」と祭りは続きますが、
毎度のことながらここで失礼しました。

2011年2月 3日 (木)

サンテパルクたはら・田原市

菜の花まつりに行く途中にある「サンテパルクたはら」、
農業をテーマにした体験型テーマパークです。

何度も傍を通りながら一度も訪れていませんでしたが、
ここにも菜の花があるのかなぁ?と立ち寄ってみました。

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駐車場の傍らに展示されているのは
電気機関車2台とレトロバス。

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入り口の赤い橋が”ウエルカムブリッジ”

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左手には”サンテガーデン”
ここには四季の花が植えられていて
今は菜の花なんですが・・・?ありません ><;

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橋の上から見る機関車

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橋の先端からは遊具と芦ヶ池の一部が見えます。

この右には農林漁業体験実習室(サラダ館)、ドームなどがあり、
左手には農畜産物直売所やレストランなどの施設があります。

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こちらはそのひとつのサラダ館

環境保全型農業”をテーマに「農業歳時記」や
「にぎやかな野菜畑」など3つのゾーンと10のアイテムがあり、
楽しく農業の魅力が体感できるそうです。

橋を戻りもうひとつのゾーン、サンテガーデンへ

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入り口にある小さな梅園を見ながら花壇の横を上ります。

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展望所から見る芦ヶ池

ここから右にある散策路に入ります。

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小山を一回りする散歩道ですが、
まずは階段。

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途中で二度ほど分かれる道ですが、
やはり大外を回ります ^^

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最後は小動物園の裏手からこの正門に出ました ^^

そして入り口の梅林に戻ります。

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花はまだ咲き始め

菜の花を期待してチョッと立ち寄った「サンテパルクたはら」
週末にはいろんな体験教室やフリーマーケットなども開かれます。

花の季節にはサンテガーデンで花のフェアも。
まずは3月19日(土)から”チューリップフェア”が開催されます。

2011年2月 2日 (水)

渥美半島菜の花まつり

年明けとともに始まった「渥美半島菜の花まつり」ですが、
さすがに1月中は早いだろうと思っていたら、
でっかい菜の花畑(旧フラワーパーク跡)はすでに7分咲きと ^^

いつもは”雛まつり”に合わせて訪れますが、
何もないこの時期で今回は菜の花だけを見に出かけました!

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何度も載せている会場ですが・・・7分咲きかどうか?
この日は風が強く寒いというより冷たさを感じる日。

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青空も出るんですが全体に曇りで、
チョッと条件が良くありません ^^
おまけに人がまばらで菜の花ばかりです。

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今年は畑の中を散策できる道が無く、
途中に中まで入れる細い一本道があるだけ。

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毎度お馴染みのパターンですが、
人の居ない広い菜の花畑の撮影は苦手です ><;

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何とか1枚 ^^

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この日は青空ではなく雲をバックに・・・

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帰り際に出会った人でもう1枚 ^^

アップも1枚

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寒い日、
少しでも温もりを感じたい気持ちです。

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1月29日から始まったライトアップ用のライトがあって、
入り口から少しの距離は菜の花に近付けません。
夜はまだかなり寒いでしょうね ^^

ということで・・・この後は”恋路が浜”へ

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こちらも毎度の変わらぬパターンですが 、
変わっているのは菜の花の咲き具合だけでしょうか ^^;

昨日の浜名湖SAの”恋人の聖地”から

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こちらは恋路が浜の”恋人の聖地”
”ハートロック”ならぬこちらは”願いのかなう鍵”

初めてこんな早い時期に訪れました「渥美半島菜の花まつり」
さすがに海辺はまだ寒かったですが、
走る車から見る菜の花畑には少しだけ早い春を感じました。

2011年2月 1日 (火)

恋人の聖地・東名浜名湖SA

年が明けたばかりと思っていたらもう2月に突入!
このところの寒さと雪模様には少々応える年ですが ^^
予定していた北陸も大雪で大変な様子にお出かけは一休み。

休憩といえば、何年ぶりか?記憶にないほどですが、
牧之原の帰りに立ち寄った東名高速の浜名湖サービスエリア。

遅い昼食のあと湖でも眺めようかと芝生広場に出ました。

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昼食時は(だけではありませんが ^^)ムチャ混むので
ほとんど入らないSAですが、
寒い日だったこともあってか珍しく空いていました。

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広場からみる高速道路の浜名湖橋

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こちらは館山寺の先ですが村櫛方面になりますか?

遊歩道を回って行って驚いたここ

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”恋人の聖地”と”幸福の鐘”だそうですが・・・
こんなのがあるとは知らなかった ><; (もしかしたら自分だけ?)

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いつから?と調べてみました ^^
2009年3月末に恋人の聖地に認定されたとの記事。

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まだ新しい?とはいえ・・・
敬遠しておりましたSAにこんな場所ができたとは。

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作られたフェンスにズラ~~と掛けられた鍵、
ハートロックと言うそうですが ^^
売店の恋人の聖地コーナーで販売されているようです。

まぁ、ビックリしながら・・・

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こちらは西側
見えるのはホテルでしょうか?久しぶりの浜名湖です。

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戻る先にはサービスエリアのレストラン

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広場の最上部に建てられた「矢橋式日時計」
ひさしの形をした板の陰で時刻が分かるそうです。

この日は帰りの渋滞も心配ないという高速情報、
久しぶりの浜名湖SAでのんびりと過したひとときでした。

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