篠島大名行列・南知多町

祭りが続きますが愛知県の知多町篠島です。

１月３日の夜、八王子社から神明神社へ渡御された
神霊（オジンジキサマ）が、明けて４日の昼頃大名行列を従えて
八王子社へ帰るという神事です。

篠島海水浴場の前浜で繰り広げられる神事と、
やっこ踊りが見ものとのこと。



着いたのが遅すぎたわけではないんですが、
１１時過ぎからすでに浜には大名行列が勢ぞろい。



祭りが始まる前のやっこ踊りや砂かけなどで
参加者はそれぞれに時間を過ごしているようです。

男衆がなぜこんな砂かけをするのか分かりませんでしたが、
それが神事で判明しました・・・のちほど ＾＾

今回はその神事が中心です。


神霊（オジンジキサマ）が渡御された「八王子社」
前浜はこのすぐ前にあります。


祭場の様子です。

焚かれている”かがり火”と「おたなぎさま」と呼ばれる御神木、
何もなくただ時間を待つひと時でした。


待つこと２時間ほど、
１３：００過ぎにようやく神霊（オジンジキサマ）がお出ましに ＾＾


行列の前で二度三度とくるくると舞っていますが、
これが神霊の”オジンジキサマ”でしょうか？


終えると行列を従え御神木の前にやってきます。


ここでもくるくると舞いました。

そして・・・


現れましたのがあの”砂かけ”をしていた男衆（厄男？）たち。


後ろに控える大名行列


神事が始まりました。

そして終わると


男衆たちがいっせいに御神木に殺到していきます！




激しくもみ合いながら御神木とともに海中へ、
そして御神木を海に流しますが・・・
このあと、どっとカメラマンが殺到して何も見えません＞＜；

実は浜の祭場には注連縄が張られていまして、
関係者以外は中に入れないんはず？なんですがね～ ＾＾

島の方達はもちろんすべて注連縄の外から見物です。
”これも時代の流れでしょうか？”と、
我が傍にいらしたご老婆の言葉でした。


で、海中から戻って暖をとる男衆たち。



神事を終えてオジンジキサマは八王子社へと帰ります。

　

あとに続く行列の一行


行列と見物人で混み合う「八王子社」前

御神霊（オジンジキサマ）が前浜を通過した時間は１５分ほど ＾＾
今回は神事を中心に紹介しましたが、
初めて見るなんとも短い神事の祭りでした。