お初ゆかりの地・小浜
浅井三姉妹ゆかりの地、
今回は三姉妹のなかでもチョッと引き立て役の?存在ですが、
次女のお初をとりあげます。
ドラマでどう扱われるか分かりませんが ^^
関が原の戦いで最後まで姉と妹の間で奔走したお初、
そのゆかりの地が若狭の小浜です。
まずは夫の京極高次(たかつぐ)が手がけた小浜城跡から
城跡入り口と天守閣跡への上り口
高次は京極高吉(たかよし)と浅井長政の姉お慶(マりア)の
長男として小谷城で生まれます。
九州攻めの功績により近江国高島郡で大溝一万石の加増、
同年お初を正室に迎える。
城跡南側の石垣上
その後、近江八幡から大津六万石の大名となり、
関が原の戦いでは居城大津城に籠城して、
西軍の毛利・立花軍一万余の軍勢を足止めに。
その功績によって
慶長5年(1600)に若狭国八万五千石を拝領する。
天守台跡への上り口
高次は翌年
「後瀬山城」を廃して雲浜に「小浜城」の築城に着手します。
雪の中の天守台跡
しかし慶長14年(1609)46歳で小浜城で没、
お初は剃髪・出家し常高院と号す。
天守台跡から 北の小天守跡
下から見た天守台と小天守跡、
そしてその上り口
小天守跡
西櫓跡石垣
外から見た手前から西櫓跡と小天守、天守台跡です。
その後二代目藩主京極忠高が城の整備拡張を続けますが、
完成をみぬままに京極家が出雲国松江に転封されると、
酒井忠勝が小浜藩に封じられ入城します。
城跡の正面に出ます
酒井家邸宅が移築されたという酒井会館。
そして北側の石垣です。
小浜城は酒井忠勝により三重三階の天守が造られ城は完成し、
明治維新を迎えます。
しかし、明治期に行われた工事中の際に出火し大部分を焼失。
今は本丸跡に藩祖である酒井忠勝を祀る「小浜神社」が建立され、
周囲に石垣を残すのみです。
小浜城跡本丸跡にある「小浜神社」
京極家はわずか二代、35年ばかりの藩領でしたが、
小浜にはその妻である”お初(常高院)”の発願で建立された
「常高寺」があります。
パンフから拝借 ^^ ”お初が愛した小浜”・・・続きます。
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ここのところ、雪景色シリーズですね。
御在所岳は素晴らしいですね。
小浜は浅井三姉妹にちなんだ場所なのですね。
お城は、石垣だけ残っているようですが、当時の様子が偲ばれます。
ドラマも楽しみですね。
明日明後日と雪になりそうなので、ご注意くださいね。
投稿: フデ | 2011年1月15日 (土) 00時24分
フデ さん
ご心配いただきありがとうございます。
珍しく雪のない年末年始でしたのでこちらから雪のなかへ ^^
小浜、そうなんです、お初ゆかりの場所で、
お城の石垣も綺麗に?残っています。
三姉妹のなかでは目立たない存在のお初ですが、
ドラマではどう描かれるのか楽しみです。
投稿: 好好爺 | 2011年1月15日 (土) 16時32分