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2010年12月17日 (金)

山科こども歌舞伎

「山科義士まつり義士行列」の途中から向かった「大石神社」、
ここでは大石神社奉納行事「山科こども歌舞伎」が行われます。

着いた「大石神社」はすっかりお祭りムードですが、
今回は歌舞伎が中心でこどもたちの熱演をご覧いただきます。

ところが境内に舞台がありません?

Kabuki01
大石神社本殿
歌舞伎が行われる舞台がこの本殿でした ^^

Kabuki02
本殿内に造られた舞台の花道

演目はもちろん「仮名手本忠臣蔵」から
 口上
 三段目   足利館松の間 刃傷の場
 十一段目  高家表門 討入りの場

出演はそれぞれ洛東幼稚園・清水台幼稚園・寺西幼稚園の園児、
そうなんです ^^、こども歌舞伎といっても幼稚園児です!

そして舞台は本殿
開始にあたり宮司さんの祓詞とお祓いがあります。

前置きが長くなりましたが開演です ^^

Kabuki03
まずは口上

今年が第二回ということですがはじめて見る園児の歌舞伎、
もちろん歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」も観ていません ><;

”口上”が終わると花道を戻る二人、
そして”足利館松の間 刃傷の場”へと舞台転換

Kabuki04
Kabuki05
観たことがないので解説なんてできませんが・・・
この場面は歌舞伎以外でも”刃傷松の廊下”で有名、
ただ、自分が知る忠臣蔵とは役名が違います。

吉良上野介は 高師直(こうのものろう)
浅野内匠頭は 塩冶判官(えんやはんがん)

Kabuki06
Kabuki07
役名は違えどお馴染みの場面
観客から拍手と掛け声がかかります ^^

そして十一段目”高家表門 討入りの場”
今回の見ものはその殺陣だそうです!

Kabuki08
花道から登場する大星由良之助(大石良雄)と力弥(主税)、
そのあとに赤穂浪士が続きます。

Kabuki09 
高家表門に勢ぞろいした浪士たち、
由良之助の合図で力弥が指揮する裏門隊は
舞台の上手と下手にすばやく下がります。

Kabuki10
Kabuki11
由良之助の打つ山鹿流の陣太鼓で屋敷に突入!

ここから見ものの殺陣の場面、
入れ代わり、立ち代り・・・とはいけませんが、
浪士と師直の付き人たちとの立ち回り!

Kabuki12  
もっと載せたいんですが何せ枚数が多い ><;

で、その代表!

Kabuki13
女物の打ち掛けかぶって花道から登場する人物

Kabuki14
かぶった打ち掛けをサッとはらった高家の剣豪、小林平八郎!
大見得切って・・・拍手喝采の大うけ!!

Kabuki15

そして竹森喜多八との長い立ち回り、
とっくみあいと雪の投げ合い、池に落下と・・・
見事な殺陣と二人の大熱演です!

最後に打たれた平八郎、そこに呼子の音が響きます。

Kabuki16
引き出される高師直
切腹を嫌がる師直にとどめを刺す由良之助。

Kabuki17
本懐遂げた浪士の勝どき!

Kabuki18
引き上げる由良之助と力弥、そして浪士たち、
そして熱演の全員が続きます。

奉納こども歌舞伎
観客からの拍手が鳴り止まぬなか「仮名手本忠臣蔵」終演でした。

その大石良雄が隠棲していたという「岩屋寺」

Kabuki19
その本堂

「大石神社」からすぐのところにありますが、
ここには大石良雄の「閑居跡」と「遺髪塚」があります。

ちょうど境内散策を終えたころ義士行列が到着しました。

Kabuki20

行列はこのあと「大石神社」に向かいますが、
我が「山科義士まつり」の追っかけもここまで。
義士行列に、奉納こども歌舞伎と、
師走のまつりを堪能させてもらった1日でした。

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コメント

はじめまして。

子ども歌舞伎なんていうのがあるんですね!
僕よりはるかに年下の子が演技してるとは…すごいとしかいいようがないです。

SAMFISH さん
はじめまして、コメントありがとうございます。

こども歌舞伎、
各地で行われていますがこれまで観たのは小学生たちで、
今回のような幼稚園児の歌舞伎は初めてです。
みんな一生懸命の演技でした。

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