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2010年12月19日 (日)

ミニ奥の細道 大垣市

2年前、春の”たらい舟 川下り”で訪れて以来の大垣市ですが、
その水門川に沿ってある散策路”四季の路”、
それがまた”ミニ奥の細道”として整備されています。

「奥の細道」を歩いたHPでは逆順で紹介していますが、
今回は千住の旅立ちから大垣結びの地までを歩いてみました。

駅前から左にカラー舗装の道を行きます。

Minioku01
すぐにある「新牛矢橋」、
その先の愛宕神社を右に折れます。

Minioku02
ここが「ミニ奥の細道」の始点
これが矢立初めの句 ” 行く春や 鳥啼き 魚の目ハ泪 ”

芭蕉が「奥の細道」に旅立った千住での句です。


Minioku03 
ここから「奥の細道」に見立てた2.2キロの散策路を歩きますが、
その間奥の細道で詠んだ22の句碑があります。
句碑は我が好み、そして四季の路を紹介しながら ^^

Minioku04
奥の細道、
旅立ちのあとやはりこの句は外せません ><;
” あらたふと 青葉若葉の 日の光 ” 日光です。

Minioku05
このあたりはまだ牛屋川?
その川筋を行きますが

Minioku06
ここはもう水門川
どうも道の重複部分と同じで川も重複しているみたいです ^^;

Minioku07
この先で美濃路に突き当たりました ^^
直進すれば美濃路ですが散策路はその先で右に折れます。

Minioku08
角にある小公園
手前の句碑は” 夏艸や 兵共か夢の跡 ” 平泉

Minioku09
道はさらに南へと

Minioku10_2
Minioku11
とにかくこの道筋には橋が多いんです ^^;

上は新大橋手前にある句碑
” 涼しさを 我宿にして ねまる也 ” 尾花沢

下が東外側橋手前の
” 閑さや岩にしみ入る 蝉の声 ” 立石寺

さらに南へ

Minioku12
すぐに” さみだれを あつめて早し 最上川 ” 本合海

Minioku13
春の”たらい舟”舟下りの乗船場所です ^^

Minioku14
句碑は新潟県に入ります。
” 荒海や 佐渡によこたふ 天河 ” 越後


Minioku15
湧水の町大垣
右に八幡神社の湧水があります。
ここは何度も紹介したところ・・・先に行きます。

句碑も新潟の最後

Minioku16
振り返っていますが
” 一家に 遊女も寝たり 萩と月 ” 市振

Minioku18
水門川の川幅も広くなってきました。
見える句碑は
” 石山の 石より白し 秋の風 ” 那谷寺

Minioku19
そして「ミニ奥の細道」は敦賀に入ります。
” 名月や 北国日和 定めなき ” 敦賀

この先「奥の細道記念館」前には
” さびしさや すまに勝たる 浜の秋 ” 色の浜 
での句碑がありますが、
まもなくミニ奥の細道も旅の終わり ^^です。

Minioku20
Minioku21
ここが奥の細道結びの地
句碑は” 蛤の ふたみに別 行秋そ ”

Minioku22
「奥の細道 結びの地」
大垣市「ミニ奥の細道」をたどって着いた芭蕉と木因二人の像。

芭蕉「奥の細道」
” 旅のものうさもいまだやまざるに、長月六日になれば、
 伊勢の遷宮拝まんと、また舟に乗りて、
  
 蛤の ふたみに 別れ 行く秋ぞ ” 本文から。

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コメント

  さすがに「奥の細道」の記事になると写真もコメントも素晴らしいテンポで
  すっかり引き込まれてしまいます。
 
  昭和を代表する蕉門には感服です。

茶太郎 さん
俳聖芭蕉についていけるのは旅の足跡ぐらいです ^^

知り尽くした四季の路です、
歩きながら構成はできていきます。

>蕉門
できりゃなりたやその端くれに・・・、冗談です!^^

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