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2010年11月16日 (火)

伊勢本街道・美杉町

夏に歩きました伊勢本街道の榛原「札の辻」から三重県境ですが、
そのあとがなかなか歩けぬまま今回も企画に参加!

伊勢本街道保存会が企画した「第1回 平成のおかげ参り」
榛原「札の辻」から伊勢「内宮」まで約100キロ、
3泊4日の歩き旅でした。

奈良県側は納涼の旅ですでに紹介していますから、
その続きを・・・ここからは三重県側の見どころです ^^

Misugi01
岩坂峠を下ったところの休憩所、ここから三重県側に入ります。

Misugi02_5
杉林、竹林としばらく街道の雰囲気を味わいながら、
飛び出した国道368号線は美杉町杉平。

Misugi03
”三多気のサクラ”への道を分けて
狭い国道歩きが少し続きます。

Misugi04
左手に大洞山を見ながら
払戸の道標、常夜燈を見て国道を離れると石名原。

この地区で一番古いという中垣内(なかがいと)の常夜燈を見て
先を行くと下垣内の道標、
この辺りは常夜燈や道標がたくさんあります。

Misugi05
「右 いせみち」の道標、道は瀬之原へと入ります。

Misugi06
渡る川は伊勢地川
色づく木々を楽しみながら伊勢奥津へと向かいます。

しばらく旧道と国道を交互に歩きながら
最後に国道を離れると伊勢奥津の集落へと入っていきます。

Misugi07
まず目につくのが軒先にかけられた”のれん”
この辺りは旅籠の屋号でしょうか?

Misugi08
町の入口から出口まで・・・
94軒?の軒先にかけられている”のれん”、
これが~奥津宿 のれん街~。

Misugi09
”のれん”ばかりではありません!
古き宿場町に紅葉も見事でした。

Misugi10
今はバス代行中のJR伊勢奥津駅・地域住民センター。

Misugi11
すぐ傍の民家でお接待をしていただきましたが、
多いときは何百人もの人が歩くという・・・
いわゆる街道歩きの区切りバスツワー方たちが通るそうです。

横にある酒蔵を見学して試飲をさせていただくのも
保存会の尽力でしょうか ^^

雲出川を「宮城野橋」で渡れば職人街「須郷(すご)の里」

Misugi12
      Misugi122 
      かかる”のれん”も変わります ^^

Misugi13_2
かっては、伊勢参りの人々へ通行手形を渡した場所跡といわれる
札場跡を過ぎると少し家並みが途切れますが・・・

Misugi14
次が「谷口の里」
”のれん”は民家の最後の一軒までかけられていました。

さてこのあとは・・・
伊勢本街道の中でも難所といわれた「飼坂峠」

Misugi15 
杉木立の中の急坂ですが思っていたより素晴らしい峠道!
峠には茶屋跡も残ります。

チョッと街道には似合いませんが少し上がれば展望台まで、
良いか悪いか?そこは歩く人の気持ちの問題 でしょう。

Misugi16
峠を下ってススキの綺麗な街道を行きます。

Misugi17
国道と並行する上の旧道を行き民家が見えると美杉町上多気、
ここから多気宿へと入って行きます。

平田川を新田橋で渡ると多気の宿

Misugi18
宿の面影を残す短い町並みを抜けます。

Misugi19
八手俣川に架かる「大橋」の手前にある
「すぐいせ道」(すぐはまっすぐの意)の道標と
この左手にある大きな常夜燈はここ多気宿のシンボルです。

道は道標の指示通り直進していきますが・・・

Misugi20 
この日はここが宿泊地
道を左に折れて北畠神社へと向かいました。

伊勢本街道「平成のおかげ参り」2日目の後半部、
三重県境から上多気までのハイライトでしたが・・・
伊勢内宮まであと2日です。

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