田山花踊り・京都南山城村
まだまだ知らない地域の祭り。
これも初めてでした京都府南山城村田山に伝わる「田山花踊り」。
京都の最南端、奈良の月ヶ瀬に近い小さい山村、
田山地域の人たちによって受け継がれている雨乞いの踊りです。
村の鎮守「諏訪神社」に奉納される雨乞い踊りですが、
安永2年(1773)の飢饉のときに行われたと記録にあるだけで、
起源は詳しく分からないという。
踊りは田山小学校校庭から
小学6年生6人が打つ入端(いりは)太鼓で始まり、
これが花踊りの発表会。
踊り手は女装の長羽織、白脚絆にワラジ、
白い手甲をはめ、赤い紐でしめています。
天狗の面を付けたのは道化と言われる一人
背中に背負うのはシナイと呼ばれ、
2メートル弱の棒に3段の色紙の房をつけ
その上に御幣と造花が飾られています。
踊りが終ると「入端」と呼ばれる道中行列が行われます。
陣笠に羽織袴の警護の武士を先頭に払い棒が続き、
村内をゆっくりと「諏訪神社」に進みます。
棒術の少年たち
そしてササラの子供たち
道化のひょっとこ(実は踊りの先生だそうです^^)
入端太鼓と山伏
後の黒紋付に菅笠の一団は唄付けと呼ばれる唄い手さん、
そして中踊りの踊り手が続きます。
神社境内から
行列の先頭が神社の前までやって来ました。
これから急な石段を登り境内へと入ります。
石段を登ると宮司さんからお祓いを受けます。
もちろん一般の方も同じです ^^
入端太鼓の打ち手さん
そして中踊りの踊り手さんが続々と石段を登って境内へと・・・
ここまでが花踊りの前半でした。
この後は神社境内で奉納される花踊りへと続きます。
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