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2010年11月30日 (火)

錦天満宮秋季大祭・京都

京都が続きますが紅葉ではありません ^^;
少し祭を楽しみました。

錦小路通から錦市場を抜けた先にあります「錦天満宮」、
なにやらえらく人だかりがして賑やかでした。

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何かと思えばなんとこの日(11月25日)は
「秋季大祭」の日でした。

斎行は午後2時からで少し間に合いませんでしたが、
ちょうど「玉櫛奉奠」(祭典案内から)が始まったところ。

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”どうぞ御参拝ください”と案内をされて、
ここはありがたく参拝させていただきました。

ちなみに大祭はこの前に
宮司一拝、開扉の儀、献饌、献茶、祝辞奏上、
その間に雅楽奏上があったようです。

引き続き雅楽奏上、そして舞楽奉納と続き

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同時進行で「火焚祭」が始まりました。

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諸事祈願の護摩木に御塩、御神酒がかけられ

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火床に火が点けられ宮司による大祓詞が奉じられます。

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祈願された護摩木が次々と入れられ燃えあがります。

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横では同時に舞楽の奉納が行なわれていますが、
奉納曲目は2つでこちらが最初に舞われたもので、
「蘭陵王(らんりょうおう)というそうです。

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「火焚祭」では最後の護摩木が入れられました。

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舞楽奉納は続きますが

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護摩木が燃え尽きて「火焚祭」は終ります。

舞楽奉納は2曲目に変わります。

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「納曽利(なそり)」というそうですが、
舞楽をこうした場所で見るのは初めてでした。

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そして舞楽奉納が終ります。

宮司の「閉式の辞」があって「秋季大祭」は無事終了。

繁華街のど真ん中にある「錦天満宮」の秋季大祭。
小さい境内を取り巻くように一般の方や、
修学旅行の子供たちで賑やかでしたが、
なんとも偶然に、思わぬ神事と舞楽を見せてもらいました。

2010年11月29日 (月)

夕暮れ迫る京都円山公園

15時を回ってかなり暗くなってきました京都ですが、
最後に行きました「八坂神社」から丸山公園。
紅葉も光がないと辛いんですが旬ものだけにあえて載せます。

公園中央の「ひょうたん池」から

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公園の外周に出ます。

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長楽寺の参道

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大谷祖廟

     Maruyama04 
ここからいつもは公園に戻るんですが、
観光人力車にそのままついて公園の外周道路を行きます。

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山の手へと上る途中

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「吉水大弁財天女」の手前

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その「吉水大弁財天女」の傍の紅葉は真っ赤でした!

道は左に折れて上ります。

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上から

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そしてついた最頂部、旅館の前から

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休憩所のある小公園

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安養寺を観て暫し紅葉を楽しみ、
公園へと戻ります。

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公園内の紅葉
下はドウダンツツジの紅葉ですね ^^

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少し暗いなかでの撮影で全体に色がイマイチですが ><;
ここはもうただ並べただけでかなりの手抜きになりました。

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戻ったひょうたん池

できれば陽の射す紅葉がベストでしたが、
夕暮れ迫る円山公園の紅葉もまたそれなりに・・・。
三所三様の紅葉をめぐった京都の1日でした。    25日

2010年11月28日 (日)

金戒光明寺・方丈庭園

今年のJR東海の”そうだ 京都、 行こう”キャンペーンポスター、
それが金戒光明寺編でした。
あまり気乗りがしなかったんですがその「金戒光明寺」です。

御影堂・大方丈・庭園そして山門の秋の特別公開。
傍には紅葉の名所真如堂がありますが、
今回は「金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)」の方丈庭園です。

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山門くぐった先
なぜかJRのキャンペーンポスターが境内からの山門、
その意味が分かりました。

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御影堂に向かう石段中段から振り返った紅葉、
モミジの木はこちらからでした。

拝観は御影堂から

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内陣の法然上人坐像、文殊菩薩像、
吉備観音などを観て大方丈へ。

こちらは「虎の襖絵」、「松の襖絵」を見ていきますが、
この日の目的でした方丈庭園です。

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庭園の紅葉

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    Kurodani052
法然上人の生涯を枯山水で表したという「紫雲の庭」ですが、
今回は紅葉を観ながら池を巡ります。

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池を巡るように付けられた道

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この辺りから逆光に代わります ^^

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池から離れて山道へ、そして庭の最深部へ

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    Kurodani102
素晴らしい紅葉に気分も高揚!

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池を巡る紅葉はここまで・・・
 
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帰り道の紅葉もまたよろしい!

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庭園にある二つの茶室の一つ「花峯庵」

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庭園の出口、
誰が仕掛けたか?チョッと一息。

紅葉と池、苔石が見事に調和したという「紫雲の庭」ですが、
その池と紅葉だけを巡りました。

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帰路にある「極楽橋」は霊園と三重塔への入口?
謂れの多い橋ですが説明は省きます。

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未練がましく振り返り・・・
この後特別公開の山門へと向かいました。

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南禅寺の三門より絶景だという?・・・

その山門からの”絶景かな!”は、なんと撮影禁止 ><;
ハナから説明してくれれば急な階段を上ることもなかったのに。
”のに”がつけばぐちが出る・・・誰かの言葉ですね~。

「金戒光明寺」
こんかい!?が初めての拝観でした。   25日

2010年11月27日 (土)

住蓮山 安楽寺・京都鹿ヶ谷

久しぶりの京都でしたがやはりこの時期は凄い人です。
今回は紅葉もさることながら・・・
まずは特別公開中の鹿ヶ谷にある「住蓮山 安楽寺」へ。

平日とはいえ賑わう南禅寺から永観堂、哲学の道の
紅葉を眺めながら、
少しは静かな1本東側の道へと入ります。

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静かといっても人は多く、
人ごみを避けながら石段途中から上の山門。

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紅葉は目的ではないといえば嘘になりますが ^^
今の京都はどこも紅葉だらけです。

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山門を入った境内左手、
今回の目的はこの右手にありました。

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法然上人の弟子、住蓮上人と安楽上人の墓、
五輪供養搭です。

この先には悲劇の発端となった二人の女人

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松虫・鈴虫姫の供養搭があります。

戻って本堂へ

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堂内でお寺の由来や木像の説明を聞きます。

法然上人の弟子であった住蓮坊と安楽坊が1キロほど東の地に
「鹿ヶ谷草庵」を結んだのがこの寺の始まり。

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本堂から書院へ

後鳥羽上皇に仕える女官であった松虫と鈴虫姫は、
法然上人の説法を聞き住蓮・安楽両坊の教えに感化されて、
上皇の留守の間に御所を抜け出し鹿ヶ谷の草庵を訪ねます。

両姫は住蓮・安楽坊に懇願して剃髪出家してしまいます。

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書院から眺める庭園の右と左

このことを知った上皇は激怒し、
これを口実として専修念仏教団を弾圧していきます。
そして住蓮は近江の国馬渕(現近江八幡市)に送られ、
安楽は京都六条河原でともに斬首に処されます。

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庭園の紅葉

また法然と親鸞もそれぞれ讃岐国(現香川県高松市)と
越後国(新潟県直江津市)に流罪となります。
これが「建永の法難」ですが、
その後松虫、鈴虫両姫は瀬戸内海の生口島に移り
念仏三昧の余生を送り、
それぞれに往生を遂げたと伝えられている・・・と。

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本堂と書院の中庭

その後、草庵は荒廃していきますが、
流罪地から帰京した法然上人が両上人の菩提を弔うために
一寺を建立し「住蓮山 安楽寺」と名付けられたという・・・。

今なぜこの寺か?・・・こちら

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以前、中山道を歩いたときに、
守山市の街道沿いの民家の庭で見た「住蓮坊母公の墓」です。

我が子が捕らえられた悲しみで盲目となり、死罪の前に一目逢い
たいと中山道を馬渕に急ぐ途中ですでに首を打たれたと聞き、
もはや生きながらえる望みもなしと池に身を投げて自殺します。
哀れに思った村人が母の霊を祀ったといわれるその供養搭です。

街道歩きにはなぜか多くみられるこうした遺跡、
ここも知って以来なぜか気になっていました。

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残念ながらこの寺の存在は紅葉情報を見るまで知らず・・・
たまたま開いた「安楽寺」の情報に結ばれます!
そしてこの日の「住蓮山 安楽寺」でした。

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あらためて石段上から

そして入口から

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歩いて知った情報が結びつく楽しみ。

住蓮坊の墓(住蓮坊古墳)は近江八幡市千僧供町にありますが、
今だ訪れたことはありません。
いずれは訪れることになるでしょう・・・。

2010年11月26日 (金)

岩屋堂公園と浄源寺の紅葉

愛知県瀬戸市にある「岩屋堂公園」と、
その入口にある「浄源寺」の紅葉です。

夏に涼みに来ました岩屋堂公園、
思わぬ展望台もありましたがやはりここは紅葉!
正直期待していましたが・・・

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残念ながらかなりの散りモミジでした ><;

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でも見たい紅葉、
残る綺麗どころを拾いながら目指す「瀬戸大滝」。

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川沿いにはまだ綺麗な紅葉も残ります。

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「紅橋」周辺
ここはまだ十分楽しめます ^^

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遊歩道の頭上にも多少は残りの紅葉がありますが、
全体ではもう終りのようです。

瀬戸大滝から休憩所

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散りモミジと日差しに映える紅葉を少しだけ堪能しました。

来た道を戻りますが・・・このままではどうにも収まらず、
公園入口にあります「浄源寺」へ。

ここも夏に来ていますが紅葉は初めて

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イチョウの散り葉で黄色い絨毯の「三蔵門」前

Jyogenji02
門にかぶさるモミジの木

そして右手の紅葉

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霊園の手前にありますが、
これは見事でした。

      Jyogenji04
      三蔵門から散りモミジの参道を行きます。

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  Jyogenji06_3
鐘楼からの紅葉を見て参道を戻ります。

Jyogenji07

「岩屋堂公園」
紅葉の名所ですがやはり紅葉のタイミングは難しい・・・
散り急ぐモミジ葉もまた格別としておきましょう。 
今回は入口にある「浄源寺」の紅葉とともに散りモミジの
両方を楽しみました。       23日

2010年11月25日 (木)

敦賀 西福寺

敦賀市街地の西、大原山麓にある「西福寺」、
「書院庭園」で知られるところですが、紅葉の頃が美しいと・・・。

一度は訪れたいと思いながらようやく実現!
その紅葉の頃でしたが ^^紅葉は遅すぎました。
で、西福寺名勝庭園です。

Saifukuji01
まぁ、天気は最高の秋晴れ!

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境内庫裡前にある「華頂門」
曰くは省きますが境内案内図には「庫裡門」、
HPでは「裏門」と ^^ どちらでもよろしいが・・・

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駐車場を挟んでこちらが「総門」

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そして「三門」です。
正面から撮ると木が邪魔をして全容が分かりません ^^;
で、斜め横からですが元禄2年に再建された重層式楼門が焼失し、
その後の昭和52年に建替えられたコンクリート造りの楼門。

門をくぐった左右には
市天然記念物の2株の”スダジイ”の老木があります。

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そして正面に平成大修復中の「御影堂」

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右には「宝筺印塔」と「舎利如来堂」に挟まれて建つ「鐘楼」

拝観受付は左へ

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「阿弥陀堂」を見て

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向かう「大玄関」

全てに能書きがありますが・・・省略しています ><;

そして庫裡から書院へ

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庫裡奥のカラス戸越しに見た「書院庭園」

書院を通って庭園に出ます。

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名勝 西福寺書院庭園の左側と右側
”紅葉の時期の美しさはまるで別世界の様です ・・・”
とありますが 残念ながらご覧のとおりでした ><;

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心字池に架かる石橋を渡り

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右には「御影堂」への回廊「四修廊下」を見ます。

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庭園上部から
書院、庫裡、阿弥陀堂、四修廊下で御影堂へとつながります。

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回廊からあらためて眺める庭園

さらに回廊を行くと

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三門を入った参道両脇にある”スダジイ”の老木と
宝筺印塔が少しだけ見えます。


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突き当たりの御影堂から戻る回廊
ここまでが有料拝観。

そして境内へ戻ります。

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総門と三門の間にあります「河合曽良文学碑」
その片面ですが、
森川許六が描いた芭蕉と曽良の「芭蕉行脚図」と、
奥の細道「曽良随行日記」の原本の一説(曽良が元禄2年
8月10日に西福寺に立ち寄ったくだり)が刻まれています。

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紅葉も一枚入れておきましょう ^^

敦賀の西、大原の里にある名刹「西福寺」
紅葉には遅すぎましたが名勝 書院庭園を拝観、
静かな里の秋を楽しみました。    21日

2010年11月24日 (水)

虎渓山 永保寺の紅葉

岐阜県多治見市にある「虎渓山永保寺」。

夏に名勝庭園を見に行きましたが、
そのときに秋には紅葉をぜひ見たいと思っていました。

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本堂前(囲いが取れましたがまだ工事中)からの大イチョウ、
今が見頃でした ^^

それにもまして境内のモミジの色づきが真っ盛り!
これ以上申し分のない紅葉でした。

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「臥龍池」を右に回りながら紅葉を見て行きます。

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真っ赤なモミジの木に囲まれる池と「無際橋」

その左手には瓦塀に囲まれた楓樹林の紅葉

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禅堂の南側にあるモミジの林だそうですが、
残念ながら中は見ることができません。

外から・・・

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瓦塀に沿って色づく見事な楓樹林の紅葉

この先は土岐川

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光を通さぬほどに重なり合うモミジ葉

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臥龍池と土岐川の間にある池の周りの紅葉、
この辺りはかなり散りモミジになっていますがまだ綺麗・・・

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池の西側から「観音堂」、「無際橋」

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橋を渡りました

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庫裡に戻る途中から多彩な色のコントラストを楽しみます。

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戻ってきました庫裡前から完成近い本堂を少し、
完成は23年春の予定。

この日は祝日、
快晴のなかで多くの人たちが庭園の紅葉を楽しまれていました。

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最後はチョッと遊び心で・・・^^;

岐阜県多治見市にある紅葉の名所 「虎渓山 永保寺」
二度目の名勝庭園と初めての紅葉を堪能しました。  23日

2010年11月23日 (火)

湖西 大荒比古神社の紅葉

地味な紅葉巡りが続きます。

高島市朽木から安曇川に向かう県道23号線を、
途中で新旭町方面に分岐した先の安井川地区にある
「大荒比古(おおあらひこ)神社」です。

滋賀県の紅葉情報では ”境内へ上る石段と社殿に紅葉が映え、
風情ある景観をつくります” とありました。

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鳥居をくぐって長い参道を走ってしまいましたが・・・
着いた駐車場。

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どちらでもいいようなもんですが、
集落を抜ける道を来るのが車での参拝でしょうか? ^^;

その境内へと上る石段

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覆いかぶさるように燃えるような紅葉ですが、
順光でこれだけ見事な色づきを見るのは久しぶり!

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石段を上ります!

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上った先には
入母屋造、間口 三間三尺、奥行 三間三尺の拝殿

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その奥にある三間社流造、 間口三間 奥行二間という本殿

由緒は省きますが
祭神は豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)と
     大荒田別命(おおあらだわけのみこと)。

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本殿横から
ここもモミジの木は多くありませんが境内に映えて綺麗です。

あらためて石段横の紅葉

  Ooarahiko101   
   Ooarahiko102 
中央に細く続く道が参道

車で走ってしまった長い参道ですが・・・
春の5月に行われる湖西随一の大祭「七川祭(しちかわまつり)」で、
”奴振り”と流鏑馬、神輿渡御の舞台になるようです。

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今回は滋賀県の湖西、
高島市の朽木と新旭町にあるお寺と神社を訪ねて、
それぞれに趣のある紅葉を楽しみました。

2010年11月22日 (月)

朽木 興聖寺の紅葉

以前に「鯖街道朽木宿」を訪れたときに立ち寄りました「興聖寺」。

滋賀県高島市朽木岩瀬にあります名刹ですが、
そのときは「国・名勝 足利庭園」を見るのが目的でした。

今回は紅葉です。
ただ見たままに、そのままに並べていきますが・・・、

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入口から見た境内の様子に思わず期待します。

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本堂の左手にある数本のモミジ

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そして右手にはイチョウの木がありますが、
すでに半分以上が散って黄色い落ち葉の絨毯です。

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こちらは本堂境内入口のモミジ越し。

本堂に進みながら東屋前のモミジを見ていきます。

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手前から奥へと回り込むように撮ってみました。

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名勝庭園側から本堂

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本堂右からモミジの全景です。

見どころのモミジはこの木しかありませんが・・・
素晴らしいモミジでした。

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少し下がって境内右側、鐘楼の横から境内です。
散ったイチョウの葉が綺麗でした。

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東屋からもう一本のモミジ

最後はもう一度

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真紅に染まったモミジに堪能しました。

わずか数本のモミジの木でしたが、
名勝 庭園以上に見応えのある紅葉でした。  21日

2010年11月21日 (日)

紅葉の伊自良湖

岐阜県山県市長滝にある「伊自良湖」
春先の「長滝雛人形展」で一度訪れたことがありますが、
この日は湖畔の紅葉でした。

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山里のの集落を抜けた山奥にある人造湖、
周囲2.4キロの湖岸にモミジの木がありますが、
今回は遊歩道のある湖畔の東側を中間まで。

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農産物直売所の裏手からスタート

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日の差す紅葉を見るため遊歩道ではなく車道を行きます。

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ここは”わかさぎ”釣りでも知られたところ。
この日も多くの釣り船を見ました。

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多少緑の葉も見られますが今が見頃でしょうか?

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全般的には遊歩道の中間部までは真紅の紅葉、
その先は赤と緑のグラデーションが楽しめます。

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観光客の多いメジャーなスポットとは違って山奥の湖、
静かな自然のなかで紅葉もまた良し!

まさに ♪山の寂しい湖に~~♪
といっても名古屋近郊から1時間半ほどのところにあり、
休日はどんな様子かは分かりませんが ><;

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モミジの下を通る遊歩道からは見上げる紅葉になりますが、
この辺りは下からも見てみたい・・・で、後ほど ^^

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湖畔の東側は1キロぐらいではないかと思いますが、
見事な紅葉が続きます。

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ときおり車で見物される方の車が通りますから要注意!
ここはゆっくり歩きながら楽しむ・・・そんな至福のときですね~ ^^

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この先がちょうど散策路の中間点?

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突き当たりで折り返します。

途中から遊歩道に下りました。

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一番綺麗に見えた紅葉を遊歩道から見上げたところです。

下からも綺麗ですが
全般的にはやはりやや上の車道から見るのがよろしいかと・・・^^

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戻ってきました農産物直売所

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あの人懐っこい”カモ”たちも健在です ^^

「長滝雛人形展」以来2年ぶりの伊自良湖でしたが、
今回は素晴らしい紅葉を堪能しました。     18日

2010年11月20日 (土)

ドウダン庭園の大龍寺

紅葉にもいろいろありますがここもまた紅葉の名所?
岐阜市栗野にある祈願だるまの寺「だるま観音 大龍寺」。

”祈願だるま寺”とともに知られているのが境内の裏山と
本堂裏庭にある1200本ともいわれるドウダンツツジです。

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駐車場から少し上がるとある山門、
そして裏山のドウダンツツジです。

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山門を入った境内の本堂と達磨太師坐像

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その先には「達磨堂」と「地蔵堂」
裏山の赤いドウダンツツジが彩を添えます。

本堂庭園を拝観

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社務所から本堂へ抜ける裏庭

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本堂裏の庭

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濡れ縁を通って反対側から

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本堂裏を回って行きますがここが中庭になりますか?
ここからドウダン庭園のハイライト部分へ・・・

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座敷から

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春の花の頃には一度訪れたことがありますが、
秋の紅葉は初めてでした。

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見事なモミジとドウダンツツジの紅葉の競演!

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座敷から見る裏庭
春には苔むす緑の上に散った白い花の絨毯になります。

磨かれた細い濡れ縁の左手は
 
Dairyuji13 
回ってきた中庭の反対側です。

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逆光に映えるドウダンもまた綺麗でした ^^

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最後のドウダンツツジを見て境内へ。

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山門右手の山のドウダンとモミジ

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最後は「達磨堂」と裏山のドウダン群です。

モミジの紅葉とはまた違ったドウダンツツジですが・・・
これもまた素晴らしい紅葉でした!    18日

2010年11月19日 (金)

紅葉の湯の山温泉街

三重県菰野市にある湯の山温泉ですが、
御在所岳の紅葉が山麓の温泉街に下りてきました。

三滝川の川沿いも綺麗ですが如何せん駐車帯が少なく、
車を走らせながら山モミジを楽しみますが ^^
小さな駐車帯に車を止めて、
まずは湯の山ロッジのある下流部

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個人の方の喫茶店に入る橋の上から、
三滝川沿いの紅葉です。

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真っ赤な紅葉もいいですがこのグラデーションもまたよろしい!

今回はロープウエイへは行かずに温泉街へ。

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ここは”誘い橋(いざないばし)”の先、
ここから大石公園、山岳寺へと歩いて行きます。

この辺りは車を止めるところがないので、
駐車場に止めて歩いて散策するのがよろしいかと。

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個人の方の敷地内で立ち入り禁止ですが・・・

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架かる橋から見事な紅葉を楽しめます。

川の上流部

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先に見える赤い橋が大石公園の大石橋
車道を登って行きます。

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振り返る紅葉と

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公園手前の紅葉

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少し先で振り返れば・・・先の建物の紅葉、
それぞれに違う角度で楽しめます ^^

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行き着くところは大石公園ですが(登山者以外は ^^)、
色づくこの木々も見ごろでした。

ここから左斜め後に道を折れて向かった「山岳寺」

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折鶴伝説の恋結びのお寺として知られていますが、
湯の山温泉の観光スポット?
ここは僧兵たちの集う山岳宗教の拠点だったお寺で、
秋の「僧兵まつり」でも知られています。

我が趣味で恐縮ですが ^^この本堂の左下にある芭蕉句碑

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「芭蕉翁詠月碑」と刻まれた石柱の横にある句碑。
かなり磨耗した碑の文字は
” 文月や 六日も常の 夜には似ず ”

句よりもこの石
芭蕉が蓑を着て腰を折り、つくばるような形をした名石とあります。
正面からですがどうでしょう?・・・

さて紅葉、本堂から少し登ったところにある「鐘楼」

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ここのモミジがまた綺麗!

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   Yinoyama1411   
まぁ、久しぶりの紅葉見物に気も弾み、
チョッと遊び心も交えて楽しみました。
何が遊び心?
はい!紅葉のなかにロープウェイですが・・・
説明しなければいけないのが辛い ><;

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こちらは山岳寺から見る御在所岳の中腹
紅葉は一気に山麓の温泉街に下りてきています。

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戻った大石公園

気温は秋から冬へと駆け足に過ぎるのかと思うほど・・・
そんななかで身近な山の紅葉を楽しみました。    17日

2010年11月18日 (木)

伊勢本街道・相可から内宮

伊勢本街道「第1回 平成のおかげ参り」は伊勢神宮へと、
相可からの最終行程に入りました。

この日も早朝からの出立でしたが・・・

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この間はあまり見どころもなく
少々味気ない街道歩きになります。

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JR紀勢本線の普通「新宮」行き2番列車が通過!
旅人は通過を待ちます。

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踏切を渡ってしばらくするとある「水分社(みまくりの社)」。

新明造りの社殿と伊勢式鳥居が建ち、
周辺には小さな祠や、山の神が置かれて
地元では”しょうずんさん”と呼ばれているそうです。

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街道は多気町西池上の町並みへ入ります。

      Isemairi05
      西池上の東端にある常夜燈
笠が円形というチョッと珍しいもので天保15年(1844)のもの。

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県道から旧道に入る分岐点の道標、
「右 とばかさぎの中 すぐさんぐう 道」とありますが・・・。

この先でJR参宮線の踏切を渡ると次が土羽茶屋。

Isemairi07
この日の街道歩きで唯一雑木林の中を行きます。

途中にある切通しの道が”伏し拝み坂”
”むかし伊勢参りの旅人がここまできて、お伊勢さんまでの距離を
尋ねたところ、「三里山道 五里畷」と聞き、先の難儀を思い参宮
をあきらめ、東の空を伏し拝んで帰ったという伝説の場所である。”
と、書かれた解説版の要約ですがそれほどキツイ道だった?

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一段高いところに「両宮遥拝所」の石柱が建てられていました。

ここが一番の街道の雰囲気を残すところでしょうか?
あとはただひたすら歩きます。

そして田丸へ、城下町の入口です。

      Isemairi09
立派な伊勢本街道(初瀬本街道)の説明版(省いています ^^)と
この道標。
以前は「地蔵道標」だったようですが
新しく建替えられて大きな道標に・・・。

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道は南に下って神社横からは右に左にと折れ曲がります。

その社の天満宮と刻まれた常夜燈側から正面に回ったところ、
この辺りが「田丸神社」の位置ですが・・・神社を確認もせず、
そのまま田丸城跡大手橋へと向かってしまいました ^^

Isemairi11
田丸城大手門跡

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大手門の先にある村山龍平記念館横の
復元された「奥書院」で抹茶を一服いただき休憩しましたが、
何かのイベントがあったのでしょうか?
この日までの限定サービスでした。

街道に戻ります。

      Isemairi13
かって伊勢参宮と、熊野詣での旅人で賑わった田丸ですが、
その伊勢本街道と熊野街道がここで合流し、伊勢本街道として
伊勢神宮へと続きます。
この道標も新しく、旧道標は玉城中学校の校庭に移されています。

ここからもただ歩くのみ!
ひたすら歩いて・・・突き当たるのが宮川、
ここは”柳の渡し”があったところ。

Isemairi14
今はこの文字も絵も薄くなった説明版が残るのみで、
代わりに少し下流にある「度会橋」を渡って伊勢の市街地へ。

ここから伊勢の外宮はもうすぐ・・・、
筋向橋の袂で「伊勢参宮街道」と合流し外宮へと向かいます。

Isemairi16
街道は外宮北御門(裏参道)へと入り、
その先、火除橋を渡って「正宮」に参拝します。

表参道に出るとあとは古市街道を通り内宮までを残すのみ。

Isemairi17
古市にある旅館「麻吉」は江戸時代から続く旅館ですが、
今でも営業中でこちらは玄関横から下りてきた裏側です。
表も良いんですが・・・私的にはなぜかこちらが好きなんです ^^;

ここを過ぎると参宮街道も大詰め

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牛谷坂の手前にある大きな「両宮常夜燈」を見て
急な坂道を下りると「猿田彦神社」。

日曜日でごった返す「おはらい町」を通りようやく着いた
内宮「宇治橋」前

Isemairi19
伊勢本街道「第1回 平成おかげ参り」3泊4日の旅は
なぜか?ここで自由解散になりました。

「おかげ参り」は「おいせまいり」、
江戸時代の風潮とはいえ現在の街道歩きブームもあり
神宮への道も人気のようですが、
やはり歩きの最後は神宮参詣であると思う我が身としては、
もちろん神域へと宇治橋を渡ります。
「正宮」に参拝して我が「平成おかげ参り」は無事終了!

個人的にも大阪「玉造神社」から始めた歩き旅でしたが、
初瀬街道に続いてようやく伊勢本街道を歩き終えました。

2010年11月17日 (水)

伊勢本街道・多気から相可

伊勢本街道「平成おかげ参り」3日目は多気から相可宿まで。

奈良榛原から峠を歩き続けましたが、
このあとは最後の峠櫃坂峠を下るだけ。

私的にはこの街道歩きの楽しみはこの日だけになる?
といえば・・・失礼かも知れませんが本音です。

Kaido01
早朝の(毎日でしたが ^^)出発でやや曇り、
大橋を渡って雰囲気的には良いんですが・・・暗い ><;

Kaido02
道筋は町屋の町並みへ、
こちらは立川の大橋から見る川沿いの紅葉です。

Kaido03
多気宿の町屋の家並みを過ぎると
色づく紅葉の立川沿いを行きます。

Kaido04
新しく造られた国道368号線のバイパス手前にある
老舗の羊羹店・東屋前、ここの羊羹は美味いです ^^
チョッと宣伝?でしたがほんと!

ここを過ぎると道はだらだらとした登りに入ります。

Kaido05 
この先はあまり見どころはありませんが、
宿の外れにある立川の「サカムカエ 場」。

酒宴をもうけ代参者を待ち、帰って来ると伊勢音頭も高らかに
連れ立って帰ったという・・・。

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Kaido07
ときどき現れる紅葉を見ながら・・・
山間の旧街道を行きますがこれがまた癒されます。

Kaido08
今回の企画に参加された方たちですが、
皆さん歩き旅を楽しまれていました。

このあとは下りの本街道最後の峠道櫃坂峠に入ります。

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Kaido10 
山は上りよりも下りが命、
多気宿を挟んだ二つの峠。

” 伊勢本街道怖いところはどこか、櫃坂、飼坂、鞍取峠、
 津留の渡しに柳の渡し ”といわれたその峠。

Kaido11
急坂を下りきれば飯南町上仁柿

Kaido12
色づく木々を眺めながらの道中
この日は黄砂が凄い日でした。

Kaido13 
飯南町下仁柿にある庚申祠
切妻屋根の格子戸造り、その右手にはまだ新しい行悦の道標。

行悦、約300年前奈良県御杖村菅野生まれの僧侶で、
こうして建てられた道標は本街道に8基が確認されているという。

Kaido14
飯南町横野のお茶畑

ここから櫛田川を見ながらの街道歩きは深野から大石へ。

Kaido15 
大石にある石組みに組み込まれた珍しい道標、
「大石宿 これより宮川へ七里 はせへ十五里半」とあります。
こんな道しるべを探すのもまた歩き旅の楽しみ。

そして道沿いには「大石不動尊」です。

Kaido16 
弘法太師の創建と伝えられ「大石不動」として知られています。

      Kaido17
      境内にある「夫婦の滝」

大石宿からは単調な道歩きが続きますが
この日の見どころは「津留の渡し跡」。

Kaido18 
伊勢湾台風で壊れた道標と川の中にある「はかり岩」
地元の方によって復元されましたが、
川中の石の上まで増水すると川止めになるという目じるしの岩。

復元されたご本人に聞く説明
これはこの歩き旅でしか実現しない貴重なお話でした。

Kaido19
櫛田川の眺めもまたよろしい!

この辺りから本街道を歩く400名というバスツワーの
人たちの流れに飲み込まれていきます ><;

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歩く目的は一緒ですが・・・
さすがにこの団体さんには往生しました ><;

見所はたくさんありますがすべて省きまして・・・

Kaido21
着いた相可の宿、ここが札の辻、
「伊勢本街道」と刻まれた道標が建つ少し広い三叉路。

かってはここで盆踊りがされ、「踊り場」ともいわれたという。

歩いてきました伊勢本街道「第1回 平成おかげ参り」
このあとは最後の相可から田丸、宮川を渡って外宮、
そして内宮まで・・・あと1日です。

2010年11月16日 (火)

伊勢本街道・美杉町

夏に歩きました伊勢本街道の榛原「札の辻」から三重県境ですが、
そのあとがなかなか歩けぬまま今回も企画に参加!

伊勢本街道保存会が企画した「第1回 平成のおかげ参り」
榛原「札の辻」から伊勢「内宮」まで約100キロ、
3泊4日の歩き旅でした。

奈良県側は納涼の旅ですでに紹介していますから、
その続きを・・・ここからは三重県側の見どころです ^^

Misugi01
岩坂峠を下ったところの休憩所、ここから三重県側に入ります。

Misugi02_5
杉林、竹林としばらく街道の雰囲気を味わいながら、
飛び出した国道368号線は美杉町杉平。

Misugi03
”三多気のサクラ”への道を分けて
狭い国道歩きが少し続きます。

Misugi04
左手に大洞山を見ながら
払戸の道標、常夜燈を見て国道を離れると石名原。

この地区で一番古いという中垣内(なかがいと)の常夜燈を見て
先を行くと下垣内の道標、
この辺りは常夜燈や道標がたくさんあります。

Misugi05
「右 いせみち」の道標、道は瀬之原へと入ります。

Misugi06
渡る川は伊勢地川
色づく木々を楽しみながら伊勢奥津へと向かいます。

しばらく旧道と国道を交互に歩きながら
最後に国道を離れると伊勢奥津の集落へと入っていきます。

Misugi07
まず目につくのが軒先にかけられた”のれん”
この辺りは旅籠の屋号でしょうか?

Misugi08
町の入口から出口まで・・・
94軒?の軒先にかけられている”のれん”、
これが~奥津宿 のれん街~。

Misugi09
”のれん”ばかりではありません!
古き宿場町に紅葉も見事でした。

Misugi10
今はバス代行中のJR伊勢奥津駅・地域住民センター。

Misugi11
すぐ傍の民家でお接待をしていただきましたが、
多いときは何百人もの人が歩くという・・・
いわゆる街道歩きの区切りバスツワー方たちが通るそうです。

横にある酒蔵を見学して試飲をさせていただくのも
保存会の尽力でしょうか ^^

雲出川を「宮城野橋」で渡れば職人街「須郷(すご)の里」

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      Misugi122 
      かかる”のれん”も変わります ^^

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かっては、伊勢参りの人々へ通行手形を渡した場所跡といわれる
札場跡を過ぎると少し家並みが途切れますが・・・

Misugi14
次が「谷口の里」
”のれん”は民家の最後の一軒までかけられていました。

さてこのあとは・・・
伊勢本街道の中でも難所といわれた「飼坂峠」

Misugi15 
杉木立の中の急坂ですが思っていたより素晴らしい峠道!
峠には茶屋跡も残ります。

チョッと街道には似合いませんが少し上がれば展望台まで、
良いか悪いか?そこは歩く人の気持ちの問題 でしょう。

Misugi16
峠を下ってススキの綺麗な街道を行きます。

Misugi17
国道と並行する上の旧道を行き民家が見えると美杉町上多気、
ここから多気宿へと入って行きます。

平田川を新田橋で渡ると多気の宿

Misugi18
宿の面影を残す短い町並みを抜けます。

Misugi19
八手俣川に架かる「大橋」の手前にある
「すぐいせ道」(すぐはまっすぐの意)の道標と
この左手にある大きな常夜燈はここ多気宿のシンボルです。

道は道標の指示通り直進していきますが・・・

Misugi20 
この日はここが宿泊地
道を左に折れて北畠神社へと向かいました。

伊勢本街道「平成のおかげ参り」2日目の後半部、
三重県境から上多気までのハイライトでしたが・・・
伊勢内宮まであと2日です。

2010年11月15日 (月)

北畠氏館跡庭園 北畠神社

伊勢本街道歩き旅の2日目の宿泊地が津市美杉町上多気、
ちょうど北畠神社の傍でした。

街道歩きは別としてまずは「北畠氏館跡庭園」の紅葉です。

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北畠神社参道入口の朱塗りの鳥居と火除橋

右に回り込むと

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境内入口

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正面に天狗面の飾られた赤い拝殿があります。

その左側にある北畠氏館跡庭園

Kitabatake03
紅葉にはまだ少し早いですが一部は見頃でした。

Kitabatake04
庭園の中央

国指定・名勝及史跡で池泉観賞様式の武家書院庭園。

右から回り込んで行きます。

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Kitabatake06
石橋で左右に分かれる池は「米字池」として知られる。

本来は回遊式ではなかった庭園ですが、
その右半分が見て回れます。

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戻った中央から左側

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築山の山裾にひろがる枯山水は
十数個の石群によって石組みが構成されている。

Kitabatake09
あらためて最奥から・・・

室町末期の武将、細川高国の作庭と伝えられ、
素朴で豪放、野性的な魅力にあふれた武将庭園。

庭園の紅葉はまだ正面の木々だけでしたが・・・
その境内です ^^

Kitabatake10
これもまた見逃せない大イチョウ
こちらは今が見頃と色づいていました!

街道歩きの途中で立ち寄った「北畠神社」
思わぬ黄葉を楽しませてもらいました。   12日

2010年11月13日 (土)

伊勢本街道歩き旅

伊勢本街道歩き旅
ただいま伊勢本街道を歩いています。
榛原の札の辻から内宮まで100キロを3泊4日の通し歩き!
今日は多気から相可までの約30キロ、
明日が最後の行程、内宮までです。
詳細はあらためて・・・
写真は伊勢奥津宿の”のれん街“、
なんとも趣のある宿場の街並です。

2010年11月11日 (木)

金華山・めい想の小径

岐阜公園で菊人形・菊花展を楽しんだあとは
少し時間があったので岐阜城(金華山)まで登城しました。

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駐車場に戻る途中の道

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三重塔の手前、
小さな湧き水の傍にある芭蕉句碑です。
” 城跡や 古井の清水 先とはむ 芭蕉翁 ”
私的趣味ですみませんが ^^;貞享5年(1688)の吟。

そして

      Meiso03 
      「三重塔」
大正天皇の即位を祝う記念事業で記念塔の建設が企画され、
岐阜市が市民の寄付を募って建立されたそうです。

この先、なだらかに折れ曲がる道を行くと、
金華山への 「めい想の小径登山道」に入ります。

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「馬の背登山道」との分岐にある「伊奈波神社」跡の烏帽子岩、
もともとはここに神社があったという。

ここから金華山の北側の山腹を巻いて行きますが、
しばらくはなだらかな道。

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公園から2.3キロの登山道ですが、ここが中間点。

この先まではまだ緩やかな登りの道

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こんな階段もあります が^^そこは低くても山、
どこからかは急な登りがあるはず。

少しずつ急な登りになると崖や岩場の登りもあってそれらしく、

Meiso06
そして第一のビューポイントです。

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岐阜市の北側が眼下に広がります。

この日は多くの家族連れやカップルが登っていました ^^
この辺りから岩場の連続になります。

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ここが一番の難所?チョッとキツイ(急な)岩場です。

岩場のくだりは危険、ここでしばらく下山者を待ちます。
家族連れ、ボーイスカートの大勢が続々と下りてきます ^^

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下山者をやり過ごして岩場を登ると長良川が見えました。

さらに岩道が続き、[危・岩場]、[狭い]などの看板が目立ちます。
しかし、子供は元気です!

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狭い岩場
ここでも大勢の下山者を待ちました。

岩場を登ると第二のビューポイントです ^^

Meiso121 Meiso122
左右に広がる景色ですが北側の市街地と長良川
城の天守から見る景色とまた違った気分が味わえます。

Meiso13
しばらく登りが続きますがすぐに山頂?

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お城の正面に飛び出しました。

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すこし標高があるためか紅葉も多少色づいています。

Meiso16

今回は天守に入城しませんでしたが、
多くの人たちで賑わっていました。

Meiso17
金華山、公園からは4本の登山道がありますが、
初めて登った「めい想の小径」
”めい想”できるのは中間点まででしょうか ^^;

帰りはこれも初めての「馬の背登山道」でしたが、
こちらは強烈な岩場と木の根を掴む下りが続きます。
あまり下山には使いたくない・・・そんな道でした。

2010年11月10日 (水)

岐阜公園菊人形・菊花展 Ⅱ

岐阜公園菊人形・菊花展の続きは菊花展から。

7部門に、約3,000鉢が展示されているという菊花展、
珍しいものから大菊、小菊と目に付いたものを回った順に。

1kiku01
バス停「歴史博物館前」で降りるとこちらが入口になりますが、
もちろんどこからでも ^^

まずは会場の雰囲気から

2kiku02
入口左手にあります「山菊総合花壇」
木付け、石付け及び文人等、5鉢以上の作品を組み合わせ、
一つの花壇ととして構成したもの・・・とあります。

3yamagiku
そのなかから鵜飼の鵜に仕立てられた菊花

4kiku03
菊花展の中心部
右に大菊花壇、左には小菊、自由花、大菊花壇が並び、
最奥の正面が菊花園です。

その前にあります「美濃菊花壇」

5mino 
皇室の紋章の図案といわれる一文字菊を祖先に持つ菊、
美濃・・・岐阜が発祥の地と。

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7mino02
菊にもいろいろとあります。

8oogiku01
まぁ、一般的な菊花展で見られる大菊

9senrin01
10senrin02
並んで展示されていました「大菊・千輪仕立て」
何も言うことがありません ^^大きいです。

      11jiyu 
      たまにはこういうのもよろしいか?

12ogikukodukuri
「大菊小作り花壇」
比較的短期間に育成し花を楽しむという。

13kogiku01
14kogiku02
「小菊盆養花壇」の菊花
いろんな形の咲かせ方が楽しく、小さいのもまたよろしい ^^

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これもまた菊?
まぁ、たくさんの菊花が公園一帯に飾られています。

只今開催中の「岐阜公園菊人形・菊花展」(11月23日まで)、
チョッと変わった菊人形展とともに楽しみました。

2010年11月 9日 (火)

岐阜公園菊人形・菊花展

各地で開かれている菊人形や菊花展ですが、
その両方を楽しめる岐阜市、岐阜公園の菊人形・菊花展です。

岐阜公園内もご覧のように少しは秋らしく?

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木々の紅葉も少し色づき始めていました公園

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大菊、小菊、美濃菊など3、000鉢余りの作品に加えて、
菊人形や華やな菊庭園が展示されていましたが、
その菊人形から見て行きます。

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まずは池の中に作られたこの舞台、
菊人形は信長と農姫。

今回の菊人形展、
テーマは「若き日の信長 まむしの道三を呑む」

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そしてこのタイトルは「茶を愛した信長の思い」

テーマには長~い物語がありますがここでは省きます。

       Gifu051
       「緊張続く物見櫓」とありました。

後は信長居館跡

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演出効果としては抜群ですが・・・
如何せん解説文が長くここは菊人形を見るだけです ^^

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こちらは菊庭園

ここにそのテーマの菊人形がありました。

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「若き日の信長 まむしの道三を呑む」

Gifu072 
まむしの道三と

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うつけの信長

天文22年(1553)4月、信長若干20歳、
舅の道三と尾張の国富田(愛知県一宮市)の聖徳寺に於いて、
最初で最後となる会見をする・・・その舞台です。

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こちらは「天下に向かって開く門」
織田信長居館跡前に造られていました。

それぞれに意味はあるのでしょうが・・・
チョッと菊人形には難解な解説板に感じました ^^;

Gifu09
居館跡のモミジもまだ色づき始めています。

岐阜公園菊人形・菊花展
信長をテーマにしたその菊人形展でしたが、
このあとは菊花展、7部門3,000鉢のなかから・・・続きます。

2010年11月 8日 (月)

紅葉の九頭竜湖

まぁ、とにかく混みます週末の高速道路!
渋滞が延びるにつれてスムーズに流れる高速道路をと、
探すうちに目的地が次々と変わりました。

最後の決め手は紅葉情報で今が見頃という九頭竜湖周辺。
これも休日千円のおかげか?

ただ、この紅葉情報が曲者でして

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何年ぶりか?でしたが九頭竜湖に架かる「箱ヶ瀬橋」
この橋は本四架橋のモデルとなった吊り橋です。

車でも渡れますが・・・ここは歩いて渡ります。

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全体の紅葉はチョッとイメージとは違いましたが、
橋の中央から見た九頭竜川の下流です。

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Kuzuryuu032
駐車したドライブインの方向を見ていますが、
この周辺ではこの山が一番綺麗に見えました。

橋の反対側、上流部です。

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秋晴れの素晴らしい天気で文句のつけようがありませんが、
以前(遠い昔^^)はもっと色付きが鮮やかだった記憶があります。
そのときの思いとつい比較してしまいます。

ここから少し下流に走り、
ときどき現れる国道沿いの紅葉を楽しみます。

Kuzuryuu07
こちらが「九頭竜ダム」の管理棟からみた九頭竜湖、
ここから紅葉は期待しませんでしたがご覧のとおりです。

今回はそのまま走り和泉まで

Izumi
お馴染みの越美北線「九頭竜湖駅」で引き返します。

思いとは違った九頭竜湖の紅葉でしたが、
戻る国道158号線。

来るときにチェックしておいたた場所で ^^;
少し紅葉を楽しみます。

Kuzuryuu08
県境に近い大野市側、
せめて山もこれくらいの感じで色付いて欲しいですね~^^

この先にもう一ヶ所、
川沿いの見落としそうな場所ですが

Kuzuryuu09
Kuzuryuu10
この辺りは普通ではまず気付かないところ?ですが、
日差しのお陰で目に入りました。
行きと帰りでロケーションが代わるその典型でした。

ここを過ぎると岐阜県に入ります ^^;     6日

2010年11月 7日 (日)

なばなの里・花ひろば

少し地味な記事が続きました ^^;チョッと華やかさが欲しいな~と 、
時期的には遅いかな?と思いつつ出かけました「なばなの里」。

この日から始まる「冬華の競演」は夕方からが点灯式でしたが、
夜に弱い身としては昼のダリアでもと期待半分で”花ひろば”へ。

ところが・・・入っていきなりご覧のとおりのコスモス園!

Nabana01_2 
近付いてよく見れば萎えた花が多いですが、
まだまだ見頃と言ってもいいような状態でビックリです。

さすがに有料観光スポットと感心しながらも
この日の目的はダリアでしたが、こちらもまだ見頃です!

Nabana02
” 大輪、中輪、ボールなど、200種・8、000株、
 32,000本の咲き誇る・・・”がウリですが。

Nabana03
まぁ、この時期そうはいきません ^^;
しかしご覧のとおりまだまだ十分に楽しめます。

それも大輪が多く目立ちます ^^ これは華やか!

Nabana04
あまり名前を載せないんですが、
今回は大輪を中心に和名のダリアから少々。

まずはその名もズバリ!

Nabana_2
”なばなの里”・・・こんなのありです ^^

Kangetu
黄色が続きますがこちらは”寒月”

Hokaido
目先を変えて”北海道”、なんでこれが?ですね。

Nabana05
いつもはコスモスと「アイランド富士」ですが、
今回はダリアを主役に・・・^^

Sakuramangetu_2
ピンクもいろいろありますが”桜満月”と
ここまでは平凡です。

このあとは、
なんだか恋愛歌が作詞できるような名前が続きます。

Koinokisetu
”恋の季節”
歌のタイトルですね~。

Dairenai
”大恋愛”
燃える恋の炎?でしょうか、妖艶な大輪です ^^

Uwakigokoro
”浮気心”
二色咲きとはまた妙に

Midaregami_2 
”乱れ髪”とくれば・・・もう艶歌の世界!

まぁ、だれが付けたか、これってホンマ? と、
つい思いたくなるダリアの名前でした ><;

Nabana06 

見事な秋晴れのなかで楽しみました「なばなの里」。

ダリアはまだ少しは楽しめそうですが、
何時頃までかは分かりません。        5日

2010年11月 6日 (土)

阿山 けんずいまつり

伊賀市阿山で行われた「けんずいまつり 2010」
「田山花踊り」の前に時間があったので立ち寄りました。

~あやまの恵み・食・文化~とありますが
そのものズバリ!町の人たちによる手作りのイベントです。

Kenzui01
地元「あかまつ太鼓」の演奏でオープニング

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地元の子供たちが頑張っています ^^

けんずい(間水)、
定まった食事以外に食べる・・いわゆる間食のことで、
特に昼食と夕食の間の飲食のことだそうです。

まつりの名物は直径1メートルの大鍋を使った料理、
鍋の蓋もクレーンでの作業という大掛かりなものです。

Kenzui04
すでに大釜戸で炊き込みが始まっていましたが、
500人分の「すいとん」が炊かれています。

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食御輿が入場です ^^

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こちらも人気の餅つき、
できたてのきなこ餅のふるまいに多くの人が並んでいました。

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会場には多くのブースが並びますがこちらは丸太切りに挑戦!
小さい子から大人まで楽しんでいます ^^

Kenzui08
和太鼓の後は”ケーナ”の演奏

そして名物の大鍋料理は?

      Kenzui09
クレーンで鍋蓋が引き揚げられ

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大鍋から「すいとん」が別の大鍋に移されます。

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傍で撮っていて嗅ぐこの匂い、思わず美味そう!

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「すいとん」料理、これ一杯が200円。

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販売前から並ぶ人たちもいて大盛況のようです。

秋晴れのなかで行われていた「けんずいまつり2010」
これもまたまつりのひとつ、
会場を離れるころには大勢の人たちで賑わっていました。

2010年11月 5日 (金)

田山花踊り 続編

「田山花踊り」の続きは神社境内での奉納です。

雨乞いの神事として奉納されてきたこの踊りは、
大正13年を最後に途絶えていたそうですが、
昭和38年に有志の方々によって保存会が結成され復活します。

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入端(いりは)太鼓で踊りが始まります。

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踊りは校庭で行われた「愛宕踊り」の続きで
7~9節が披露されます。

Odori04
この踊りは片足が常に地面から離れる片足踊りのようで、
踊り手さんは大変でしょう ^^

Odori041
そのためか動きが静かで優雅な踊りです。

踊りが終ると休憩、
その間に式典が行われます。

Odori05
休憩の間に師匠?から着崩れを直してもらう踊り手さん

30分ほどの式典のあと再開です。

      Odori06
神夫知(しんぶち)と呼ばれる少年が大太鼓の上に立ち上がり、
神前に向かって軍配を手に雨乞い願かけの口上を述べます。

この口上がまた素晴らしいんですが、
撮影に夢中でほとんどその言葉を思い出せません ><;
同時に太鼓の一番手が大太鼓を打ち踊りが始まります。

ここからが神社の神事で踊りの奉納だそうです。

Odori07
案内には「陣役踊り」とありましたが・・・
こちらは動きも激しく何とも勇壮な踊りです!

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屈み込んだ状態から立ち上がり体を回します。

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動きにあわせて背中のシナイに付けられた3段の房と造花も回り、
これはまた見応えのある踊りです。

そして太鼓の打ち手もまた凄いですがこれも踊り?

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低い大勢から体を回して起き上がりざまに太鼓を打つ、
その動作が続きます。
しなやかに、そして力強く動く体とシナイです!

後から

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勇壮な踊りと太鼓が見事に相まって暫し見惚れました 。

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花踊りはもう一つ奉納され、そのあとの餅まきで終りますが、
いつものことながらここで失礼してきました。

「田山花踊り」
かなりの人手を要する大掛かりな神事ですが、
保存会には毎年入会者があるという・・・
今回も一人の新会員が紹介されていました。

小さな山村に伝えられている大きな行事、
また一つ新しい歴史と文化に触れたひとときでした。  3日         

2010年11月 4日 (木)

田山花踊り・京都南山城村

まだまだ知らない地域の祭り。
これも初めてでした京都府南山城村田山に伝わる「田山花踊り」。

京都の最南端、奈良の月ヶ瀬に近い小さい山村、
田山地域の人たちによって受け継がれている雨乞いの踊りです。

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村の鎮守「諏訪神社」に奉納される雨乞い踊りですが、
安永2年(1773)の飢饉のときに行われたと記録にあるだけで、
起源は詳しく分からないという。

踊りは田山小学校校庭から

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小学6年生6人が打つ入端(いりは)太鼓で始まり、
これが花踊りの発表会。

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踊り手は女装の長羽織、白脚絆にワラジ、
白い手甲をはめ、赤い紐でしめています。

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天狗の面を付けたのは道化と言われる一人

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背中に背負うのはシナイと呼ばれ、
2メートル弱の棒に3段の色紙の房をつけ
その上に御幣と造花が飾られています。

踊りが終ると「入端」と呼ばれる道中行列が行われます。

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陣笠に羽織袴の警護の武士を先頭に払い棒が続き、
村内をゆっくりと「諏訪神社」に進みます。

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棒術の少年たち

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そしてササラの子供たち

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道化のひょっとこ(実は踊りの先生だそうです^^)

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入端太鼓と山伏

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後の黒紋付に菅笠の一団は唄付けと呼ばれる唄い手さん、
そして中踊りの踊り手が続きます。

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神社境内から
行列の先頭が神社の前までやって来ました。

これから急な石段を登り境内へと入ります。

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石段を登ると宮司さんからお祓いを受けます。
もちろん一般の方も同じです ^^

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入端太鼓の打ち手さん

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そして中踊りの踊り手さんが続々と石段を登って境内へと・・・

ここまでが花踊りの前半でした。
この後は神社境内で奉納される花踊りへと続きます。

2010年11月 3日 (水)

せせらぎ街道 大倉滝

紅葉のせせらぎ街道、西ウレ峠から向かったのは「大倉滝」です。

紅葉の後は滝、いつものパターンですが、
今年も”おおくら滝遊歩道”の百滝コースを歩きました。

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以前とほぼ同じ時期ですが紅葉はやはり遅れているのか?
今年はまだこんな状態です。

ということで今回は遊歩道入口から続く滝が中心です。

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まず最初にあるのが「滑座(なめくら)の滝」ですが、
滝は上に見える白滝橋の下にあります。

写真は国道傍の遊歩道駐車場横から撮ったもので、
下からのため重なって見えています。
そのためか、かなり迫力があり滝もここからスタートです ^^;

少し舗装路を歩いてから遊歩道に入ります。
最初の橋を渡るとあるのが「竜延(りゅうぜん)の滝」

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この滝の名は公募で付けられたそうですが、
この百滝コースは渓流と言うより大滝小滝が連続します。

まさに滝道そのもので飽きることがありません。
 
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岩陰に隠れて遠くになりますが「羽衣の滝」

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橋の下を流れ落ちる滝のさらに下(右下)に、
写っていませんが ^^;「昇竜の滝」があります。

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滝の上にあるのは「川字橋(せんじのはし)」

      そして橋の上部にある滝

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      名前はありませんがこれも素晴らしい滝です!

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大きな岩陰に小さな滝、
傍を通りますが飛沫がかかって冷たいです ^^

この大きな岩を巻くように登ると「くぐり岩」

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岩のトンネルをくぐって行く遊歩道

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すぐにある「滝口橋」から見た滝とその上流部
名前のない名爆?が続きます。

ここから最上部にかけて続く滝

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     「登竜門滝」、圧巻です!

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その上流、どこまでが「登竜門滝」か分かりませんが、
まさに百滝(多いの意?)が続く遊歩道沿いは滝のオンパレード。

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少し紅葉が見れました。

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流れも穏やかになって最後の石段を登ると

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目の前に現れる「大倉滝」です。

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  滝の横からと          正面から

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落差30m、落下地点でくの字に曲がり滝壷へ
この日は前日の雨のためか水量が多く見応えがありました。

標高約960m、
遊歩道駐車場から約35分の道のり、
滝とともに歩く・・・
そんな言葉がピッタリの「大倉滝遊歩道 」百滝コースでした。

2010年11月 2日 (火)

紅葉のせせらぎ街道

今年も紅葉の季節、
少しずつ紅葉情報が始まりましたが今の見頃はやはり山。

ここも山になりますか?”せせらぎ街道”が見頃と!
岐阜県の郡上市八幡町から高山市に抜ける紅葉の名所です。

郡上市八幡町から無料化された坂本トンネルを抜けると
次第に色付く紅葉が始まります。

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途中にある「猿飛橋」周辺
駐車帯に車を止めて行きつ戻りつしましたが・・・

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ここから西ウレ峠周辺にかけてが見頃でした。

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この時期いつも思うことですがこの街道、
車で走っていると山肌や道沿いの紅葉が綺麗なんですが、
いざ、車を降りて写真を撮ろうとすると
なぜか?その綺麗なイメージとは違ってがっかりします ><;
やはり車窓に流れる景色が素晴らしいのでしょうか?

そんななかでこの日も西ウレ峠周辺の紅葉が綺麗でした。
なかでも人気の”こもれび広場”ですが・・・

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日曜日でもあり凄い車で駐車場は満杯、
路上駐車の車の列と大勢の人たちで非常に危険な状態です。

少し離れれば何ヶ所か駐車帯があり空いていますが、
やはり皆さん近いところがよろしいようで・・・こうなります ^^

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ここは西ウレ峠の手前(郡上市から)、
ここから峠の頂上、そして「西ウレ橋」までが見頃です。

その”こもれび広場”の紅葉です。

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全体には綺麗なんですが・・・近くで見ると、
チョッと色付きが悪いと思ったのは自分だけか?

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2年前に見た紅葉とは少しイメージが違いましたが、
まぁ、これはこれで紅葉を楽しみました。

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凄い人で込み合う西ウレ峠遊歩道、

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ここは標高が1100m近い峠、
天気は気温10℃、微風、曇りときどき霧雨でした。

山肌を染め分ける紅葉も今ひとつ映えませんでしたが、
今年初めて間近で眺めた色付くモミジでした。   31日

2010年11月 1日 (月)

博多櫛田神社

離島の旅から戻り立ち寄った博多の「櫛田神社」です。

博多繁華街のど真ん中に建つ神社に驚きながら・・・
常設展示されている”飾り山笠”に更なる追い打ちを受けて
この小さくて大きいお社を参拝しました!

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正面鳥居と楼門

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「威稜(いつ)」の大額が掲げられた楼門
天井からは大提灯と「干支恵方盤」が吊り下げられています。

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夏の祇園大祭「博多祇園山笠」 の絵がある手水鉢

博多の総鎮守として
地元では「お櫛田さん」と呼ばれ親しまれているそうです。

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中門から拝殿へ

天平宝字元年(757)に、伊勢の国、松阪の櫛田神社より、
大幡主大神 (おおはたぬしのみこと)を勧請し、
創建されたと伝えられている。


社殿の中殿に大幡主大神、
右殿には天照皇大神、左殿に素盞鳴大神が祀られています。

チョッと拝殿の破風を切り抜きました^^

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破風にある一対の木彫 風神雷神
説明には:博多で暴風雨を起こさんと雷神が太鼓を叩いて
       風神を誘っているが風神はイヤイヤと言って
       アカンベーをしている。
ユーモアあふれるもので博多っ子の気質を表しているとあります ^^

拝殿の右にある”霊泉鶴の井戸”

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不老長寿のいのちの水、
一口目には自分の、二口目には家族の、三口目には
親類縁者の不老長寿を心で念じながら三口で飲む。
これはムチャ塩辛かった!><;

拝殿を回り込んでこれがびっくり!でした。

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常設されている飾り山笠 
左が表 博多津再興之礎、 右が見送り(裏) 大八島国曙
今年の山笠が来年の大祭まで飾られているそうです。

見どころは他にも

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力石
力士が持ち上げ奉納された力石も多くあります。

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多くの末社・摂社が祀られている境内を回ります。

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川上音二郎が寄進したと言う塀
ここには復元された博多塀もあります。

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大正天皇行幸殿

境内を一周しましたがここには銀杏の木が多いです。

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境内入口にある「櫛田の銀杏」、そして拝殿横の「夫婦銀杏」、
余分ですが、博多ではイチョウを”ぎなん”と言うそうです ^^

離島から戻って大都会?の博多の町なか、
繁華街の一角にある「櫛田神社」
旅のなかで一番の見どころ?だったかもしれません。

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