御船遊管絃祭・敦賀金崎宮
福井県敦賀市金ヶ崎町の金崎宮(かねがさきぐう)。
この日は南北朝時代の故事に由来する船遊び神事
「御船遊管弦祭(おふなあそびかんげんさい)」でした。
雨が降りそうな曇り空のなかでしたが、
数少ない平日に行われる祭りに出かけてみました。
静かな「金崎宮」
朝からの本殿祭には間に合いませんでしたが
午後からの神輿渡御からでしたが、
出発前の神事が行われている本殿前です。
神輿発御
色とりどりの幟旗を持った行列が神輿とともに出発します。
” 延元元年(1336)10月、御醍醐天皇は新田義貞に命じ、
当宮の御祭神でもある尊良(たかなが)、恒良(つねなが)親王を
奉じて北陸に下向。”
” 気比神宮の大宮司気比氏冶に迎えられ、金ヶ崎城に入られたが、
ここも足利軍の攻めるところとなった。”
” しかし一旦兵が退いた10月20日、両親王をお慰めしようと
敦賀湾に管弦の船を浮かべて紅葉を愛で月を賞したという。”
そのためこの祭りは毎年10月20日に行われています。
神輿渡御は金前寺前をまわって金ヶ崎町へと入ります。
祭りの主役は童子
金崎宮の祭神は若き両親王、
そのため就学前の園児、年長さんが選ばれます。
金ヶ崎町の町なかを行く神輿の行列
神輿は金崎緑地公園に入ります。
旧敦賀港駅舎前を通過
ここから天満岸壁の桟橋へ
ここで神輿と童子、神事関係者は船に移ります。
ここまでが神輿渡御、
ここからがこの祭りの見どころ?「船遊び神事」
太平記の船遊びが現代に甦ります・・・と^^ 続きます。
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