国境の島・対馬 Ⅰ
海がシケて大揺れの船で着いた対馬の厳原(いずはら)港。
離島の旅はいよいよ国境の島・対馬の初日へと、
午後からの観光は国道382号線を北上します。
最初のスポットは国道に架かる「万関橋」
明治33年、日本海軍が艦船の通り道として
人工的に開削した瀬戸に架かる橋。
西側にある浅茅湾(あそうわん)から
東の三浦湾へと開いた水路
干潮時の潮流は幾重にも渦を巻くという。
さらに道を北上して豊玉町で国道を離れます。
烏帽子岳の麓にある「和多都美神社(わたつみじんじゃ)」
彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)と
豊玉姫命(とよたまひめのみこと)を祭る海宮で、
海神神社の一の宮として古くから竜宮伝説が残されています。
境内に鳥居が2つ
振り返れば道を挟んで鳥居が3つ
そのうち2つは海中に建ちます。
境内参道左手に三柱鳥居が建ち、
その下に磯良恵比須という鱗状の岩が祀られ、
磯良の墓との伝説もあるようですが、
霊座か御神体石ではないかと?満潮時には海中に没します。
拝殿前から一直線に建ち並ぶ5つの鳥居
拝殿
本殿と左横の摂社(右にもあります^^)
さらに奥へ森の中を行きます。
奥深い森の中にある夫婦岩(崩れています >< )と
中央に「豊玉姫の墳墓」。
潮の干満により、その様相を変え、
遠く神話の時代を偲ばせる神秘的な雰囲気のあるという
「和多都美神社」 でした。
ここから九十九に折れる山道をバスは烏帽子岳へと行きます。
ワンパターンですが ^^;
展望台から浅茅湾のパノラマ!
重なる山々と無数の島が点在するリアス式海岸の眺望。
雨が降ったりやんだりでしたが・・・見事です。
すぐ先?(望遠撮影)に韓国が見えますが、
お分かりいただけるでしょうか?
最北の韓国展望所からはよく見えるそうですが、
今回は行きません >< これが中対馬?から見る韓国です。
カメラを左(西)から右(東)に振っています。
こちらは東側、 虹がでました。
この日の天気がお分かりいただけるかと。
快晴の眺望もいいですが、
こんな景色はそうそう見れないでしょう ^^
対馬の旅はもう一度だけ・・・続きます。
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チョー何にもなさそうな所だけど
不安定な天気もあいまって
日本画みたいじゃあ、あーーりませんか。
好好爺さんのお写真、
東山魁夷の数段上を行っています。
ところで、こういう離島では
物価がミョーに高かったりするんでしょうか。
缶ジュースが200円だとか。
投稿: alphie | 2010年10月30日 (土) 09時18分
alphie さん
何とも身に余るお言葉にこれは喜んでいいのでしょうか?
まぁ、腕の良し悪しは別にして。
こんな素晴らしい題材を前にするとどうしていいか・・・
何も考えずにバシャバシャ撮りまくった挙句に、
載せる写真を探すのに苦労する?やはり素人ですねぇ^^
離島の物価、
本土と何も変わりませんが、
土産をの宅配送料がやけに高いことを知りました。
投稿: 好好爺 | 2010年10月30日 (土) 18時27分