弥山山頂史跡めぐり
安芸の宮島、厳島神社のあとは弥山山頂めぐりです。
山頂へは大元公園、大聖寺、紅葉谷公園の3ヶ所から
登山道が整備されているようですが、
この日はロープウェーでの山頂めぐりでした。
途中で乗り換えのある2種類のロープウェーを楽しみますが、
こちらは最初の循環式。
かや谷駅で交走式に乗り換えて獅子岩駅へ。
駅前から見上げる山頂展望台はここから約30分ほど。
最初から下りの登山道?
下りがあれば当然上りが待っています^^;
下る途中で紅葉谷公園から来る登山道に合流、
「弥山原始林」の石碑が建ちます。
少し下ってから上り返します。
初めに目にする「閼伽井堂」
弘法大師修法を行った時に用いられたという、
清浄水(アカ水)と云われているそうです。
突然現れる鹿にビックリ!さすがここは神域です^^
そして
巨大な石に挟まれた狭い石段を登ると
弥山本堂前に出しました。
806年、唐から帰った弘法大師が弥山を開基、
100日間の求聞持(ぐもんじ)の修法を行ったのが始まりという。
このとき使われた火を一度も消すこともなく今に伝えるのが、
霊火堂の「きえずの火」(弥山七不思議)であると。
また、この火は広島平和記念公園の「平和の灯火」の
元火になったそうです。
もう一つ、ここ(霊火堂)はあの?”恋人の聖地”でもあるようです^^
ありますね~恋人の聖地、こんな山の上にまで。
右に石段を上ります。
三鬼堂
全国でも珍しい鬼の神を祀る古刹。
ここから大小の奇岩怪石を見ながら山頂へ向かいます。
まぁ、とにかく 巨大石、奇岩の多い道です。
岩に挟まれて建つ?手前が観音堂
その先には文殊堂
そして岩室のなかには不動明王が安置されている
(知らずに通り過ぎました><;)不動岩を見て
横にあるくぐり岩をくぐります。
よくまぁ、こんな道を見つけた?いや、付けたもんですわ。
さらに小刻みに続く巨岩の間の細い道を行くと、
少し開けた山頂下、そしてようやく山頂に出ました。
巨岩の中の広場にまたビックリ!で、しばし休憩
下に見えるロープウェー獅子岩駅、
視界を遮るものもない360度のパノラマ。
吹き抜ける風は涼しいですが、しかし暑い山頂でした。
帰りは山頂を巻くように下ります。
弥山七不思議のひとつ、干満岩
岩穴は満潮の時は溢れ、干潮のときは乾く、
オマケに塩分を含んでいるという?・・・500mの山ですよ!?
ところで撮っていてどれがその穴?か分からなかったんですが、
上の写真を拡大しました。
中央に奇跡的に?撮れていた小さな岩穴、
もう少しずれていたら手前の岩に隠れて・・・ボツでした。
この周りは巨岩奇岩がわんさかとあります。
まだ本堂へと下る途中にある大日堂、
正面から撮っていますが、後は急な、長~い石段です。
石段を下りて本堂前に戻って来ました。
本堂右隅にあります梅の木
弥山七不思議のひとつ、錫杖の梅
弘法大師が立てかけた錫杖が梅の木になったと云われていると。
山頂周辺史跡めぐり、
これは確かに史跡とともに奇岩巨石めぐりでもありました。
戻った獅子岩駅の傍にある 獅子岩展望台
ここも巨岩の上にあります。
標高約535mの弥山
ロープウェーで気楽に山頂めぐりもいいですが、
やはりここは登山道でもう一度。
満潮時の厳島神社とともにあらためて・・・
今度訪れるのは紅葉か?桜の頃ですね~。
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