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2010年9月18日 (土)

雨の中山道・琵琶峠

一雨降って朝晩はすっかり秋らしくなりましたが、
何の因果かそんな雨の日に歩いた中山道。

前回の御嵩宿から細久手宿、石畳の琵琶峠を越えて大湫宿まで、
ちょうど歩き残しているところ・・・、
今回は雨でも歩かなければならないバスツアーでした。

Nakasendo01
本降りの中を出発した中山道歩き、
この御嵩宿から大井宿間はおよそ30キロほどですが、
交通が不便で悩んでいたところ。
たまたま見つけた中山道をシリーズで歩くツアーに便乗でした。

御嵩からは途中、牛の鼻かけ坂、謡坂(うとうさか)の石畳、
物見峠など山道に残る見どころを拾いながらの歩きです。

津橋の集落を抜け再び山道を登ると「鴨之巣の一里塚」

Nakasendo02 
左側、

Nakasendo03 
少しずれて先にある右側
ほぼ当時のままで残る一里塚ですが、
左右の塚の位置がずれているの珍しいもの。

この日はコンデジで対応しています、
雨でもあり、かなり画像が悪いですがご愛嬌で^^

ここから3キロほどで細久手宿

Nakasendo04
その中心にあります旅籠屋「大黒屋」
古い建物もないなかでひときわ目を引く建物です。

降り止まぬ雨の中、ここからさらに山道へ、
「奥之田の一里塚」、「弁財天の池」など見て今回のハイライト!
「琵琶峠」に入ります。

Nakasendo051
濡れる「琵琶峠」の石畳
中山道の他の石畳とは違って一つ一つの石が大きいのが特徴。

途中の「八瀬沢の一里塚」を見ると頂上はすぐ

Nakasendo052
峠の頂上にある「馬頭様」と「皇女和宮の歌碑」。

石畳は下りにかかります。

Nakasendo053
長さ約600m、日本一長いといわれる石畳の道。

明治以降、長く埋もれていたのが昭和45年に発見され、
現在の形に復元されたものです。

Nakasendo06
東の出口

ここから大湫宿はもうすぐ

Nakasendo07
大鍬宿入口にある「高札場」

Nakasendo08
宿場の面影を残す静かな町並みを行くと「神明神社」。

      Nakasendo09
      境内にある大杉は樹齢1200年とも。

そして

Nakasendo10
本陣跡の碑が建つ広場の右奥
小学校の校庭がその本陣跡、ここには「和宮の歌碑」があります。

      Nakasendo11 
     和宮降嫁の際にここが宿泊地になっています。

雨の中を歩いた中山道、後は大井の宿まで12キロほどです。

バスの中山道シリーズツアーは日本橋まで続きますが、
この後の大井宿まではまた単独で歩きたいところ。
早い機会に歩いてしまいたいと思いながら迎えのバスに・・・
らくちんなバスツアーのいいところでもあります。

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