吹屋ふるさと村
予定外に一泊してしまった高梁市ですが、
翌日は宿を紹介してもらった観光協会の方に勧められた、
こちらもまた標高500mという山の上にある村でした。
高梁市成羽町吹屋にある「吹屋ふるさと村」、
と言っても山間の集落そのものですが・・・。
説明の一部から。
”「ベンガラが語りかける、繁栄の歴史」
赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で統一された、
見事な町並みが整然と続く吹屋の町並み、
江戸末期から明治にかけ、吹屋の長者達が後世に残した
最大の文化遺産です。”
集落のなかほどからの家並みですが、
説明のとおり、その統一された見事な町並みが続きます。
多くは切妻造り妻入、平入の商家や民家です。
この先に「吹屋小学校」があるという案内板、
その写真に誘われてチョッと町筋を離れてみました。
途中の道から見た家々の屋根、なるほど・・・赤銅色です。
高台にある「銅栄寺・観音堂」にあったヤマザクラの木、
墓地の中ですが、墓場にはなぜか見事な桜を見かけます!?
そして小学校、
ここにも桜!学校には当然ですが桜が似合います。
吹屋小学校、
現役の木造校舎としては日本一古いそうですが、
素晴らしい建物でした。
町筋に戻ります。
吹屋郵便局です・・・まさにベンガラ!
老舗の醤油屋(酒屋)さん、店先に手作りのお雛さんが・・・、
この日まで「備中吹屋雛まつり」開催中でした。
有料施設の旧家も公開され、「郷土館」もあります。
このあたりはやはり観光地「ふるさと村」です。^^
村の最奥にあたる千枚、
この吹屋街道筋にある集落は少し離れた下谷から、
下町、中町、千枚までおよそ1.2キロあるそうですが、
この日はまとまった集落の下町から千枚まででした。
その千枚にありました「山神社」の本殿?です。
ベンガラですねぇ。^^
この吹屋地区から南へ行くと「ベンガラ館」や、
映画「八つ墓村」のロケ地となった「広兼邸」があります。
この日は立寄りませんでしたが、
この「ふるさと村」とセットになっているスポットのようです。
雛まつり開催中の吹屋集落、
見れば撮る!これだけはどうしようもないです。^^;
鉱山とベンガラの生産で繁栄したという吹屋。
ほんの一部の町並み拝見でしたが、
雛まつりも見れて、これも気ままな旅の嬉しい誤算でした。
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ここが ベンガラの里とは勉強になりました。
この当たりまで 石州瓦が使われているのですね〜
ベンガラと石州瓦のコラボが 美しい・・・! 新発見です。
吹屋小学校 こんな学校に通えるのは 幸せです。
いつまでも 大切に守って欲しい・・・・・さくら よく似合ってます。
投稿: ビズー | 2010年4月23日 (金) 14時53分
ビズーさん
ベンガラに石州瓦は映えますね~。
吹屋小学校、山間にピッタリ!
何ともいえない趣のある小学校です。
桜、
この建物にはホンと、似合います。
久しぶりにのんびりと散策させてもらいました。
投稿: 好好爺 | 2010年4月23日 (金) 18時23分