備中松山城・高梁市
鳥取県三朝町から岡山県高梁市へと、
中国地方を北から南へ走り抜けます。
向かったところもまた山、ただしこちらは山でも山城、
高梁市と言えばもちろん「備中松山城」です。
ここが今回の旅の最終目的地でした。
下から遊歩道でも登れますがさすがに三佛寺修験道の後、
駐車場からふいご峠まではシャトルバスです。
峠のバス停から700メートルの遊歩道を行きます。^^
遊歩道の途中にある中太鼓櫓台跡から見る高梁市市街。
さらに遊歩道を行きます。
見えましたのは大手門へ続く登城口。
石段を上ると大手門跡ですがその右手にある
自然の岩盤の上に築かれた石垣と土塀ですが、
岩盤が少し崩れていて崩落する恐れがあるとのことから、
岩盤変動監視システムが取り付けられています。
まさに自然の城壁ですね、凄いところに石垣があります。
そして大手門跡に入ります。
枡形に曲がる大手門
正面には一部が現存する土塀と、復元された土塀があります。
三の丸跡から見る見事な石垣と自然の岩盤。
三の丸跡です。
そして黒門跡から二の丸跡に向かいます。
二の丸跡から現存する天守が見えました。
天守の手前にあるのは復元された右に五の平櫓と
左に六の平櫓です。
こちらも復元された本丸南御門からの天守です。
そして本丸跡から見る天守!
木造本瓦葺き二層二階の建物、現存する城郭としては
日本一高いところ(標高430m)に位置する山城で、
大和高取城、美濃岩村城とともに日本三大山城の一つ。
建物があるのはここだけです。^^
天守内へ入ります。
地下部にあたる入口
一階内部には囲炉裏と装束の間があり
二階には城の守備神を祀った「御社壇」があります。
天守の東側を奥に行きます。
搦手門曲輪と搦手門跡。
さらに奥へ
後曲輪です。
振り返ればこちらも現存する二重櫓と天守閣、
左下には水の手門脇曲輪があります。
そしてその奥は水の手門跡でした。
ここからさらに遊歩道が続きます。
この先も城郭、行きましたが・・・まぁ、これは趣味の世界でした。^^
臥牛山(標高480m)の山頂に築かれた山城、
その歴史は省きますが・・・
ようやく念願の日本三大山城を登城しました。
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ここも、すごーーーい。
でも、天守閣がちょっと哀しい仕上がりというか。
天主はなしにして、周囲の建物だけにした方が
逆に良かったような印象を持ちました。
鳥取って、全然知りませんでしたが
面白そうな所が多いんですねえ。
ただ、ちょっばかり遠すぎるような。
私(犬山在住)には、
小浜ですら、(行きたいんだけど)溜息が出るほど遠いんです。
投稿: alphie | 2010年4月21日 (水) 07時41分
珍しい お城ですね〜
特に 石垣が凄いことに なっていますね〜
先日 ここの出身の方と話していて 街もとても良いところと伺い 急に訪ねてみたくなっていました。
時々 通るのですが 下車したことがなく・・・
車で 訪ねてみます。
投稿: ビズー | 2010年4月21日 (水) 12時26分
alphieさん
今回の全行程は950キロほどでした。
この城の天守は改修されていますが当初のままです。
現存する山城の天守を見るのは初めてでしたが、
やはり普段見慣れている天守閣とは違いますかね~。
鳥取、
以前に周っているので今回は2ヶ所だけでしたが、
まだまだ見所がありますよ!
ビズーさん
現存する天守のある城は12城ありますが、
山城はここだけです。
高梁市、
まだ続きますがお城の下に観光スポットが点在します。
他にも車で走れば見所が多いですよ。
投稿: 好好爺 | 2010年4月21日 (水) 18時08分