続・稲取つるし飾りまつり
稲取温泉「雛のつるし飾りまつり」、
2つのメイン展示場を見たあとは駐車場に戻る道筋です。
ちょうど15分ほどの道のり、
帰りは稲取漁港に続く道です。
その入口にあったつるし飾りのお店
覗いて思わず見せてもらいました・・・
店の奥に飾られていた内裏雛、
昭和初期のものだそうですが綺麗なお雛さんでしたが、
ここはやはりつるし飾りです。
まだまだ古いお雛さんがあると教えてもらったその一つ、
漁港を見ながら行く先にその「なぷらとと」がありました。
個人の資料館ですが一応有料施設(100円)です。
規模的には小さいですが、
つるし飾りと雛飾りが部屋いっぱいに展示されています。
大正4年の古今雛、これも田舎雛ですねぇ。
別の部屋です。
こちらも「・・・家」の娘さんが嫁ぐときに作られたという、
100年ほど前のつるし飾りでした。
つるし飾りにも古いのがありなぁと、
感心しながらお邪魔したすぐ傍のお店。
店先にあったこの案内看板、
まるで飲食店のメニュー?ですよ。
ご主人に解説してもらって実物を拝見、
思わず絶句するほどの・・・お宝?でした。
ここ、普通の電気屋さんですが、
店の中はほんとに小さい資料館、しかし中味は驚きのものばかり!
それらは専門家に任せて、
こちらはつるし飾りでしたがこれが稲取最古のつるし飾り!
150年前のもので文化財!?と。
全てが何とも無造作に展示されていますが・・・
こんなんでいいのかいな?と思うそんな代物ばかりです。
棚に並ぶ江戸時代の享保雛、
どれも凄いものですが、
驚いたのは左端下にあったお雛さんです。
これも古いですね~、と訪ねたら・・・
ええ、元禄ですと返事が返ってきました。
元禄だから元禄雛とは一概に言えませんが、
こんなところで(失礼^^)まさか!?見れるとは・・・
そんなお雛さんです。
おまけにこちら
初めてづくしの追い討ち!は起揚の軸装?
思わず唸るほどの・・・さすがにミニ資料館、
こんな押絵も初めてでした。
ここは江戸時代から廻船業をされていたと・・・
あるところにはあります。
かえる道筋で最後に見たガラス越しのお雛さん!
典型的な田舎雛(明治中期)、何とも素朴じゃありませんか。
この上には明治の復元つるし飾りがありましたが、
如何せんガラス窓・・・。
伊豆稲取温泉・「雛のつるし飾りまつり」
展示場で見る飾りもいいですが、
やはり満足のまちかどお雛さんめぐりでした。
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しばらくぶりです。毎日楽しくブロクを訪問しております。昨年来から貴殿の伊豆の旅の各所の紀行からどうしても見に行かなくてはと思いつつ、やっと3月26日(金)伊豆稲取の「つるし雛飾りまつり」に行ってきました。貴殿の写真のごとく各所に「つるし雛」が飾ってありました。かつての温泉町を彷彿させる賑わいとはいえないですが、婦女子の近旅を満足させる一日でした。
投稿: 千葉都民 | 2010年3月30日 (火) 09時12分
千葉都民さん
こちらこそ、いつもご覧いただきありがとうございます。
稲取「つるし飾りまつり」に行かれましたか。
伊豆はそちらからでも結構遠いと思いますが、
お疲れさまでした。
>婦女子の近旅を満足させる一日でした
それは何よりでした。
確かに温泉街は少し寂しなぁと思いましたね。
投稿: 好好爺 | 2010年3月30日 (火) 17時35分