宇気郷 山里のひなまつり
「美し国三重ひな街道」
三重県の北から南へ8地区で開催されてきたひなまつり、
その最後を締めくくるのがここ、
松阪市袖原町の宇気郷地区「宇気郷山里のひなまつり」。
ここは旧暦で行われるためこの日が初日でした。 27日
先に見える宇気郷地区市民センター。
駐車場を軸に宇気郷地区は二手に分かれますが、
こちらはその北の地区。
雛めぐりはこの手前のお寺から・・・これが14番目のお雛さん。
本堂に飾られたお雛さんです。
初日で一番乗り!静かに参拝させていただき
お雛めぐりのスタートでした。
市民センターの講堂、
華やかな手作りの雛飾りも彩を添えます。
時間が経つにつれ人が多くなってきました。
こちらの集落は比較的お雛さんの飾られている民家が
集中していて雛めぐりを楽しめます。
昭和10年の段飾り、
今回は飾りを中心に紹介していきますが素晴らしいお雛さんです。
ご主人の解説付きで楽しませてもらいました。
左に見えます木目込み
こちらですが、かなり激しい映り込みを承知で、
初代真多呂の作になる木目込人形だそうです。
こちらもまた素敵な飾りでした。
ご主人の話では空き家だった家を手作りで改装されたと言う、
右に飾られている段飾りはポスターに使われています。
いろんな雛まつりを見てきましたが、
まぁ、これだけ開放的な”ひなまつり”も初めてでした。
ここまで14番から31番までのお雛さん、
折り返して南の地区に入ります。
うって変わってこちらはまさに山里?
同じ集落でも距離があります。
こんな飾りもまたうれしいですね~。
山里の春!
飾りもご覧のとおり、
白とびしていますが置かれたギンナンは御自由にどうぞと、
他にもみかんをどうぞと、何ともここもおおらかです!
めぐる里の風景、
こちらにも郷愁を感じます。
人は誰もいません^^
勝手に引戸を開けて・・・勝手に見て。
思わずドッキリさせられて・・・。
何ともまたうれしい雛めぐりです。
最後に見せていただいたお家の雛飾り、
手前の箱火鉢に思わず暖をとらせていただきました。
こちらの地区には0番から13番まで、
しかしその距離、直線で1キロほどと長いです。^^;
民家の間も離れていますが・・・これぞ山里のひなめぐり、
堪能させていただきました。
今年は旧暦雛まつりを追っかけてきました。
これが今年最後のひなめぐりと思っていましたが、
どうしても見たい、そんなひなまつりがありました。
それが今年最後のひなめぐりになります。
あとしばらくお付き合いを・・・。
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