二川宿本陣ひなまつり
豊橋市にある「二川宿本陣資料館」
「二川宿本陣まつり・ひなまつり」が始まりました。
今年もまたたくさんの”つるし雛飾り”です。
雛飾りは毎年同じように各部屋に並べられて
多少の入れ替えがある以外は特に変わったところはありません。
しかしここに来ると雛めぐりが始まったことを実感します。
そしてここのメイン展示は御殿飾り。
毎度ながらこの飾り付けはまったく一緒ですねぇ。
ずらりと並ぶ昭和の御殿飾りから
昭和5年のもの。
この辺りはまだ簡素なつくりですが、
中期以降になりますと御殿も煌びやかになってきます。
こちらは大正5年とあります白木の御殿飾り。
三人官女は立ち2、座1の組み合わせですね。
御殿のなかの内裏雛、女雛の天冠は手持ちです。
こちらは昭和62年の7段飾りからその一部を。
ごく普通の一般的な段飾りです。
こちらも普通の親王飾り
中央官女が立ち、左右が座す三人官女が置かれています。
これ以上書き出すとまた三人官女物語になりそうで・・・^^;
こちらは明治23年の内裏雛、
この女雛と男雛の衣装関係は一般に見られるもので、
いわゆる古今雛ですが・・・呼称に一説あり?
ただいま勉強中です。^^;
そして明治31年の内裏雛ですがこちらもその類、
しかしともに女雛の天冠が綺麗に保存されています。
こちらは大正2年とありました。
女雛の天冠と男雛に冠がありませんが、
そのためかお顔にとても親しみを感じます。^^
そして部屋の片隅には天神さんのコーナーがあります。
その一部ですが、
他にも立派な天神人形も飾られています。
これもまた御殿飾りですが初紹介?かも知れません。
”雛天神”とも呼ばれ、女の子にはひな人形、男の子には
学問向上を願って天神人形を飾る地域もあるそうです。
「二川宿本陣資料館まつり ひなまつり」
今年もまた懐かしい”お雛さん”との再会でした。
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