いわむらひままつりⅡ
恵那市岩村町は「女城主の里」・・・とはあまり関係ありませんが、
さすがに雛飾りも古いものがあります。
旧家に飾られる古雛はもとより各商家の店先でも見られます。
今回はその古雛を中心に載せてみました。
まずはこの御殿飾り、
もちろん4年前にも載せていますが白木造りの源氏枠飾り。
江戸後期の天保4年(1833)作とあります。
これが個人のお宅に・・・これも驚き!です。
ここには約300年前の享保びなと書かれた内裏雛もありました。
では古い内裏雛を見に雛めぐりへ。
「江戸城下町の館(旧勝川家)」のお雛さんは江戸時代の享保雛。
さすがに豪商といわれる旧家の古雛、気品があります。
昨日紹介しましたポスターの古今雛と並んで飾られていました。
一転、こちらはお店のなかの7段飾り、
いろいろ並んでいますが3段目の左にある内裏雛。
チョッと小さいですが・・・
なぜか気に入って切り取ってみました。
こんな身近なお雛さんがあるかと思えば
こちらは観光協会「ふれあいの館」のお雛さんです。
島根県浜田藩から輿入れの岩村藩主邸に伝わる
230年前の古今雛だそうです。
男雛の足が出ているのにご注目!非常に珍しいそうですが、
なんと上の享保雛にも見られます。
展示されたままに撮ると細かい部分がよく分からないため
今回は別々に撮ってみました・・・。
まぁ、いきさつは省かせていただきますが、
全体に色褪せしているとはいえ凄いもんですね。><
そして地酒”女城主”の岩村醸造さん。
明治初期の古今雛。
ここは初蔵出しの試飲会が目的で多くの人が詰め掛けます。
そんな人たちを押し分けての雛見物!
もうひとつはこちらの享保雛、かどうかは?
まぁ、何はともあれ凄い年代の雛飾りが次々とありますわ。
ではあらためて一般のお宅に飾られているお雛さんです。
といいながら・・・今年もまたガラス越し!
今回は前に立って別々に映り込みを抑えて撮りました。
これも江戸時代の古今雛とありますが田舎雛ですね。
何はともあれ再会することは嬉しいもんです。^^
” 今から95年前、大正初期の頃ばあばあちゃんが
お嫁に来た時のおひなさまです” と貼り紙がありました。
こちらもその類でしょうか?
いずれも垢抜けない素朴さを感じます。
そしてこちらも無人の家、
ガラス戸越しにみたこの段飾り、
思わずこっそりと開けたガラス戸でした。
新しいですが全段木目込みの雛飾りでした。
約1.3キロの道は上町まで・・・ここから戻ります。
ひなまつりは始まったばかりですが、
さすがに日曜日、昼時になると人が増えてきました。
そしてほろ酔いの高齢者の方もちらほらと・・・
これが”いわむら城下町のひなまつり”です。^^
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