いわむら城下町のひなまつり
各地の雛めぐりを始めてからちょうど4年になります。
2007年、その年に始めた雛めぐりで載せた
ここ恵那市岩村町の”いわむら城下町のひなまつり”でしたが、
読み返してみると写真も小さくて内容も簡単でした。
4年ぶりに見る”いわむらのひなまつり”、
今回は町の様子と雛の展示をじっくりと紹介してみます。
まだ早く人出はありませんがここからが”ひなまつり”の始まり。
本通りとその周辺の重要伝統的建造物群保存地区に
いろいろな雛人形が約70ヶ所で展示されています。
まずは町の様子を
この町、ご覧のように家の軒先に青い暖簾が掛かりますが、
節句を祝うお子さんが居る家庭のしるしだったのでしょうか?
暖簾にはそれぞれ名前が書かれています。
早速訂正です^^;
” 岩村町は女城主の里”として知らており、また女性を前面に
押し出したまちづくりを進めている為、そのことにちなんで
その家の女性主人!?の名前がのれんに書かれている。”
岩村町観光協会HPから・・・失礼しました。
もうひとつは郷土の儒学者 佐藤一斎の語録の木札です。
さて、雛飾り
この日最初にお目にかかったのはこの大きな御殿飾り。
特注の御殿飾りだそうですが、
これはさすがに大きさといい、お雛さんも見事なものでした。
道筋に見る雛飾りですが
ここ岩村でもたくさんの土びなが展示されています。
そして飾り方もさまざまで
こうしたガラス越しに見ることが多いです。
これなんかはチョッとした工夫があって楽しい飾り方です。
では、お雛さん
7段飾りですが、木目込みです。
年代も新しいだけに綺麗な雛飾りです。
こちらも比較的新しい木目込み、
作りの違う2つの木目込みを比べてみました。
たくさんのお雛さんのなかから、
今回”いわむら城下町ひなまつり”のポスターになったこちら、
旧勝川家に飾られている古今雛。
江戸後期の作といわれるものですがほんに素敵な親王飾りです。
軒に下がるツララも解け始めて
寒さのなかにもホットな”ひいな”との再会が続きます。
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素晴らしいお雛様のオンパレードですね。
御殿雛は新しく作られたのでしょうか。美しいです。
木目込み雛も愛らしいですね。
日野町のように、外向きに飾るところはけっこう多いんですね。
恵那は中央高速の恵那山トンネルしか知りませんでした。出口にパトカーが待機してるから気をつけろと言われるトンネルですが・・・
こんな素敵な町があったとは。
投稿: フデ | 2010年2月 8日 (月) 10時43分
フデさん
お雛様もまだほんの少しだけですがたくさんありますよ。
この御殿雛は昭和初期のものですが、
初めて見る大きな御殿に驚きました。
寄贈されて今年から飾られているようです。
岩村は日本三大山城のひとつ「岩村城跡」で知られています。
普段は静かでいい町ですよ。
日野町もひなまつりが始まりましたね。
こちらも楽しみです。
投稿: 好好爺 | 2010年2月 8日 (月) 18時31分