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2010年2月17日 (水)

津城跡

三重県津市丸の内、市街地の中心部にある津城跡。
その存在は知っていたものの気にすることもなかったんですが、
今回、ひょんなことからこの櫓を見てしまいました。

Tsujyosi0011
津城(安濃津城とも)の北東にあたる場所にある三重櫓、
かっては「丑寅三重櫓」があった場所に新しく建てられたもの。

これは立ち寄らないわけにはいけません・・・

Tsujyosi0012
まず、西の丸の西南側にある枡形の門口から、
曲がりますと見える門。

Tsujyosi002_2
第10代藩主藤堂高兌(たかさわ)が創設した藩校「有造館」の
講堂の正門だったもので「入徳門」だそうです。

何度も場所が変わったのちここに移設されたようですが、
「大学は諸学徳に入る門なり」から名付けられたという。

現在の津城跡は本丸、西の丸と内堀の一部を残すのみ。

Tsujyosi003_2
その西の丸は日本庭園となっていますが、
その日本庭園の右半分を回ります。

低い石段を上ると本丸跡

Tsujyosi004_2
本丸全体が公園として整備されています。

南の石垣に沿って

Tsujyosi005_2
まず目に付くのが天守台跡に残る石垣ですが、
石垣は城郭を巻くようにぐるりと繋がります。

公園の中央南側には

Tsujyosi006_2
もちろん「藤堂高虎公」の銅像です。

Tsujyosi007_2
そして最初に見た三重櫓まで来ました。

ここからお城の北側を行きます。

Tsujyosi008_2
城郭の西北部、
「丑寅三重櫓」に対して「戌亥三重櫓」があった場所のようです。

Tsujyosi010_2
西の丸側から、左の奥がその場所です。

Tsujyosi011_2
再び石段を下りて西の丸へ向かいますが、
その途中から見た内堀
石垣の下に見えるのは犬走りだそうで・・・初めて知りました。
軟弱地の補強のためのものとか、さすが築城の名人藤堂高虎、
これもその築城術でしょうか。

西の丸跡の日本庭園を回ります。

Tsujyosi012_2
Tsujyosi013_2
これでお城内を一回りしてきました。
こちらは本丸跡の公園に比べるとまだ趣があります。

Tsujyosi014_2
外に出て、お城の北側の石垣と内堀です。

四国伊予の今治から移封した藤堂高虎が大改修した津城、
今はわずかにその面影を偲ぶのみです。

そして藤堂藩32万石の城下町として栄えた津のまち。

” 伊勢は津でもつ~ 津は伊勢でもつ~~♪ 尾張名古屋は~”
思わず口ずさんだ伊勢音頭でした。

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