天領日田おひなまつり
”ひなの国九州 雅に触れる春の祭典”
これがキャンペーン冊子のキャッチコピーですが、
九州ひなまつりのキャンペーンは北から南まで12ヶ所。
そのなかから一泊二日で回るひなまつりゾーンは4ヶ所、
まずは”天領日田おひなまつり”から入りました。
なぜか?ETC割引区間の一番遠いところから・・・^^単純です。
日田市のひなめぐりは豆田町と隅町の2ヶ所ありますが、
見て回ったのは豆田町地域です。
迎えてくれます幟と吊り下げられた提灯、
この提灯がおひなさんの飾られているお店。
しかし何と言っても天領日田、
そのお雛さんには圧倒されますがやはり大半は有料。
撮影できることを確認して入ったのは日田醤油の「雛御殿」。
味噌醤油の醸造蔵ですがその屋敷内に飾られたお雛さん、
その数3,500体以上という・・・。
これはほんの一部ですが屋敷中が雛だらけ、
江戸時代から現代雛まで並ぶ様は見るだけでも壮観!
ここだけでもう雛めぐりは終わったようなもんです。
このなかから選ぶお雛さん
チョッと色合いがあっていませんが、次郎左衛門雛。
作られたのはまだ新しいお雛さんですね?
とにかく200年前から250年前の古今雛や享保雛が
なんとも無造作に飾られています。
こちらは200年前(江戸後期)の古今雛
まだ頭髪が描かれているお雛さんです。
こんなに綺麗に残っているんですね~、
天冠も見事に合っています。 (驚き!)
250年前(江戸中期)の享保雛を2つ。
上はやや小さめのサイズですが、下は特大です。
何の説明もありませんが、
調べてみたらここでは60cmの享保雛が必見と・・・
これがそれでしょうか? 廊下の片隅にありました。
雛道具の”おくどさん”
日田でもそう呼ぶのでしょうか?
日田の町なか散策です。
草野本家
ここで昭和59年に雛人形の一般公開を始めたのが
九州のひなまつりの起こりだという。
二間続きの座敷の雛壇に並ぶ雛人形は説明つきで壮観ですが、
如何せん、撮影禁止!
以前に訪れたときと何も変わっていません・・・当然ですかね。^^
まぁ、一度だけ見ておけば・・・です。
町なかの店先
大鍋で炊かれるこれは何汁?と気になりましたが、
その先にあったこちらがもっと気になりました。^^
”箱雛”と”おきあげ”、これぞ田舎雛です!
この雛人形がこのあと訪れる雛めぐりの主役となります。
徳川幕府の直轄地として繁栄した天領日田、
当時の豪商の元に集められた絢爛豪華な雛人形はそれとして、
こうした町なか散策雛めぐり・・・
庶民の身としてはこちらもまたよかですね~。^^
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九州に入られた途端に 豆田町に寄って欲しいと思っていました!
いいお雛様 いい町並みですよね!
こじんまりしてますが そこが捨てがたい 街です。
投稿: ビズー | 2010年2月23日 (火) 20時36分
ビズーさん
何と言っても天領です。
このルートではここに立寄らない訳にはいきません。
確かに豆田町はこじんまりとしていますねぇ、
まちなか散策にはもってこいの街並みです。
お雛さん、
素晴らしい古雛をたくさん楽しみました。
投稿: 好好爺 | 2010年2月24日 (水) 15時42分