伊賀上野城
雛めぐりの途中ですがチョッと気分転換にと訪れた
三重県上野市の伊賀上野城です。
伊賀上野には何度も訪れていますが、
ここを紹介するのは初めてかと。
表門から入ります。
まっすぐ登れば天守へ出ますが、今回は右に登城です。
大和郡山から転封した筒井定次が、
天正13(1585)年から築城を開始し文禄年間に完成。
その城跡が筒井古城跡として残る。
筒井古城の枡形虎口、
虎口から本丸へと続く道、
その先には筒井古城の本丸跡があります。
当時は大阪城の出城とされていました。
古城本丸跡から見る伊賀上野城天守と小天守ですが><
ただいま天守閣は補強工事中、残念!
戻って天守へ
あの白鳳城と言われる綺麗な天守閣が見れません。
筒井定次が築城した上野城はその後定次の改易によって、
伊予松山から藤堂高虎が移封(これは津城跡と同じです)。
高虎は徳川家康の命により、
豊臣討伐に備えた城として筒井古城の天守を西に移し、
堀を深く石垣も高くして大改修、津城の出城とします。
5層の天守は竣工を控えた慶長17年(1612)嵐のために倒壊。
” その後、大阪の陣で豊臣氏が滅んだため築城が中止され、
本丸・二ノ丸などの主要部分は、城代屋敷を除いて
未完成のまま江戸時代を通じて再建されることはなかった。”
豊臣との戦いに備えた伊賀上野城、
そのために城造りの名手藤堂高虎が築いたのが高石垣。
城内から見るその高石垣と内堀です。
高石垣を城外から見ましょう。
本丸北の搦手口石段から城の外に出ます。
反りのない算木積みの高石垣と内堀。
本来なら白鳳の天守が少し見えるんですが、
工事用の覆いが・・・。
この高石垣、高さは約30メートル。
大阪城の石垣に匹敵すると言われる石垣です。
工事中のため見えませんが、
木造瓦葺き、白漆喰塗籠3層3階高さ23メートルの大天守と、
2層2階の小天守の美しい姿を見せる「伊賀上野城」。
現在の天守は昭和10年(1935)に、
個人の方の私財により再建されたものです。
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