おかげ横丁
新年15日、今年もまた恒例の伊勢神宮参拝でした。
久しぶりに「おかげ横丁」の徳力富吉郎版画館に立ち寄り、
開催中の企画展「建築めぐり(~1月31日)」を見て、
徳力富吉郎の木版画で伝統的な日本の建物を楽しみました。
いつも変わらぬ「おかげ横丁」ですが、
版画館の展示室で思わぬ写真を見ました。
この横丁の初期の建物に徳力氏がデザインしたという
鬼瓦と軒先瓦が使われているとのことです。
早速見てきましたがその一部です。
店名は省かせていただきますがその鬼瓦、
こちらは「楓」
右回りに見て行きます。
ずばり!「ふくすけ」です^^
また、この店の軒先瓦には「道中伊勢音頭」の一節が
焼きこまれています。
一枚写真だとかさばるため一部を切り取っています。
この瓦は横にある版画館・山口誓子俳句館の軒先、
そして他の店の軒先にもありますが、
まずは鬼瓦
「徳力富吉郎版画館」の「扇子に徳」
「波に鯛」
「打出の小槌」
そして「宝船」、他にもありますが
気持ちはすでに軒先瓦の伊勢音頭でした^^
この一角にある店の軒先瓦がすべて文字入りです。
写真右奥の店から手前へぐるりと回りますがその一部です。
”明日はおたちか お名残り惜しゅや”
「伊勢音頭別れの歌」の一節が左から右へず~~と
”紅葉のやうな手をついて”
こんなところに目がいきませんわなぁ。
そして反対側です
”帯に短し” この後”たすきに長し お伊勢まいりの笠のひも”
と続きますが・・・まぁ、ざっとこんなもんです。
おかげ横丁に伊勢音頭の軒先瓦、
思わぬところで思わぬ遊び心?を見せてもらいました。
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遊び心って、いいですよね。
私が、豊川稲荷へ出かけた時、
軒先瓦にマニ宝珠(おキツネさんが持っている珠)があって、おおっと思ったことがありましたが、
こういうのって、本当にステキ。
「波に」とか、「福助」とか、
こういう瓦がいろいろなところであったら、おもしろいんですけどね。
オーダーメイドって、値段が高いですから。
現実には難しいんでしょうね。
投稿: きみこ | 2010年1月17日 (日) 21時02分
きみこさん
何度も立ち寄っているおかげ横丁ですがこればっかりは・・・
さすがにオーダーメイド、企画した人もさすがですが・・・
徳力氏のデザインにもはじめて見てビックリの鬼瓦でした。
さすがにおかげ横丁でしょうか?
おっしゃるとおりそうは真似ができないでしょうね。
投稿: 好好爺 | 2010年1月17日 (日) 21時49分
全く 気がつきませんでした。
こんな お得なスポットがあるなんて・・・
可愛いですね〜
今度は おかげ横丁で よくよく探してみます。
たのしみです。
投稿: きなこ | 2010年1月18日 (月) 11時06分
きなこさん
おかげ横丁も食傷気味でしたがこれはビックリでした。
鬼瓦と軒先瓦の伊勢音頭、
探して、読んでいると違ったおかげ横丁を発見しますよ。
ぜひお試しを!
投稿: 好好爺 | 2010年1月18日 (月) 17時14分