伊豆松崎町
伊豆の旅2日目は伊豆松崎町のまちかど散策からでした。
うたい文句は”花とロマンの里”、
そして”なまこ壁の映える明治の町並みが残る町”。
といいながらまずはこちらから、
車を止めた「長八記念館」の前にあります「伊那下神社」、
もちろん観光施設ではありません。
境内にある木の彫り物、作り物がなんとも言えず立ち寄りましたが、
これはいったい何なのか?ひとしきり彫り物を楽しみます。
こちらは本殿前にある大イチョウの木、
県指定天然記念物で樹齢1000年ともいわれ、
他の木と合わせ親子イチョウとも。
そしてまちかど散策です。
神社の前の国道の先にある路地に入るとそこはなまこ壁通り。
アルカロイドの研究に足跡を残した近藤平三郎氏邸、
そのなまこ壁が続きます。
右に折れたその正面。
すぐ横にある観光協会を見て左折
目の前にもなまこ壁、そして那賀川に架かるときわ大橋。
”しっくい”で描かれた桜やツバメの絵があります。
橋の向こうに見える時計塔は大正13年、
昭和天皇ご成婚を記念して建設されたもの。
その傍にあるのが
明治の商家中瀬邸(邸内見学は有料100円)
母屋や土蔵など7棟が町の案内所として利用されています。
道を挟んだ反対側にあるこちらは小原邸(駿河屋)
ここで来た道を戻ってしまいましたが、
後でみた散策マップでは川岸を行くのが正解!
これが行き当たりばったりのまちかど散策^^;いい加減です。
しかしまぁ見事ななまこ壁があちらこちらで見られ、
さすがになまこ壁の町と言われる所以です。
造り酒屋の旧家を旅館にしたという
長八鏝絵の漆喰作品が残る宿”山光荘”。
その前にあるのが”伊豆文邸”
松崎町でも一番厚いといわれるなまこ壁がビッシリです。
今は町が整備して休憩所として使われています。
まちかど散策はここから国道に戻りました。
国道沿いにひときわ目立つ建物
”漆喰芸術の殿堂”として建てられた「伊豆の長八美術館」です。
現代左官技術の粋を集めて完成されたというこの建物には、
ここ松崎町が生んだ繊細かつ大胆な職人、
入江長八の鏝絵の作品が展示されています。
伊豆松崎町”なまこ壁の町”
海風が吹き抜けるように通り過ぎたまちかど散策でした。
« 石廊崎 | トップページ | 西伊豆海岸・富嶽めぐり »
「まちかど散策」カテゴリの記事
- 木彫りのまち 井波(2022.08.06)
- 若狭鯖街道 熊川宿(2022.07.14)
- 駅前イルミネーション(2021.12.18)
- ぶらり鳥羽・江戸川乱歩館(2019.08.20)
- 飛騨金山 筋骨めぐり(2019.05.27)
コメント
« 石廊崎 | トップページ | 西伊豆海岸・富嶽めぐり »
あるところには あるもんですね〜
これだけの なまこ壁 圧巻です。
投稿: ビズー | 2010年1月14日 (木) 20時37分
ビズーさん
そうですさすがになまこ壁の町です。
街道の宿場町や商家の蔵ではよく見ますが、
これだけ町なかになまこ壁があるのは初めてでした。
まだまだ知らないところがありますよ~。
投稿: 好好爺 | 2010年1月14日 (木) 20時57分