信貴山番外編
旬のネタを挟みましたが再び信貴山に戻ります^^;
今回はその番外編、「朝護孫子寺」境内外周辺の紹介です。
「朝護孫子寺」へは境内駐車場からは別にして
他の駐車場やバス停方面から来る2ヶ所の道があります。
その一つ、王子方面バス停からの道を来るとまずこちら、
仁王門の手前にある「千体地蔵」です。
謂れは分かりませんが・・・おなじみの前掛を付けた
小さなお地蔵さんがずらりと並びます。
その先にある「仁王門」
” 信貴山の山門であり、宝暦10年(1760)に再建、
対象11年(1922)にこの地に移された・・・ ”と。
仁王門をくぐって参道を行くと、
右手にあるのが「猪上神社」
” 明治維新の神仏分離令により対象11年(1922)に現地に
遷座しました・・・信貴山の総鎮守として延喜式内に列した古社
でもあります・・・。”
ちょうど仁王門と同じ時期に移されていることになります。
そして合流するのがもう一つの道。
高安山方面バス停から来ると渡る「開運橋(かいうんばし)」です。
” かって走っていた山上電車の終点信貴山門駅から、
「朝護孫子寺」に向かう近道として昭和6年(1931)に竣工・・・”と。
全長106mの「上路カンチレバー橋」という形式で、
現存する最古の橋(日本にある2例のひとつ)だそうです。
日本最古の「カンチレバー」構造の橋。
カンチレバーとは
橋脚の左右でバランスをとりながら少しずつ橋げたを延ばす工法。
はじめは解説を読んでいても理解できなかったんですが、
飛び込みのあの踏み板の要領・・・これでようやく分かりました^^;
もちろん橋には”寅”のデザインです。
下から見た橋脚部。
「トレッスル橋脚」といわれる構造で
山陰本線の「餘部鉄橋」と同じ構造の橋脚です。
こうして真下から見ると圧巻です!
下から見上げる「開運橋」。
「カンチレバー工法」と「トレッセル橋脚」という珍しい橋、
「開運橋」は2007年に文化財価値が認められて
国の登録有形文化財に選ばれています。
その証が橋の袂にありました。
まだ真新しい文化財登録記念碑?です。
「信貴山朝護孫子寺」、
広い境内に建ち並ぶお堂や見所は数ありますが、
これもまた思いつくままに番外編の境内外でした。
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三年前の今頃、信貴山に行きました。お寺あり神社あり、戒壇ありのお寺テーマパークみたいな非常に面白いところです
よね。そして信貴山のシンボルはトラなので、今年にぴったりです。
なつかしく拝見しました。
投稿: フデ | 2010年1月22日 (金) 16時47分
フデさん
信貴山、行かれてましたか。
お寺のテーマパーク、おっしゃるとおりですね。
ここだけは寅年の今年新年にと決めていました。(笑)
奥の院に行けなかったのが心残りで、
あらためて再訪問をと思っています。
投稿: 好好爺 | 2010年1月22日 (金) 18時03分