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2009年12月 4日 (金)

鳥羽の離島・坂手島

鳥羽湾に浮かぶ4つの島、神島・答志島・菅島・坂手島。

海と関わりながら独自の文化と歴史のある島々、
3島はすでに訪問済みでしたが
鳥羽市街から一番近いところにある坂手島は初めてでした。

なかなか訪れる機会がなかったところ・・・。

Sakate01
島の見どころは、
この海岸線を歩いて左端のホテルの敷地にある「砲台跡」、
そして中央部の山腹にある「アヤメ池」だそうですが、
この時期には当然花はなくただ確認に行くだけです。^^

Sakate02 
近づく坂手港、中央が定期船のりばです。

Sakate03
乗船場のすぐ前にある”タブノキの林叢”、
このように大木がまとまっているのは珍しく、
植物学的にも価値が高いということで市の天然記念物指定です。

ここから西北の方向に海岸線を歩きます。

Sakate04 
最初の目的は先に見えるホテルの敷地にある「砲台跡」。

Sakate05
目と鼻の先に見える鳥羽水族館とミキモト真珠島。

この先で海に突き当たりますが、道?とは思えない細い堤防を
歩いてホテルの敷地に入ります。
専用桟橋の先、ホテル入り口にある「砲台跡」への小さな案内板。

勝手に入ってしまいましたが、レストハウスのテラスの前庭、

Sakate06
ここがその「砲台跡」です。

まるで家宅侵入罪になりそうな場所にありましたが、
これはやはりフロントに一声かけるべきだったと後悔した
そんな場所でした。><;

戻って島の中心部

     Sakate071 
Sakate072
細い路地に石段の続く集落です。

その中心部に町の産土神「若宮神社」があります。

Sakate08
7月に行われる「棒ねり神事」は、
狭い路地を通れない山車の車の代わりに五色の紙をつけた
棒を回して神社に練りこむというこの神社の天王祭。

この右の道を登って行くと「アヤメ池」がありますが・・・

Sakate82
途中の段々畑から見る安楽島、
アヤメ池はまたあらためて花の咲く来年にでも。^^

畑の中を戻ります。

Sakate09
防潮堤?沿いの道を東に行くとその先端は丸山崎、
手前を左に回り込むと海水浴場です。

Sakate10
見える島は答志島、
通り過ぎる船は伊勢湾フェリー、空に舞う鳥は何鳥か?

集落に戻ります。

Sakate11
家の軒先を抜けるとそこは海、
坂手漁港から船乗り場への道です。

Sakate13

鳥羽ウオーキングマップには、気軽に離島の雰囲気を味わえる
”香るむらさき 坂手島コース”とあります。
ということはやはりアヤメ咲く5、6月がよろしいようで・・・。

ゆっくり歩いて2時間ほど、
喧騒から離れて過ごしたひととき、鳥羽市の離島「坂手島。
”あなたは離島が好きですか?” 思わずつぶやく独り言でした。

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お出かけ」カテゴリの記事

コメント

答志島に つづき 観光に汚染されていない 良い島を見せていただきました。
海の色 静かな 島の佇まい きらきら輝く 波 たとえ 訪れたとしても
私の目には 届かない 1枚1枚だと思います。 

ビズーさん
これで鳥羽市の離島4島をすべて訪問しました。

”離島で心の深呼吸”が鳥羽市の離島キャンペーンのキャッチです。
最後のつぶやきはこのあとに付けたかった言葉でした。
この日のために残した離島、
ついその気になって訪れた坂手島でしたが、
ここもまたなんとも贅沢なぶらり旅でした。

書きたい 事は いっぱいあるのに なかなかかけません。
こんな 静かな島を 一人で 歩いて 一つの作品に創り上げる好々爺さんに
感服です。 いつもいつも 心に 染みわたる作品 どうぞ ご無理のありませんように
つづけて下さい。 どんなに 間隔があいても ゆっくり みせていただきますので・・・ 

きなこさん
お気遣いありがとうございます。

何もない島でも歩いていると思いがけない出会いがあります。
島だけではありませんがそれもまた楽しみのひとつ。
このところの不安定な天気に悩まされ、
思いもままならずネタ切れです。^^;
一休みにちょうど良いかもしれません。

日捲りの暦が残り少なくなった師走の喧騒から離れて
”離島で心の深呼吸” はたまらないですね。

鳶が悠然と舞う鳥羽の離島〈坂手島、答志島〉…。

”あなたは離島が好きですか?”と、思わずつぶやきながら「離島」 を 『離島』する好好爺さんの背中に
島民が[平成の西行法師]と、手を合わせたとの噂です。

茶太郎さん
離島を旅する・・・まさに心の深呼吸!ピッタシでした。

鳶?あれはやはり鳶でしたか。
できれば鷹が良かったんですが、まぁ鳶もタカ科だから良しとして。
あまり平日に島をうろつくと鳶と間違われそうですわ。
>平成の西行法師、
できれば離島をかけめぐる”平成の芭蕉さん”がよろしいなぁ。

欲張っては困ります。
やっぱり鷹は離島「神島」の更に東の「伊良湖崎」の空が似合いますよネ 。

平成の芭蕉さんならさしずめ  ”鳶三つ 見付けてうれし 坂手島”
なんて一句ひねるんだろうなぁー。

茶太郎さん
伊良湖、もちろんですがここに載せていない和具の港がまた良し。

鳶三つ 見付けてうれし・・・さて?一句ひねれるかどうか。
ひねれば一句、
”坂手島 見付けてうれし 鳶三つ ”なんちゃって^^
冗談です!できない苦し紛れでした。><

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