宇治橋
遅まきながら新しい宇治橋を渡ってきました。
12月3日(木)、おりしも雨が降り出すなかでしたが、
私的にはこれが新しい宇治橋の渡り始めです。
雨に濡れる真新しい橋。
鳥居は古いままですが、式年遷宮が終わったあとに
内側は内宮御正殿の棟持柱を、
外側は外宮御正殿の棟持柱を使って建て替えられます。
その内側の鳥居は鈴鹿の関宿にある東の追分、
外側は桑名の「七里の渡し」の鳥居となります。
雨にしっとりとるれたヒノキの欄干、
木曽の御杣山で採伐されたヒノキ材1662石・・・?
30坪の住宅にして16軒分とか。
見事な反りの宇治橋は
中央で1.82メートル高いという。
擬宝珠を載せた欄干(高欄)の高さは1.32メートル。
橋の上流にある8本の木除杭(きよけぐい)。
増水の際に橋脚を流木から守るために立てられています。
平成25年(2013)の式年遷宮、
そしてその後も多くの人たちが新しい橋を渡ることでしょう。
思わぬことから付き合ってもらった友に感謝しながら、
なんとも趣きのある雨の宇治橋渡り始めでした。
« 鳥羽の離島・坂手島 | トップページ | 花フェスタ記念公園 »
「お出かけ」カテゴリの記事
- 木曽三川公園センター 冬の光物語(2022.12.16)
- ひるがのピクニックガーデン(2022.08.03)
- 納涼!びわこ箱館山(2022.07.22)
- 青山リゾートから青山高原(2022.06.30)
- 日本最大級の木製水車(2022.05.15)
ええっ!!!
宇治橋だけで こんなに立派なブログが できるんですね!
驚きました!!
好々爺さんって ただの爺さんではないと 思ってましたが
編集者として ただならぬ 才能の 持ち主なのですね!
雨の宇治橋が 黄金色に 見えてきました。
解説は 丁寧に 書き写しました。
投稿: きなこ | 2009年12月 6日 (日) 23時10分
こんにちは、小春日和の12月4・5日伊勢旅行を楽しみました。4日にあの和田金で昼食をとり、ぶらぶらと本居記念館見学(旧居前でボランティアガイドによる説明と肖像画前での記念写真・織部灯篭・銀杏の金色の絨緞のうえで10軒長屋等)し、静かな松阪街中を散策後一路賢島へ、すばらしい夕日の移り変わりを堪能。5日朝から雨 雨の中宇治橋を渡り神域へ。記念に写真を一葉、帰路に。 詳しい説明ありがとうございます。
投稿: 千葉都民 | 2009年12月 7日 (月) 13時24分
きなこさん
架け替えられてまだ渡始式の余韻が残る宇治橋です。
渡るだけではもったいないと一応考えて撮ってきました。^^
何でもネタにする悪い癖ですが、
新しい宇治橋は私的な渡始式としても記録しておきたいと、
ただそれだけのことで爺にも勉強になりました。
この後もすぐに晦日、年始に、
そしてあと何回この橋を渡れますやら。^^
千葉都民さん
松阪、賢島そして神宮と伊勢のメインどころを楽しまれましたか。
志摩の夕日もまた格別だったでしょうね。
翌日の伊勢が雨とは残念でしたが、
しかし雨に濡れた真新しい宇治橋も玉砂利の参道も、
また趣があったのではないですか?
>詳しい説明
地元のニュース誌ではもっと詳しく特集されていますが、
ほんの触りだけを載せてみました。
投稿: 好好爺 | 2009年12月 7日 (月) 16時49分
プライベートなお話しですが 高校の卒業式を終えて 記念になるようにと
友と 宇治橋を渡り 内宮にお参り致しました。
それ以来の 宇治橋で 感慨深いものがあります。
新しい 宇治橋に 愛撫したい 思いでした。
投稿: ビズー | 2009年12月 7日 (月) 19時32分
ビズーさん
高校卒業以来、それも新しい宇治橋とはまた感慨深かかったでしょう。
この宇治橋を渡ることで内宮にはまた違った神域の趣があります。
新しい橋と古い鳥居はまだ4年間?見れます。
遷宮後には鳥居も新しくなりますが、
その時にはもう一度宇治橋を渡って思い出を創られるといいですね。
投稿: 好好爺 | 2009年12月 7日 (月) 20時37分