2009年大晦日
今年も残すところわずかな時間となりました。
丑年1年も牛歩 ならぬ、モォ~進して各地を駆け巡りました!
訪ねた場所も数多く、それぞれに懐かしい思い出となりました。
今年最後の写真は新しい大注連縄で張り替えられたばかりの
二見興玉神社の夫婦岩です。
今年も1年”ぶらり旅”をご覧いただきありがとうございました。
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今年も残すところわずかな時間となりました。
丑年1年も牛歩 ならぬ、モォ~進して各地を駆け巡りました!
訪ねた場所も数多く、それぞれに懐かしい思い出となりました。
今年最後の写真は新しい大注連縄で張り替えられたばかりの
二見興玉神社の夫婦岩です。
今年も1年”ぶらり旅”をご覧いただきありがとうございました。
今日は小晦日、今年もはやこの日になりましたが、
恒例の伊勢神宮・内宮参拝でした。
渡る宇治橋。
毎年同じパターンの内宮ですが今年は宇治橋が
新しく架け替えられています。
そのためか例年と比べて駐車場も満車状態です。
毎度お馴染みの変わらぬ写真。
大晦日に焚かれる”大かがり火”用の丸太も用意され、
後は年越しを待つばかり。
これも毎年載せないと気が済まなくなってきました。^^
まだ参道の人は少ないですが、
こちらもすでに帰り専用の道が使われていてます。
久しぶりに載せます「正宮」
参拝を済ませた帰りに宇治橋を内側から。
そして新しい宇治橋。
戻った”おはらい町”はすでに凄い人出になっていました。
この後は正月用の買出しにいつものお店を回り、
家に帰ってようやく我が家の迎春準備です。
今年もまたワンパターンの小晦日でした。><
津市美里町家所にある辰水神社で、
年末恒例のジャンボ干支が奉納されました。
昨年に続いての紹介です。
作業所から引き出されたジャンボ干支の「寅」です。
地元の有志「ふるさと愛好会」の方たちによって作られたもので、
大きさは全長約4.8メートル、高さ2メートルとか。
子供たちの手によって集落の周りを曳かれます。
静かな集落もこの日は賑やかです。
これが楽しみで今年も来たようなもんです。^^
親トラの足元にいる子トラです。^^
ゆっくりと曳かれる親子トラ、
今年で25体目のジャンボ干支です。
神社前から橋を渡って境内に入ります。
ここからは津リトルリーグの中学生たちの出番!
200キロはあるというジャンボ干支を持ち上げて、
一気に台座の柱に載せます。
「潜門」の飾り付けが終って執り行われる神事。
そして”くぐり初め”、
子供たちから先にくぐって行きます。
初詣の皆さんを迎えるジャンボ干支、
2010年2月中旬ごろまで飾られるそうです。
今年も年末恒例「辰水神社」のジャンボ干支奉納でした。
21日の雪でかなりの積雪があった御在所岳ですが、
暖かい日が続いて雪はだめだろうと思いながらも
少しだけ期待して^^ロープウエイに。
途中の山肌には雪の”ゆ”もなく、
山頂付近の本谷に少しだけ残る雪を見ながら山上公園駅に。
そのまま「朝陽台広場」に出ます。
雪は残っていましたが・・・
ただそれだけでいつものように「富士見岩展望台」へ。
このあたりの積雪は数センチ?まだ踏みしめる感覚です。
なぜかロープウエイで来ると、
春夏秋冬を問わず周るコースが同じです。^^
何もない「富士見岩」から登山道を通って遊歩道に出ます。
「朝陽台広場」とロープウエイ駅口を結ぶ遊歩道、
樹氷のトンネルとなるお馴染みの好きな場所ですが・・・。
ロープウエイ駅からの遊歩道合流点、
このあたりは軽トラが走るためか轍の跡が凍結しています。
もちろんすべります。
なるべく轍跡を外した雪の上を歩きます。
雲ではありません!^^
”ソリ遊び”広場に積まれた雪です。
土・日は家族連れで賑わいますが・・・
平日の金曜日ですからね~人は少ないです。
広場の前にある「氷爆」です。
まだ途中ですが天気が好すぎて解けだしていました。
この状態ではまだまだです。
ここから先へもう少し
山頂への遊歩道、
気持ちの良いまさに快晴の天気に汗が出ます。
途中から見る「御嶽大権現」も青空のなかです。
そして山頂
雪も解けてほとんどありませんでした。
できれば快晴のなかの樹氷を・・・それはまたの楽しみに。
戻った山上公園駅の「屋内展望台」から
初めてお届けする光景です。
山上駅から飛び出すゴンドラ!
乗っていると一瞬体が浮く感じになりませんか?
その真上からです。
連続写真でお見せしたいところですが一枚だけです。^^
雪の「御在所岳」とはいきませんでしたがホワイトクリスマス?
ほんの少し雪化粧の山上公園を楽しみました。 25日
二見シーパラダイスの人気者で”アッカンベー”の芸で親しまれた
ミナミゾウアザエアシの「夢海子(ゆみこ)」ちゃんが亡くなりました。
二見シーパラダイスHPは こちら
今年の9月に初めて訪れその芸を見ましたが、
それが最初で最後になりました。
面白く、愉快に楽しませてもらった”アッカンベー”の芸と、
ありし日の”ゆみちゃん”を偲びます。
生後14年7ケ月、その芸はもう見ることができませんが、
9月21日に撮った写真から選んでの追悼です。
この”アッカンベー”が二見シーパラダイスの人気でした。
大きな目と愛らしい表情
一生懸命にハーモニカを吹く”ゆみちゃん”
親子の競演もできなくなりましたが、母親の”丸子”は健在です。
12月8日に亡くなった二見シーパラダイスの人気者、
”夢海子”ちゃんの在りし日を振り返りました。
”ゆみちゃん”、
たくさんの人たちを楽しませてくれてありがとう!
滋賀県守山市、旧中山道守山宿で行われた「もりやまいち」です。
”よみがえる 昔なつかしい 中山道守山宿 「もりやまいち」”
ポスターのキャッチコピーですが、
応永25年(1418)以来590年の歴史と伝統のある行事
だそうですが、平成に入って復活されたようです。
”市”そのものはどこにもあるフりーマーケットですが、
会場が中山道守山宿ということで出かけました。
右は会場入口にある「石部道道標」。
右側面には「すぐいしべ道」と刻まれています。
高野郷新善光寺(栗東市の新善光寺)と東海道石部宿へと
案内する道標です。
守山市内の中学生による商い体験、
会場を歩き回っての出張セールス?が”市”を引き立てます。^^
露店で宿場の道筋が見えませんが、
道路に沿った民家の敷地が一戸ごとに段違いになっていて、
稲妻型屋敷割りと呼ばれ、かっての「もりやま市」と関連した
商業的機能と宿場を兼ねた町づくりであったようです。
宿の途中にある「石造道標」、中山道と木浜道の分岐です。
ちょうど”ちんどんや”とすれ違いました^^
これも”市 ”のイベントのひとつ。
ここからすぐにある「東門院(とうもんいん)」
ここも”門前アート市”が開かれていて、
門の全容が見えないのが残念ですが・・・
仁王門です。
比叡山延暦寺の東の鬼門を護るために設けられたと伝えられ、
「守山寺」とも言われます。
本尊は十一面観世音菩薩
江戸時代には朝鮮通信使の宿ともなった古刹です。
門前に新しく再現された?
門前茶屋「かたたや」を見て先を行きます。
すぐに吉川に掛かる「土橋(どばし)」
旧栗田群今宿村と野洲郡守山宿の群境の境川(吉川)に架り、
瀬田の唐橋の古材を使って架け替えられたという
公儀御普請橋です。
橋を渡るとすぐ先にある「樹下神社(じゅげじんじゃ)」
ここには「土橋」の橋詰にあった常夜灯が移築されています。
今宿村の商人伊勢屋佐七が願主となり、
各地から浄財を集めて建立したもので、
軸石の下にある三段の台石には多数の人名や国名が刻まれ
ていて、補修のたびに継ぎ足されていったようです。
おまけです^^
本殿横にあります「安産の石」
天神さんにまつわる曰くがありますが省きます^^
以前はこれも街道筋にあったもの、とあります。
最後はやはりこれ、
今宿のはずれにあります「今宿一里塚」
江戸日本橋から草津まで129ケ所ある一里塚の128番目、
滋賀県では唯一残る一里塚です。
ここから中山道最後の「草津宿」まではあと一里と少しです。
ここで雨になりました。
中山道守山宿「もりやまいち」でしたが、
なにやら宿沿いの紹介になってしまいました。 23日
「道明寺」から西へ2キロほど行った「葛井寺(ふじいでら)」です。
西国三十三所の第5番札所。
電車で参拝すると参道商店街を抜け「西門(四脚門・重文)」
からになりますがあえて「南大門(重文)」から入ります。
くぐると真直ぐ伸びる参道、その両側に諸堂が並びます。
境内左手に掛かる「寅」の額絵、
この時期はどこも干支絵が見られますね~。
そして右手には「弘法太師 修行像」。
境内。
正面参道の途中にある石燈篭は
「聖武天皇御寄附 写紫雲石燈篭(府重文)」、
本物を模して造られたもの?と。
見える松は南北朝時代に当寺に陣をしいた楠木正成が、
戦勝祈願のために軍旗を掛けたといわれる「旗掛けの松」。
「三鈷の松」ともいわれ、その子正行がこの地で戦った
「藤井寺合戦」では細川顕氏
に勝利している。
右手に「太子堂」
左手には「護摩堂」と「出世地蔵菩薩像」
本堂右手にある「鐘楼」
そして本堂です。
江戸時代に再建されたといわれます。
本尊は「十一面千手千眼観世音菩薩(国宝)」。
神亀2年(725)聖武天皇の命により造像されたといわれます。
ここまで南大門からわずかな参道を真直ぐ進んできました。
あとは西門を出て終わりなんですが、
ここにも「西国三十三所めぐり?」があります。
境内左手に第一番「青岸渡寺」から始まって・・・
途中から順不同?
西門口まで各寺の大きな碑が建ち並びます。
一番左手前が番外の「高野山」です。
参拝を終えて出る西門。
こちらは立派な朱塗りの四脚門(重文)です。
ここから藤井寺駅までは参道商店街を抜けます。
西国三十三所の霊場としては珍しく町中にあって、
こじんまりとしたお寺のひとつです。
京都・東寺の「終い弘法」です。
毎月21日、弘法大師の命日に催される「弘法さん」、
京の風物詩として親しまれ、境内には千軒以上の露天が並び、
20万人以上の人出でにぎわうという。
その「弘法さん」の一年の総決算!
年の瀬恒例、今年最後の「終い弘法」に出かけました。
東門から入りましたが・・・この先行く手を阻まれます。
聞いてはいましたが・・・さすがに身動きできません。><
動けぬままに露店の一コマ。
西側境内も凄い人の波です。
ようやく「食堂」にたどり着きます。
参拝者の体の隙間から・・・
あまりにもの人出に有料区間に避難します。
ここにも露店商の方の車がビッシリです。
「講堂」に入る僧侶の方々、後に一般の参拝者が続きます。
定番ですが入れておきます^^
「講堂」正面、「金堂」屋根と五重塔です。
「修行太師像」の前もまた凄い人でした。
「太師堂」へ向かう道にもずらりと露店が立ち並びます。
太師堂。
境内を行きつ戻りつしながら南大門に向かいます。
南大門から「金堂」です。
時間が経つにつれますます人が増えてきました。
対面交通?ですがぐちゃぐちゃです ><
押されるように南大門から外へでます。
毎月21日に行われる京の風物詩「弘法さん」、
一度は見ておきたいと今年の「終い弘法」を訪れました。
年の瀬に訪れました大阪府藤井寺市の「道明寺天満宮」です。
こちらもすでに「寅」の絵馬が掛かります。
この時期に行われるという「献香祭」(泉山御流)が
今年はこの20日(日)でした。
お香についてはまったく未知の世界ですが、
載っていた”お香を聞く”という写真にひかれて出かけました。
献香祭。
HPでは”泉山御流法印鳥休庵西際好誉宗匠によるお献香です。
香道を今に伝える泉山御流のお香を神前に供えます。”
とあります。
少々思っていたのとは違った神前だけの行事に戸惑いながら、
その神前の行事を拝見。
宗匠によって炷(た)かれた?お香が神前にささげられます。
この間まったく宗匠の手元が見れませんでした。 ><
「献香祭」はこれでお終いです。
そのあとはどうなるのかとうろうろしていたら、
なにやら聞こえる笛、太鼓。
思わず何だろうと・・・。
献香祭が終わるのを待っていたように始まりました獅子舞です。
このときは何も知らず・・・ただラッキー^^と見物、
これが無知な素人の悲しさです。
以前に紹介しましたが、
毎年12月24日に桑名の増田神社で行われる「伊勢大神楽」、
その「総舞(総まわし)」が終わると「大神楽」は大晦日から1年間の
回壇に出発するそうです。
これがその伊勢大神楽講社の回壇かどうか分かりませんが、
舞われたのは「神来舞(しぐるま)」でした。
知らぬとはいえ・・・ ><
この時点では伊勢大神楽とはまったく気が付いていません。
チラッと見た名前が”・・・太夫”、
「伊勢大神楽」で国から重要無形民俗文化財の
指定を受けているのは6組のみだそうです。
この方たちがその1組かどうか分かりませんが、
予期せぬ遭遇でした「伊勢大神楽」。
「道明寺天満宮」でもらった嬉しい贈りものでした。
今年も始まりました「志摩マリンランド」の新年特別展、
今年は寅年、さてどんな魚たちがと出かけました。
ちょうどペンギン駅長さんとの記念撮影をするイベントに遭遇、
記念撮影の合間にペンギン駅長さんを一枚^^
さて今年の志摩マリンランドの特別展は、
トラ・寅・タイガーだそうです。
ということですがトラと言えばやはりこれ、
もちろんトラふぐ。^^
今が旬ですが・・・泳いでいるのを見てもね~。
そしてタイガーフイッシュですが、
こちらもいろいろと種類があります。
会場です。
ボケているのは毎度のこととお許しをいただいて、
まずはこのトラ?
「トラウツボ」だそうですが、
頭と尻尾だけで正体を見せてくれませんでした。
今年は会場もこじんまりとしているようにみえましたが、
この手の魚を集めるのは難しいんでしょうね。
水槽のなかの「寅」たちです。
地方名・トラアラカビ
ト ラ : 体表に不安定な黒褐色の斑紋がある
アラカビ: いかつい頭をした魚の意味
トラフシャコ
虎斑の模様をした大型の車庫、いやシャコ(古いね~><)。
ホシダカラガイ(別名:トラガイ)と、トラフナマコ。
ハワイトラギス・・・派手ですな~。
会場もこれで終わりです。
ボケていたりして^^載せていない魚も多いんですが、
この企画も毎年大変だな~、
なんて思いながら年末の楽しみになってしまいました。^^
朝から小雪のちらつくなかでしたが現地は晴れ、
出かけました伊勢市二見町の「二見興玉神社」です。
夫婦岩の大注連縄は年に3回(5月、9月、12月)張り替えられて
いますが今年最後の張り替え神事でした。
天気は文句なしでしたが吹きすさぶ寒風に身を屈めながら、
この待ち時間には悩まされました。
古い注連縄を取り外す作業が始まっていました。
一方では注連縄の御祓い神事が行われています。
古い注連縄が取り外された夫婦岩。
見計らったように御祓いを受けた大注連縄が運ばれます。
1本の重さ40㎏、太さ10㎝、長さ35mで、計5本。
これから氏子の皆さん、崇敬者の方、そして参拝者の方によって
注連縄が手送りされていきます。
威勢のよい木遺り唄が流れるなか、
大注連縄が夫婦岩へと張り渡されていきます。
参道を手送りされていく大注連縄です。
初めてその太さを実感しました。
見ているほうも寒かったですが、
氏子の方も・・・どうなっているんでしょう?
男岩の張り替え
次々と注連縄が張られていきます。
海は穏やかそうに見えますが凄い寒風です。
最後の縄締めです。
高さ9mの男岩に16m、4mの女岩に10mを巻きます。
男岩と女岩を結ぶ9mの大注連縄が、
太陽の神と猿田彦大神を拝む鳥居の役目をしています。
新しく奉献された大注連縄。
” 一切に不浄を祓って興玉神石と日の大神遙拝の鳥居に献ずる
古い習わしであります。” そうです。
年に3度もありながら・・・
一番厳しい気象条件の中で見た「夫婦岩・大注連縄張神事」、
忘れれられない神事のひとつになりました。
お断り!間違って「聖武天皇御陵」と書いてしまいました。
「神武天皇御陵」の誤りで訂正させていただきます。
ご指摘をいただき汗顔の至り、イザナミさんありがとうございました。
久しぶりの橿原神宮、
今年も来年の干支大絵馬が取り付けられました。
あらためての参拝です。
一の鳥居
神橋と二の鳥居
南神門
拝殿前広場
外拝殿と右には来年の干支寅にちなみ四神の「白虎」を
イメージした大絵馬です。
高さ4.5メートル、幅5.4メートルの大きさは、
通常の絵馬の1600倍はあるという。
約1年間、人々の安らぎと安泰を祈ります。
橿原神宮はこれで終わりなんですが、
やはりチョッと寂しい気も・・・で、もう一つ。
ここから北へ1キロほど行くとある「神武天皇御陵」です。
ご存知のように「橿原神宮」は神武天皇がご祭神。
300mほどの参道を行きます。
緩やかにカーブする玉砂利の参道です。
入口と同じ細いお堀に架けられた橋
御陵正面
左手にある手水舎
正面鳥居から奥の陵墓です。
その先にある陵墓
広大な敷地のなかにある「橿原神宮」と「神武天皇御陵」、
この日は人も少なくゆっくりと参拝しました。
風が強くやけに寒い奈良でしたが
この日は昼から「春日若宮おん祭」お渡り式でした。
一昨年はチョッと場所取りがまずかったこともあり、
ほんの少し登大路側に移動、
出発地からすぐの登大路に入ってくるお渡りの行列です。
まず先頭は「日使(ひのつかい)」なんですが・・・
このあたり順番がよく分かりません。
とにかく全部載せるわけにはいかなくて、
かなり端折っています。^^
「十列児(とうつらのちご)」が行って最後が「日使」ですが
写真は省きます。
この後は「神子(みこ)」です。
「辰市神子(たついちのみこ)」
「八嶋神子」
この後にも「郷神子」、「拝殿神子」と続きます。
「細男・相撲(せいのお・すもう)」、「猿楽」、「田楽」と
地味なものはすべてはずしています。 ><
こちらは山鳥の尾を頂に立てたひで笠をかぶる
「馬長児(ばちょうのちご)」。
その後の「競馬」が・・・どこ行ったか?
後から追っかけてきてました。
そして「流鏑馬」です。
空馬の「将馬(いさせうま)が引かれて行った後は「野太刀」他。
この長~~い「野太刀」、毎度ながら凄いと思いますが・・・。
この後「大和士」が続いて最後は「大名行列」です。
列が長すぎてず~と先に行ってからスタート、
振り返って後ろからです。^^;
行列のしんがりは毛槍隊?
踊りながらの毛槍の受け渡し、
見事に決まって皆さんから拍手です。
おん祭、「渡御式」の隊列最後が登大路に入りました。
ここから西に下り三条通りを東に登ります。
その後南大門跡での「交名の儀(きょうみょうのぎ)」 を受け、
一の鳥居からお旅所へと入ります。
長くなるので2部に分けるつもりでいましたが一気にいきます。^^
「南大門交名の儀」を受けた行列が一の鳥居に向かいます。
その一の鳥居横にある「影向の松(ようごのまつ)」は
能舞台の鏡板に描かれている松といわれ、
春日大明神が翁の姿で万歳楽を舞われたという場所。
ここを通過する陪従・細男・猿楽・田楽たちは所定の舞を
演じないとお旅所に入れないという。
その「松の下式」
演じているのは猿楽
その場所はご覧の通り。
見守るのは「頭屋稚児」、曰くは省きます。
そして演じるのは田楽です。
先を急ぎます。
すでに人の波で前からは撮れないお旅所、
横の扉の網目から ><行列が入る前です。
次々と行列が入っていきます。
これにて正午から始まった「おん祭お渡り式」の終了、
この後は祭の中心となる「お旅所祭」になります。
2度目の「春日若宮おん祭」でしたが今回もここまででした。
奈良県葛城市の「石光寺(せっこうじ) 染寺」に咲く寒ぼたんです。
今が見ごろ(20日頃まで)との情報に、
朝の陽のあるうちにと急遽の訪問でした。
ここも毎年の訪問ですが、
いつもは当麻寺とのセットで1月か2月初旬でした。
この花も時期が合わず難しいと思っていたんですが、
やはり一度には咲かず1日の咲き株は50ぐらいとのこと。
300株、30種類の寒ぼたんが順次咲くためか、
全体ではまばらに見えます。
期待するだけにこれまでは花が少ないと早いのとか、
遅いのとか?と、分からぬままに見ていました。
多くを期待せずにこれで見ごろだと思えばいいんです。^^
今まではぼたんがダメでもいろんな花が咲いていたんですが
寒アヤメと椿
さすがに12月ではサザンカぐらい・・・。
そういう意味では今まで通り1月の初旬か、
思い切って2月初旬で当麻寺とのセットの方がいいのかとも。
見事なマンリョウ。
サザンカも綺麗です。
寒ぼたん
” 自然の中で時期がくればおのずと花が開きます。・・・
茎が短く葉が少ないのもそのため。 ” とも。
自然の摂理にまかせて見る?
今回は少し早めの「石光寺 染寺」の寒ぼたんでした。
西国三十三所第十二番札所「岩間山正法寺(岩間寺)」、
”雷除け観音””汗かき観音””ぼけ封じ観音”とも呼ばれています。
最近間違いや勘違いが多く、どうもボケてきたのか?と・・・
文化公園から一足延ばしてぼけ封じの祈願でした。><
「ぼけ封じ観音」にお参りして ”まだまだボケないように”と
お願いしましたが・・・。^^
仁王像の立つ参道です。
実に7年ぶりでした。
ここは毎月17日以外はバスもなく、車か歩いての参拝です。
前回は巡拝で歩きでしたが今回は車、
それでもひと山上ってくると気分が違います。
本堂手前「稲妻龍神社」と葉を落とした大銀杏。
本堂右横にある芭蕉の句碑
芭蕉池と芭蕉句碑です。
曰くは省きますが、句は ” 古池や 蛙とびこむ 水の音 ”
貞享3年(1686)の江戸深川での吟。
本堂です。
さすがに多くの巡拝の方が訪れてみえます。
只今花山天皇の一千年遠忌にちなんで19年ぶりに秘仏ご本尊の
ご開帳でした(12月17日まで)。
これってマジで知らなかったんです、嬉しかったですね~。^^
拝観するご本尊千手観世音菩薩は御丈約15cmほどの金銅仏で、
元正天皇の御念持仏だったそうです。
初めての拝観、小さいその素晴らしいお姿に見入りました。
おかげで撮れた横からの芭蕉池です。
少し境内を回ります。
本堂前にある本尊出現の霊木です。
幾多の経緯を経て育った桂の木で別名「夫婦桂」といわれます。
その横から下に下りると西国三十三ケ所お砂踏み場があります。
本尊前には本地の砂が納められています。
さらに奥へ
第十一番札所、上醍醐寺への道を分けて下に下りると
日本一の桂の大樹群。
これも岩間寺霊木の一つ。
特に「長寿桂」と呼ばれる大樹群です。
境内入口に戻りました。
ここから第十三番札所の「石山寺」までは約5キロの道のりです。
ぼけ封じ祈願にと訪れました「岩間山 正法寺」、
西国三十三所めぐりを思い出したひとときでした。
滋賀県大津市瀬田南にあります「びわこ文化公園」。
県立図書館、県立近代美術館、県埋蔵文化財センターの施設に
催し物広場やこども広場などがある総合公園です。
この日はサザンカを見に行ったんですが^^
”すずかけの道”に葉を落としたすずかけの木とサザンカの花、
ここも全体に遅かったようにみえました。
このところ行き当たりばったりが多かったんですが、
この日は花がダメでもここがあると調べてありました。^^
公園の北口近くにある「茶室夕照庵(せきしょうあん)」の周辺です。
すずかけの道沿いに入り口があります。
ここから左回りに行きました。
このあたりは「夕照の庭」と言うそうですが奥に見える茶室、
池をぐるりと回り込んで行きます。
池の南側にある八つ橋を渡ります。
このあたりは菖蒲園のようです。
石段を上ると石橋。
手前を左に行けば茶室前の池ですが橋を渡ります。
橋の上から見る左と右、
案内板には”流れに沿って歩いてみてください”とありました。
出れば竹林の道、道を少し戻って撮っています。
流れに沿って歩きます。
飛び石で川を渡り・・・なんともいい雰囲気の道です。
源流部?ですが、
ここから先には行けません>< 道を変えて戻ります。
道は先ほどの石橋の手前に出ました。
そのまま左に折れて行く先、
池を横切る石橋から見た「茶室夕照庵」。
夕映えに浮かぶ庵の姿が素晴らしいことから近江八景のひとつ
「勢田の夕照」にちなみ命名されたそうです。
「びわこ文化公園」。
サザンカの代わりは庭園「夕照の庭」でした。
「みえこどもの城」から国道166号線を西に走ります。
目指したのは飯南町粥見地区にある”サザンカの大木”でした。
「道の駅茶倉」を過ぎて飯高町に入る手前で、
国道の傍にある案内板に導かれ細い道を行きます。
茶畑に張り出して道を覆うサザンカの大木、
個人の方の所有ですが市の指定天然記念物です。
綺麗に見えますが残念ながら花は終わっていました。><
大半が雨に濡れて散る寸前のしぼみ花です。
説明版には樹高約10m、幹周り約1.8m、枝張り南北約15m、
東西約11m、樹齢は不詳ですが130年を越えると推定されると。
アップで撮れないもどかしさ、
一週間早ければ綺麗だったろうと思いましたが・・・残念!
ならばと・・・同じ大木でもこちらはご巨木の神木を訪ねます。
少し走って飯高町へ
まさか?と思って通り過ぎた赤い桶、
ここがその飯高町赤桶(あこう)にある「水屋神社」です。
由緒は省きます。
創建は”千余年前、大和の春日大社の安在所で
天児屋根命(あめのこやねのみこと)を奉斎する”とあります。
ここには「国分け伝説」などが語り継がれていて
あらためて紹介したいところですが、
今回はこの神社のご神木”水屋の大楠”だけを紹介です。><
この神社、
境内の拝殿左右には二本杉と椋の大木がありますが、
これはここで言う神木ではありません。
拝殿右横にある「大楠社」の鳥居です。
くぐって行きますとご神木の”大楠”が鎮座?します。
幹周りを見て驚きましたが・・・
高さもタテ撮りでさえ上部が撮れないほどです。
その上部です。
県天然記念物。樹齢千年、樹高35m、根回り29m、
胸高周囲16.63m。
神木としての大木は数多く見ましたが、
この大楠もまた見事なものでこれぞまさに巨木です。
松阪市の飯南と飯高にある”花の大木”と”巨木のご神木”、
ひょんなことからめぐったふたつの大木でした。
京都府宇治市にあります「黄檗山萬福寺」です。
総門です。
中央の屋根を高くし左右を一段低くした中国門の牌楼式。
入ると右に放生池、背にした先にある三門。
木でほとんど見えませんが、
”三間三戸。重層の楼門作りで、左右に裳階(もこし)、
山廊があります。大棟中央に火付宝珠があります。”
と、これもHPから・・・。
左に開山堂を見て進むと
「天王殿」です。
寺の玄関として設けられているという中国では一般的な建て方とも。
布袋尊、韋駄天像、四天王が祀られています。
ここはまた日本最古都七福神「布袋尊」の寺。
建ち並ぶ建物はこの廻廊(重文)によって結ばれています。
途中まで気が付かなかったんですが、
拝観順路を案内する番号があって音声ガイドもありました。^^
諸堂の前にある「巡照板」と呼ばれる版木。
全部で五ヶ所に設けられていますが、
朝4時の起床、夜の九時の開沈(消灯)を告げ、
順次打ち鳴らされるそうです。
本堂右にある「鐘楼」。
斎堂(食堂)前に並ぶこちらは雲版(青銅製)、
奥は開版(魚梆)。
柱と柱の間に小さく見える石柱?が生飯台(さばだい)です。
開版(かいばん)、魚板で木魚の原型となっているそうです。
この前に鬼界の衆生に施す飯を乗せるという・・・
その生飯台(さばだい)があります。
本堂を通り越して法堂です。
アップで撮っていませんが手前に見える勾欄(柵です^^)は
卍と卍くずしの文様だそうですが、知りませんでした><
法堂(説法を行う場所)の左右には東西方丈があり、
その前にはともに巡照板があります。
ここから西側、禅堂、祖師堂、鼓楼と回って
ぐるりと一周して来ました。
ここから廻廊は開山堂に続きますが・・・こちらは本堂です。
東の鐘楼に対して西に建つ鼓楼。
そしてお待たせしました^^
廻廊に囲まれた中央に建つ本堂「大雄宝殿」(だいおうほうでん)。
萬福寺最大の伽藍で、本尊は釈迦牟尼佛。
日本では唯一のチーク材を使った歴史的建造物だそうです。
木に隠れて見えませんが左右に円窓があります。
創建当初(1661年開祖)の姿をそのままに伝える
「黄檗山萬福寺」。
その見事な禅宗伽藍建築群を拝観しました。
今年もまた宇治市植物公園へ。
恒例の花と水のタペストリーは年末年始定番の「干支の寅」です。
いつもと変わらないフラワーブリッジを渡ります。
温室を抜けて秋のゾーンから壁泉前へ。
壁泉前から見下ろすタペストリー。
階段を降りて行きます。
絵柄に使われている花材はパンジー、ビオラにハボタンなど、
幅62m、高さ18mのひな壇に描かれている干支の寅。
使われているプランターは3,675基。
ちなみに花材は、
顔は パンジー”ナチュレイエロー”
目と牙は ビオラ”ビビクリアホワイト”
輪郭は キャラボク
口は オタフクナンテン
数字は ハボタン”紅はと”
背景は シロタエギク”シルバーダスト”と
ビオラ”ビビフロスティーブルー”だそうですが、
他にボックスウッド、イヌツゲが周りに使われています。
これでもうここの用は済んだんですが、^^
いつものように園内を回ってみました。
毎年同じ絵ではどうしようもないんですが・・・
チョッと角度を変えて修景池の観月台と紅葉のラクウショウ。
イルミ用に飾られた”ペーター”君。
誰が置いたか?離れた場所にカリンが2つ。
今年の実ものは趣向を変えて「オトコヨウゾメ」。
桜も毎年同じですが「子福桜」に「冬桜」が咲いて
そして「十月桜」です。
戻ってきました入り口の「緑の館」前、
こちらもイルミネーション用に飾られたトナカイさん?
園内のクリスマスナイトイルミネーションは
20日までの週末土・日に点灯されます。
今年も恒例の宇治市植物公園”花と水のタペストリー”
2010年「干支 寅」でした。
「花フェスタ記念公園」の続きは爽快ウオーキングとともにバラです。
イルミネーションも良いですがやはりここはバラの公園、
といってもこの時期、そんなにバラも咲いていません。
何もない園内を歩くよりは・・・
ということでまずは「爽快ウオーキング」になりました。
東ゲートがら”ポッポ汽車”の走る道を歩いて行きます。
道沿いにはバラが木が植えられ一応花が咲いています。
この日は日本庭園を回り込んで”そよかぜのみち”という
散策路に入りました。
短い木の階段をくねくねと登ると、
ご覧のような落葉の山道?になります。
まさに”葉っぱ踏み踏み・・・”(古い?)気持ちのよいコース。
とても「花フェスタ公園」とは思えない散策路が続きます。
このタイトル、2月7日にこの公園で実際に行われます。
「みんなで歩こう!爽快ウオーキング」からいただきました。^^
ここは園内を回るだけでも結構歩きますが??
歩くのはどんなコースでしょう。
”しだれ桜の郷?”に出ました、春は桜もすごいでしょうね。
散策路にはすでにすみれが咲いていてチョッとびっくり!
最後は「霧のプレリュード」の傍に出ますが、
ちょうど公園の北側をぐるっと回ったようです。
何度も来ている公園ですがこの散策路を歩くのは初めて、
なかなか雰囲気も良く爽快!ですね。
では「世界のバラ園」です。
何も大見得をきるほどではありませんが、
四季咲きバラ?はご覧のような状態でした。
無いよりはマシ、なんていったら怒られるでしょうね。
パラパラとですが・・・アップで撮ると綺麗です!
こうなると”バラの妖精”も冴えませんか?
しばらくぶりに撮るバラ、いや花でした。
バラの公園だけにバラがないと惨めなんですが、
予想以上に咲いているのにはかえってビックリでした。
西ゲート前の「バラのテーマガーデン」です。
「花フェスタ記念公園」、やはり冬を感じます。
只今「ウインターフラワーフェア」開催中!”雪のクリスマス”
そして”冬のガーデンフェア”がテーマのイベントは盛り沢山ですが、
やはり土・日・祝日がよろしいようで。 7日
岐阜県可児市にある「花フェスタ記念公園」です。
今月から冬季営業期間に入って いますが、
園内は「ウインターフラワーフェア」(2010年 2/28まで)
”雪のクリスマス”(~25日)が開催中!
今回は東ゲートから入りました。
入り口のデコレーションとポッポ汽車。
花フェスタ公園と言えばバラですが、
今の時期は四季咲きのバラだそうでこれはまた後ほどに。
ベルベデーレ(展望デッキ)から眺める巨大地上絵とありますが、
どこに・・・場所はこの辺りでしたが見落としたか??
展望デッキもすっかりクリスマスムードです^^
この先にあるトンネルギャラリー、
この”雪のクリスマス”期間中はトンネルイルミネーション!
巷では素晴らしいイルミネーションが話題ですが・・・
夜に弱い身としてはまことに嬉しいおもてなし^^
~昼にでも楽しめるイルミネーション~ よろしいなぁ、
早速に楽しませて頂きました。
わずか50mの「光のトンネル」。
規模は大きくありませんが、
やはり昼に楽しめるとは嬉しいもんです。
そしてイルミネーションの主役はサンタクロース。
主役をボカしてしまって・・・ボカァ~どうしたんだ~~^^;
短いトンネルですが綺麗でした。
振り返れば夜空に星が降るような・・・、
そんな光のオブジェでした。
おまけです^^
「花トピア・ホール」の”洋らんのディスプレイ”です。
シンピジュームを中心にイルミネーションを組み合わせた
フラワーディスプレイ(~26日)。
ディスプレイの終わった27日にはこの洋らんが販売されます。
「花フェスタ記念公園」。
今回はイルミネーションでしたが、ここはやはりバラ。
爽快!ウオーキングとともにご紹介!続きます。
遅まきながら新しい宇治橋を渡ってきました。
12月3日(木)、おりしも雨が降り出すなかでしたが、
私的にはこれが新しい宇治橋の渡り始めです。
雨に濡れる真新しい橋。
鳥居は古いままですが、式年遷宮が終わったあとに
内側は内宮御正殿の棟持柱を、
外側は外宮御正殿の棟持柱を使って建て替えられます。
その内側の鳥居は鈴鹿の関宿にある東の追分、
外側は桑名の「七里の渡し」の鳥居となります。
雨にしっとりとるれたヒノキの欄干、
木曽の御杣山で採伐されたヒノキ材1662石・・・?
30坪の住宅にして16軒分とか。
見事な反りの宇治橋は
中央で1.82メートル高いという。
擬宝珠を載せた欄干(高欄)の高さは1.32メートル。
橋の上流にある8本の木除杭(きよけぐい)。
増水の際に橋脚を流木から守るために立てられています。
平成25年(2013)の式年遷宮、
そしてその後も多くの人たちが新しい橋を渡ることでしょう。
思わぬことから付き合ってもらった友に感謝しながら、
なんとも趣きのある雨の宇治橋渡り始めでした。
鳥羽湾に浮かぶ4つの島、神島・答志島・菅島・坂手島。
海と関わりながら独自の文化と歴史のある島々、
3島はすでに訪問済みでしたが
鳥羽市街から一番近いところにある坂手島は初めてでした。
なかなか訪れる機会がなかったところ・・・。
島の見どころは、
この海岸線を歩いて左端のホテルの敷地にある「砲台跡」、
そして中央部の山腹にある「アヤメ池」だそうですが、
この時期には当然花はなくただ確認に行くだけです。^^
近づく坂手港、中央が定期船のりばです。
乗船場のすぐ前にある”タブノキの林叢”、
このように大木がまとまっているのは珍しく、
植物学的にも価値が高いということで市の天然記念物指定です。
ここから西北の方向に海岸線を歩きます。
最初の目的は先に見えるホテルの敷地にある「砲台跡」。
目と鼻の先に見える鳥羽水族館とミキモト真珠島。
この先で海に突き当たりますが、道?とは思えない細い堤防を
歩いてホテルの敷地に入ります。
専用桟橋の先、ホテル入り口にある「砲台跡」への小さな案内板。
勝手に入ってしまいましたが、レストハウスのテラスの前庭、
ここがその「砲台跡」です。
まるで家宅侵入罪になりそうな場所にありましたが、
これはやはりフロントに一声かけるべきだったと後悔した
そんな場所でした。><;
戻って島の中心部
細い路地に石段の続く集落です。
その中心部に町の産土神「若宮神社」があります。
7月に行われる「棒ねり神事」は、
狭い路地を通れない山車の車の代わりに五色の紙をつけた
棒を回して神社に練りこむというこの神社の天王祭。
この右の道を登って行くと「アヤメ池」がありますが・・・
途中の段々畑から見る安楽島、
アヤメ池はまたあらためて花の咲く来年にでも。^^
畑の中を戻ります。
防潮堤?沿いの道を東に行くとその先端は丸山崎、
手前を左に回り込むと海水浴場です。
見える島は答志島、
通り過ぎる船は伊勢湾フェリー、空に舞う鳥は何鳥か?
集落に戻ります。
家の軒先を抜けるとそこは海、
坂手漁港から船乗り場への道です。
鳥羽ウオーキングマップには、気軽に離島の雰囲気を味わえる
”香るむらさき 坂手島コース”とあります。
ということはやはりアヤメ咲く5、6月がよろしいようで・・・。
ゆっくり歩いて2時間ほど、
喧騒から離れて過ごしたひととき、鳥羽市の離島「坂手島。
”あなたは離島が好きですか?” 思わずつぶやく独り言でした。
「初瀬(はせ)街道」も今回にて最終章です。
3週間前にようやく越えた青山峠でしたが、
残すは伊勢街道との分岐になる六軒追分までの約6里ほど、
感触が冷めないうちにと歩いてきました。
スタートは前回終わった「白山郷土資料館」前。
歩き始めてから「二本木宿」までは見どころは何もありません。
というより、この初瀬街道はお地蔵さんと常夜灯をたどって
歩くようなそんな街道です。
この最終区間もほとんどが常夜灯をたどることになり、
あまり見るべきものがありません。
歩き始めて30分ほどで二本木宿に入ります。
街道の雰囲気を残す狭い道と、
道沿いの建物がわずかに昔のたたずまいを残し
かっての宿場町の面影を偲ばせます。
「二本木宿」を出ると街道は雲出川沿いの道を行きます。
通る堤防は「亀ケ広桜並木」。
当時大村の人が旅人の心を癒すために、
雲出川の眺めのよい場所にと吉野桜を植えたそうです。
並行するようにもみじの木が植えられた「亀ケ広里山」、
いずれは大きな木となって紅葉の名所になるのでしょう。
川に沿って道はさらに続きます。
10分ほど歩くと見えた、色づくもみじの木の下です。
巨岩に刻まれた磨崖仏、
道中安全を祈る「笠着地蔵(かさつきじぞう)」だそうです。
「笠着き」または「逆着き」とも呼ばれるそうですが、
道を挟んだ川の中
こちらも巨岩に掘られた地蔵、
そして左に回り込むと見える石の下にある「逆さ地蔵」です。
安政の大地震で道路脇の巨岩が二つに割れて転げ落ち、
刻まれていた地蔵が逆さまになったという・・・。
かって何度も行ったゴルフ場の入り口の傍でしたが^^;
全然気が付きませんでした。><
ここからまた見どころのない道歩きが続きます。
一志町伊関に入って「大仰宿」、「田尻宿」そして「八太宿」と
通り過ぎて行きますが、
あるのは常夜灯と道標、地蔵堂ばかりです。^^
途中で目にするこうした案内板は旅する者にはうれしいもの、
土地の方たちに感謝しい現代のよき道しるべです。
道はいつしか嬉野町小川に入って行きます。
街道沿いにある道標、
「斎宮御道蹟 忘井 従是 右凡二丁 左参宮道」。
街道歩きであまり寄り道をしたことはないんですが、寄りました^^
道しるべに導かれ・・・迷いながら着いた「忘井」です。
” わかれゆく 都のかたの恋しきに
いざ結び見む 忘れ井の水 ”
天永元年(1110)に、斎王・恂子内親王(恂は女へんですが
なぜか辞書にない?)が伊勢へ群行の途中、
この地で井水を求められ、自分の気持ちを鎮めながら
二度と都の方を振り返ることなく一首詠まれ、
「忘れ井」と名付けられたと伝えられる。 (解説版から要約)
とまぁ、見どころもない街道でチョット立ち寄りました。
ここからすぐに集落を抜けて出たところ。
なんと、近鉄大阪線と名古屋線が分岐する場所です!
現在工事中ですが、いつもは電車の中から見ています。
街道がこんなところを通っていたとは?驚きでした。
旧道は鉄橋の傍を直進しますが道がなく迂回しています。
しばし位置を確かめながら電車を何本か見送ります。
このあとはひたすら六軒めざして歩くのみ。
中川を過ぎて権現前、近鉄中原駅を過ぎて最後の迂回路で
三渡川を渡ります。
左に折れて川沿いを行けば、
初瀬街道の終点、いや起点です。(伊勢からは初瀬街道、
大和からは青越え伊勢街道とも呼ばれます)
「三渡橋」の袂に立つ追分の道標、
こちらからは「いがごへ追分 右 いせみち」。
反対側は「やまとめぐりかうや道」。
そして伊勢街道を挟んである常夜灯です。
道を南にとれば「市場庄」の宿。
” 明日はおたちか お名残り惜しゆや 六軒茶屋まで送りませう
六軒茶屋のまがりとで 紅葉のやうな手をついて・・・♪ ”と、
「道中伊勢音頭別れの歌」に唄われた六軒茶屋。
「市場庄」にはその宿場の様子が今も残され、保存されています。
大阪の玉造から暗越奈良街道、上ツ道、初瀬街道と
歩きつないできました伊勢参宮道、
少し時間はかかりましたがこれにて全行程の終了です。
もう紅葉は終わろうと思っていたんですが 、
結局はまた紅葉見物になってしまいました。><
愛知県東海市にあります「しあわせ村 聚楽園公園」です。
公園の一角に、で~~んとおわします大仏さん、
鉄筋コンクリート製、高さ18.79m。
以前に花しょうぶを見に行った大池公園(東海市)から、
この公園を結ぶ「平州と大仏を訪ねる花の道」を歩きました。
そのときは途中で道が分からなくなり引き返しましたが、
その道がこの公園に繋がっています。
どんな公園か?そんな気持ちで訪れましたが・・・。
中央にある「ヤカン池」を取り巻くように遊歩道が整備され、
健康ふれあい交流館を中心に、福祉センター、ディキャンプ場、
トリム広場などのある複合施設公園です。
池の北側にある茶室「嚶鳴庵(おうめいあん)」の周辺には
みごとなモミジの木があり、ちょうど見ごろでした。^^
もう止めようと思いながら・・・見るとやはり撮ってしまいます。
ここも「もみじまつり」が終わったばかりでしたが、
結構皆さんに知られているんですね~。
こちらがその茶室「嚶鳴庵」です。
お茶菓子付きの抹茶(300円)がいただけます。
庭先にあるモミジがまた綺麗でした。
思わぬ拾い物をした・・・
そんな気持ちで楽しませてもらいました。
遊歩道沿いの紅葉もまたよろしかったですねぇ^^
各ゾーンを結ぶ赤と緑のなかの遊歩道を、
のんびりと歩いて一週半。
ほどよい運動にもなり気分も最高!
まさに至福のひととき、
ほんに「しあわせ村 聚楽園公園」でした。 1日
飽きもせず紅葉を追っかけていますが、
これが最後と思いながら出かけました「水沢もみじ谷」です。
四日市市水沢(すいざわ)町、
鈴鹿山麓の宮妻峡入口にある小さな谷を、まるで包むように
モミジの老木が赤く染まります。
朝日を受ける谷の上部から紅葉のなかを下ります。
”モミジまつり(~29日)”が終わったばかりでしたが、
紅葉はまさに見ごろでした。
ここはかっての菰野領、
代々の藩主が紅葉狩りに訪れた歴史あるところ。
そのためにもみじが手厚く保護されたという・・・。
まぁ、見てやってください!掛け値なしで綺麗でした。
何の工夫もせずに撮ってもこんなもんです・・・
と、言いたいんですが 多少は考えております。><
久しぶりに谷間で見る紅葉、これぞ醍醐味ですねぇ。
ここから谷を少し下ります。
まだ全体が紅葉していないような・・・そんな景色に変わります。
架かる橋で川を渡るとご覧のとおり、
様子が一変しました。
こちらの色とりどりのモミジのグラデーションもまた綺麗です!
見上げる紅葉。
言葉が出ませんね~。見事な紅葉でした。
今回だけはモミジのアップも意味ないかと思うような紅葉に、
自分もかなり高揚していましたが ><
しかし何か載せないと気がすみませんわな~。
・・・で、アップか何か判らんようなつまらん一枚で
お茶を濁しましょう。^^
四日市市宮妻峡・水沢もみじ谷。
以前に訪れたのが何年前だったか?そんな記憶もない^^
思いついた久しぶりの訪問でした。 11月30日
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