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2009年11月12日 (木)

初瀬街道・名張から伊勢路

少しはのんびりと歩きたいと出かけた初瀬街道でした。

以前、名張まで歩いた続きを青山峠西麓までの、
新田、阿保、伊勢路宿を歩くつもりでした。
途中迷いに迷ったこの街道!こんなに道が分断され、
分かりにくい街道も初めてでした。><

予定より1時間遅れで着いた新田宿。

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江戸時代中期に、新田水路の工事のために旅籠が建ち、
宿場ができたとか。
町筋には昔の家並みが残ります。

 Hase0021 Hase0022
戸袋の細かい細工や、
かっての店名が掲げられた暖簾などに
往時の宿場の雰囲気が感じられます。

こうした町筋を見るのが街道歩きの醍醐味です。^^

Hase003
宿場の出口にある常夜灯。
「初瀬街道」の案内標識を見て行くと途中から道がありません!
そのまま行くととんでもないところへ出てしまいます。

そんな予備知識をしていても何故か確かめるために回り道。
無駄な時間?いえ、これも承知で・・・戻って歩く初瀬街道でした。

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街道筋で見るものは常夜灯に道標、水神さんや野仏に地蔵さん、
そんな味気ないものばかりですが、これも楽しみのひとつ。

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阿保宿の手前にある羽根集落で・・・
秋の景色?が彩を添えてくれます。

    Hase006 
すぐに阿保西部にある大常夜灯です。

ここから阿保宿へと入ります。

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宿場の面影を色濃く残す建物が並びます。

見所はたくさんありますがサラッと・・・。

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こちらは初瀬街道交流館「たわらや」、
街道の遺産である「参宮講看板」などが保存されています。

宿場を抜けると阿保橋。

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橋の傍にある「本居宣長菅笠日記」の文学碑。
本居宣長の吉野旅行記が刻まれています。

阿保橋を渡ります。

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飾られているのは造花のもみじと本物のススキですが、
これも精一杯のもてなしでしょうか。

渡れば国道165号線、

Hase014
ここから伊勢路までは二里(8キロ)の距離、
朝の手間取りがこたえて時間不足となりました。

ここはかって歩いたところ、道筋にはなにもありません。
そのまま伊勢路宿で繋ぎます。><

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伊勢路宿の手前にある街道案内板です。

国道を渡ります。

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かっては伊勢地と呼ばれたところ。
青山峠の西麓にあり、峠越えの旅人で賑わったという。

     Hase017 
ここにも大常夜灯があります。

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玄関口に飾られた行灯を見ながら宿場を抜けていきます。

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青山の西麓に、今はひっそりとある伊勢路宿。

最大の難所青山越えをひかえた旅人たちは、
阿保・伊勢路宿で疲れを癒し伊勢に旅立ちました。

Hase020
伊勢路から青山峠へと続く分岐。

思い立ったように載せました初瀬街道、
この後はその難所と言われた青山峠を越えます。

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