伊賀上野寺町界隈
「芭蕉祭」に来たものの・・・、
この祭りはこれといって見るものがありません。
自分で見たい行事を選んでその場所に行くだけです。^^
まぁ、記事にするようなものはありませんが、
久しぶりに町中を散策してみました。
そのなかからこちら、寺町です。
道の両側に7つの寺が建ち並びます。
カラー舗装された道と白壁の綺麗な道ですが、
チョッとロケーションがイマイチで片側だけ。
写っている最初の寺が「上行寺」。
藩主藤堂家の菩提寺。
てんしょう16年(1588)、藤堂高虎によって紀州粉河に創建
されたが、伊予国を経てここに転じられる。
境内には藤堂家の代々の墓石(石碑)が並びます。
写真左が高虎の碑、右は父、虎高と継室の御霊屋です。
その横が「妙昌寺」。
山門ですが、
その横にもう一つの門、
境内には鬼子母神・三十三番神を祀る小祠があります。
番神の神体は紀州粉河からの伝来で建宝8年(1680)の
遷宮と伝えれれる。
ちょうど中間です。
邪魔のない一瞬の寺町通り。
続いては「万福寺」。
山門右に大きな碑があります。
有名な鍵屋の辻の仇討ちで討たれた河合又五郎の墓があります。
又五郎享年24歳でした。
そのつぎは「念仏寺」。
ですが・・・その手前にある門と六角堂。
そして楼門です。
安置される「木造阿弥陀如来像」は国指定重文です。
ここまででが東側に並ぶお寺、折り返して反対側です
「念仏寺」の前が「大超寺」。
藩家老、藤堂玄蕃家の菩提寺。
これもまた凄い楼門です。
折り返して見る寺町通り
何故か東側ばかり撮っていますが・・・それはそれで^^
この通りは実に気持ちの良い道です。
お寺を続けますが、つぎが「善福寺」。
天正2年(1682)に33体の観音が奉納され、
諸寺に分け与えられ巡礼の信仰仏となり、
伊賀国巡礼が始まったと伝えられる。
そして最後は「妙典寺」。
残念ながら本堂改修中で斜めから・・・。
「赤門さん」と呼ばれているようです。
開基恵光院日詠が伊予国から藤堂高虎の移封に伴って、
ここに移したと言われる。
以上が寺町通りに建ち並ぶお寺でした。
3つほど紹介しようと思いながら全部を載せてしまいました。
尚、お寺についての解説文は
パンフレット「伊賀・大和街道 芭蕉路」からの引用です。
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