天生峠から籾糠山
車窓の紅葉を楽しんで着いた天生峠(あもうとうげ)、
見たかった紅葉はすでに終わって枝ばかりのシースルー、><
秋からすでに初冬の雰囲気です。
あとは天生湿原から籾糠山(もみぬかやま)へ、
ブナの原生林にカツラ巨木群(カツラ門)の探勝です。
天生峠の登山口、
雨は上がりましたが道はぬかるんでいます。
聞くところによるといつものこととか。
ご覧のように落葉の積もった?探勝路(登山道)を行きます。
この日は天生湿原西回りからブナ探勝路を籾糠山へ、
下りはカラ谷登山道を戻るコースでした。
約1キロほどで天生湿原(1400m)です。
右から西回りの木道に入りますがこの時期は何もありません。
最奥からの様子です。
ここから3本の道がありますがその中から比較的楽な?
ブナ原生林の探勝路へ。
ブナ林の中を行きます。
この日の登山道は最初から最後までぬかるみの道でしたが、
全体に木が置かれて整備された道です。
山頂直下の休憩所にあるダケカンバの巨木。
山頂が20人もたてば一杯と狭いためここで待機、
下りてくる人たちとすれ違います。
その山頂、北には北アルプス連山が見えるはずですが・・・、
分厚い雲に阻まれます。
南の眼下にはわずかに”下小鳥ダム”が見えます。
そして西にはもやる山に陽が射し込んで、
何とも幻想的な雰囲気です。
暫しの景色を楽しんで下山します。
帰路は籾糠分岐から木平分岐へ一気に下ります。
途中で見る枯れ木や葉を落とした木々のアート。
木平分岐からカラ谷登山道へ入ります。
見事なカツラの巨木群が登山道に現れました。
楽しみにしていたカツラ門です。
通り過ぎて振り返っています。
カラ谷登山道を登ってくるとこのカツラ門が迎えてくれます。
10月初旬頃にはその匂いが辺りに漂って素晴らしいそうですが、
この日は落ち葉を揉むとわずかに匂いました。
見事な巨木の多いカラ谷を行きます。
500mほどでカラ谷分岐、
ここにもカツラの巨木があります。
帰路は見事に晴れた青空のなかを再び天生湿原です。
今度は東回りで戻ります。
葉を落とした木々の枝先にたくさんの赤い実!
ナナカマドの実でしょうか?
念願の天生峠。
今回は紅葉を目当てに籾糠山の登山も楽しもうと、
久しぶりに申し込んだバスツアーでした。
紅葉はダメでしたが次回は高山植物が咲く初夏の頃、
天生湿原ともう一つの木平湿原(1610m)を訪ねようと・・・、
暮れゆく天生峠を後にしました。
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こんばんわ
最近トレッキングを
始めたのですが
登山はまだまだ体力を
鍛えないと無理です。
ですが苦労して登った
眼下に広がる山々は素晴らしいでしょうね^^
投稿: 松風 | 2009年10月28日 (水) 22時02分
松風さん
トレッキングを始められましたか。
きっとやみつきになると思いますよ。
京都は”愛宕さん”しか登った?ことしかありませんが、
トレッキングなら「京都一周トレイル」なんかいいですね。
登山はやはり頂上に立って初めて充実感が味わえます。
眺める景色も素晴らしいですよ^^
投稿: 好好爺 | 2009年10月29日 (木) 17時26分