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2009年10月31日 (土)

平城宮跡・東院庭園

奈良興福寺の「阿修羅展」の前に立寄りました「平城宮跡」です。

以前に「第一次大極殿」復元工事中の覆いが取り外された
建物の一部を紹介しましたが、今はこんな状態です。

Heijyogu01_2 
Heijyogu02
まだ建物の周辺が整備工事中でフェンスがありますが、
完成は2010年だそうです。

相対します朱雀門。

Heijyogu03
逆光で霞んでしまいましたが、
なにやら周りのススキが気になります。

Heijyogu04
傍まで行きます、陽に映えるススキの銀穂が綺麗です。

ここからこの日の目的でした東院へ向かいます。

Heijyogu05
途中のススキもこれまた綺麗!

Heijyogu06
ススキをみながら着いた東院、建部門です。

この左手に東院庭園の入口があります。

 Heijyogu071 Heijyogu072 
資料館を見て庭園入口へ、
順路に従って左周りに見て行きます。

Heijyogu08
庭園の南東部にあるこの建物・・・なんでしょう?

Heijyogu09 

”1967年平
城宮東張出し部の南東隅に大きな庭園の遺跡が
発見されました。この場所は『続日本紀』にみえる「東院」に
あたることから、発見された庭園は「東院庭園」となづけられました。”
(以下、”・・・・” は奈良文化財研究所HPから)


回って行きます。

Heijyogu10
中央建物の真横から、

Heijyogu11
Heijyogu12
その右手奥に向かって架かる橋、そして北東にある建物。
橋を渡るとちょうど入口との対角になります。

Heijyogu13

発掘調査の成果にもとづいて復元されています。

” ごく最近の発掘調査で、逆L字型の特殊な平面配置をもち、
 繁盛な地盤固めをしていたことがあきらかになりました。” とも。


Heijyogu14
曲水の宴でも行われたのでしょうか・・・
奈良時代の優美な貴族の生活が偲ばれます。^^

Heijyogu15

” 東西60m、南北60mの南から見て逆L字型の池を中心に
 構成されています。”  

何度も来ている平城宮跡ですが、
いつもは朱雀門を中心にしか訪ねていませんでした。

初めての東院庭園、遷都1300年という平城京の歴史、
そのなかから発掘、再現されたという・・・
そんな庭園を見せてもらいました。

2009年10月29日 (木)

天生県立自然公園

天生峠から籾糠山まで天生自然公園の登山道を紹介しましたが、
もう一度だけ^^その自然公園です。

花や紅葉はなくても足元に、目の先に、そして頭上にも
自然はいっぱいありました。

Amou030

そんななかから・・・。

Amou031
湿原の分岐標の上にあった苔を撮っていたら、
なんと蜘蛛でしょうか・・・。

Amou032
何かしら苔も暖かそうです。

秋です、花が終わったあともその名残が見られます。

Amou033
マイズルソウの実。
水滴が落ちそうな瞬間をうまく捉えられました。

団体行動でこんなことをしていてはいけないんですが^^

Amou034
多分、カニコウモリの名残です。

Amou035
ブルーの色が綺麗なツバメオモトの実。
この花たちを見に来年は必ず来たいと思いました。

Amou036
空に浮かぶ雲も、

Amou037
地上で枯れた木も自然のなかのアートです。

Amou038
葉を落とした木々の間にほんの少し残る紅葉。

        Amou039 
何百年経つのか?空洞の幹で、たくましく生きる老木、
すべてに生命力のたくましさを感じます。

Amou040
自然の森の中で生き抜く・・・その生命力に感動します。

Amou041

自然のなかに育まれた天生峠の大自然です。

天生県立自然公園、
”何度歩いても、いつ歩いても、新たな発見と感動が・・・”
パンフにあったコピーですが、改めて確かめたい天生峠でした。

2009年10月28日 (水)

天生峠から籾糠山

車窓の紅葉を楽しんで着いた天生峠(あもうとうげ)、
見たかった紅葉はすでに終わって枝ばかりのシースルー、><
秋からすでに初冬の雰囲気です。

あとは天生湿原から籾糠山(もみぬかやま)へ、
ブナの原生林にカツラ巨木群(カツラ門)の探勝です。

Amou01
天生峠の登山口、
雨は上がりましたが道はぬかるんでいます。
聞くところによるといつものこととか。

Amou02
ご覧のように落葉の積もった?探勝路(登山道)を行きます。

この日は天生湿原西回りからブナ探勝路を籾糠山へ、
下りはカラ谷登山道を戻るコースでした。

Amou03
約1キロほどで天生湿原(1400m)です。
右から西回りの木道に入りますがこの時期は何もありません。

Amou04
最奥からの様子です。
ここから3本の道がありますがその中から比較的楽な?
ブナ原生林の探勝路へ。

Amou05
ブナ林の中を行きます。

Amou051
この日の登山道は最初から最後までぬかるみの道でしたが、
全体に木が置かれて整備された道です。

山頂直下の休憩所にあるダケカンバの巨木。

       Amou06_2 
山頂が20人もたてば一杯と狭いためここで待機、
下りてくる人たちとすれ違います。

Amou07 
その山頂、北には北アルプス連山が見えるはずですが・・・、
分厚い雲に阻まれます。

Amou08
南の眼下にはわずかに”下小鳥ダム”が見えます。

Amou09
そして西にはもやる山に陽が射し込んで、
何とも幻想的な雰囲気です。
暫しの景色を楽しんで下山します。

帰路は籾糠分岐から木平分岐へ一気に下ります。

 Amou10_2 Amou11
途中で見る枯れ木や葉を落とした木々のアート。

木平分岐からカラ谷登山道へ入ります。

Amou121_2
見事なカツラの巨木群が登山道に現れました。
楽しみにしていたカツラ門です。

Amou122
通り過ぎて振り返っています。
カラ谷登山道を登ってくるとこのカツラ門が迎えてくれます。

10月初旬頃にはその匂いが辺りに漂って素晴らしいそうですが、
この日は落ち葉を揉むとわずかに匂いました。

Amou131
見事な巨木の多いカラ谷を行きます。

500mほどでカラ谷分岐、

      Amou132_2
ここにもカツラの巨木があります。

帰路は見事に晴れた青空のなかを再び天生湿原です。

Amou14 
今度は東回りで戻ります。

葉を落とした木々の枝先にたくさんの赤い実!

Amou15
ナナカマドの実でしょうか?

念願の天生峠。
今回は紅葉を目当てに籾糠山の登山も楽しもうと、
久しぶりに申し込んだバスツアーでした。

紅葉はダメでしたが次回は高山植物が咲く初夏の頃、
天生湿原ともう一つの木平湿原(1610m)を訪ねようと・・・、
暮れゆく天生峠を後にしました。

2009年10月26日 (月)

東員コスモスまつり

これが三度目の正直です。
くどい奴だとお思いでしょうが^^これが最後と出かけました。><

以前載せた台風一過の東員コスモス畑!
この日が「東員コスモスまつり」の最終日でした・・・が。

Toin001
いまさら、という訳ではありませんが・・・ご覧のとおり、
やや倒れ気味の茎もありましたが満開でした。

畑を行くポニーです。

Toin002
頭に付けてもらったコスモスが・・・かわゆいね~。
これから少しお休みになります。

さてコスモス畑です。

Toin003
Toin004
以前載とは見違えるような満開のコスモスです。

何も書くことはありません、ご覧いただくだけだけです。

Toin005 
Toin006
それにしても、久しぶりのコスモスでした。

曇り空のなかでひとときを楽しみます。

Toin007
Toin008
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贅沢なもので咲けば咲いたで日差しがほしいな~などと、
叶わぬ願いがでます。

Toin010
Toin011 
Toin012

満開!”まつり”が終わるのが惜しいくらいの咲き様でした。

Toin013
Toin014

三重県東員町の”コスモスまつり”。
広大な畑に咲くコスモスはまだまだ見頃が続きます。

載せるコスモス!これが最後になるでしょう。   25日

2009年10月25日 (日)

ゆるキャラまつり・続編

キャッスルロードの南詰めから「ふれあい物産展」会場へ、
そして「四番町スクエア」へと回ります。

01yuru
こちらには出展企業のマスコットキャラも混じって
キャラ、キャラ、キャラでした。

実にいろんなマスキャラがあるな~と改めて感心しながら・・・。

02koaatku
北海道から参加?の「アックマ」(左)と「コアックマ」。

 031aiai 032buruburu
こちらは出展企業のマスキャラ、
「アイアイちゃん」と「ブルブルくん」です。

04nukatyupi
こちらも企業のマスキャラですが、
左が「ヌカチュー」、右が「ヌカピー」。お米のキャラですかね?

  051mami 052piaki
左は奈良の「マーミン」と「ミーマン」、
右は企業キャラの「ピアッキー」ですが、意図は???

ここでは多くの企業キャラに会いましたが、
笑い、楽しみながらメインロードに戻りました。
  
           06banku_4
抱っこし合っている相手は
茨木県は取手競輪場の新しいマスコット「バンク」です。

07kunio
滋賀県にあるスキー場のキャラ「クニ男」くん。

昼時になってキャラちゃんたちの交代時間でしょうか?
また違ったキャラちゃんたちがキャッスルロードに集まります。

 081etc 082kinta 
左は「mr.ETC/ms.カレージョETC](東京)、
右は「きんたくん」(兵庫)です。

09sayarin
大阪狭山市の「さやりん」ちゃん。

10hituji
「いが☆グリオ」(三重)、「ひつじのしつじくん」(企業)、
右が「ふくまる」(大阪)の3キャラ!

昨年は道端にステージがあり通行に支障がありましたが、
今年は路上が見物客とのふれあいの場となっていました。

11hatifun
「はち丸」(愛知・名古屋)と「赤ふん坊や」(福井・高浜)の
熱~い抱擁です。^^

12pou
子供たちに触られる「あぶらげんしん」、左は「ぽぉ」(長野)です。
何とも”ぽぉ”ですな~。

13himemamaru
滋賀の「姫ママル」(右)、左が???><

14katoo
”鯉のぼり”を持つ「加東伝の助」くんは兵庫から、
後ろは奈良の「そにっと」くん。

15tofukun
そして「道風(とうふう)くん」と「エッピー」ちゃんは愛知から。

まだお目にかかっていない”ゆるキャラ”くんやちゃんたちは
いったいどれぐらいか?と思いながら最初に戻ってきました。

最後はやはりこれです。^^

 161kanetan 162tabimaru 
山形の「かねたん」、そして滋賀県草津の「たび丸」です。
”愛”の兜に旅の菅笠が似合います。

17yurukyara

今年も楽しませてもらいました!
「ゆるキャラまつりin彦根 ~キグるミさみっと2009~」。
まだまだ見たい”ゆるキャラ”もありましたが会場を後にします。

駅に戻る道では会場に向かう多くの人とすれ違いましたが、
2回目とはいえ、”ひこにゃん”人気に脱帽でした。

2009年10月24日 (土)

ゆるキャラまつりin彦根

今年もまた「ゆるキャラまつり」で彦根市です。

「第2回ゆるキャラまつりin彦根~キグるミさみっと2009~」
今年は27都道府県から138体のご当地キャラが集まるという。

会場の夢京橋キャッスルロードはすでに人の波でしたが、
お目当ての”ひこにゃん”はこの時間(お昼前)彦根城でした。

キャッスルロードのお城側から出会うキャラちゃん・・・、
今年は昨年と会場の設営も違う感じがしました。

01mikoro
人垣ができていてもまだもぐり込めます。

012hakoro
岡山の”ミコロ”と”ハコロ”がまず最初!
このあとはまた新しいご当地キャラ迎えてくれますが、
まずはこれと思うキャラを好みによって・・・。

 02koyakun_2 03konpiikun
順不同、会ったキャラを順番に^^
左和歌山の”こうやくん”右が香川の”こんぴらくん”。

 04nobusama 05akafun_2
こちらは左が岐阜の”のぶさま”、
そして左が福井高浜の”赤ふん坊や”です。

06sagawan3 
滋賀の”さがわ3兄弟(妹)、兄・弟・妹です。

ありますね~、昨年の3倍近いキャラが集まっていますが、
時間帯を分けてのお目見えです。

続けます^^

 07kensinkun 072aburagensin_2
新潟からです、上杉忠義隊けんけんずの”けんけん”と
右は同じく”謙信くん”。

     08fukutyan 
木曽福島地域マスキャラの”福ちゃん”で~す。

可愛いキャラが続きます^^   

09umepi
和歌山からは”うめっぴ”、座っています。

10akabe
大分県からは”あ!官兵衛”、
豊前国中津の初代中津城主黒田官兵衛のキャラです。
面白い!

 11bokuriikun 12hatimarukun
兵庫県高砂市の”ぼっくりくん”、
そして名古屋市から”はち丸”で~す。

載せるにもきりがあり、
選ぶのにも苦労しますがあと少しだけ・・・。

13hikotyu
ここでようやく彦根のキャラに会いました。

メイン通りから外れた四番町スクエアでご存知の”ひこちゅう”です。
ここにも多くのゆるキャラが集まっていました。

そしてキャッスルロードの南詰めです。

14sakurapi

「ゆるキャラまつり」、とにかく凄い人気です!
人の少ない時にと駆け足で会場を巡りました。

15yurukyara

超ど級の人気キャラには会えませんでしたが、
全国から集まった地域のキャラのほんの一部を紹介。

このあとは愉快な、そして楽しいキャラを・・・続きます。

2009年10月23日 (金)

銀穂が見頃!曽爾高原

奈良県曽爾村にある曽爾高原でススキの銀穂が見頃との情報に、
また今年も出かけてしまいました。

まったくの偶然ですが何故か昨年と同じ日(22日)、
昨年は曇りのち雨!今年は晴れのち曇りの天気予報でした。

昨年はズバリあたりました><・・・さて今年は。^^

Soni01
亀山への遊歩道途中です。

朝早く着き過ぎました、見事な曇りです。><
先に亀山まで登って陽のあたるのを願いながら天気待ちでした。

Soni012
まだ早い時間で人の少ない「お亀池」周辺、
山頂でしばらく時間をつぶします。

少し陽があたり始めた遊歩道を下ります。
この東側のススキはまだ穂が立っていましたが・・・、

Soni02
風にそよぐススキです。

お亀池の東側は昨年載せましたが曇りでした。
今年は陽射しを浴びたススキの穂が銀色に輝きます!

Soni03
お亀池の先から曽爾青少年自然の家に向かいます。

Soni05_2 
山肌一面に銀穂が揺れます、綺麗です!

Soni06
このあたりはまだススキの穂が高いです。

自然の家から中央部の小高い道を戻ります。

Soni07
途中から見るお亀池。

Soni08_3
待てば・・・の日和あり!今年は見事な天気に恵まれました。
これも途中まででしたが。

Soni09
道を戻りますが、
このあたりはススキの穂が目線にあります。

穂を押し分け、押し分けて、

Soni10
ススキの道をひとり占め・・・これぞ贅沢ちゅうもんですわ^^

このあと昼食となりましたが人は続々と増えてきます。

Soni11

銀穂が揺れる曽爾高原!
昨年のうっぷんを晴らすような見事な晴れ間にススキを堪能、
このあと空は曇り始めました。

ここに来ると何故か天気予報が当たります。

2009年10月22日 (木)

御在所岳の紅葉

三重県菰野町の御在所岳山頂の紅葉が見頃との情報から数日、
今度は稜線に下り始めたと・・・
山頂見頃は今月末とありましたが急遽出かけてみました。

Gozaisyo01
今回もロープウエイです。
お馴染みの6号鉄塔!このあたりからやや色付き始めています。

Gozaisyo02
山上公園駅に近づくにつれて紅葉が増してきます・・・
ということは山頂はもう遅い???

いつものように朝陽台広場に出ます。
個人差がありますから何ともいえませんが、
広場の紅葉はもう終わりでした・・・で、写真はありません。><

そのまま富士見岩展望台へ行きます。

Gozaisyo03
途中の遊歩道から見た東側斜面です。

Gozaisyo041
Gozaisyo042
富士見岩展望台から見た山頂付近、
写真がずれていますが上から下へと紅葉してきれいです!

ここから遊歩道に出て山頂へと向かいました。

Gozaisyo05
山頂に向かう遊歩道、無理やり?でもありませんが
絵になるところをチョイスしています。^^

山頂の分岐でこの日は御嶽大権現に向かいました。

Gozaisyo06
峠道(登山道)の分岐から山上公園駅方面です。

御嶽大権現の周辺もすでに終わっていました。
戻る途中の長者池入口から・・・左の山頂付近から右に
山上公園までのパノラマです。

 Gozaisyo071 Gozaisyo072
個々の場所は別にして、ここがこの日のベストポイントでした。

長者池を通って鈴鹿国定公園記念碑広場から山頂へ出ます。

Gozaisyo08
その長者池です。

Gozaisyo09
山頂から眺める望湖台の南斜面、
遠目にはまだ十分綺麗に見えます。

Gozaisyo10
望湖台からの御嶽大権現、
ここに来る途中からも綺麗ですがここが見所でしょうか?

Gozaisyo11
そしてこの日も撮りました鎌ケ岳、そのなかから一枚。
御在所岳から見る鎌ケ岳、好きな山です。

Gozaisyo12
望湖台から山頂に戻って下山?^^;します。
山頂遊歩道の最上部から公園記念碑広場を見ています。

紅葉散策も往路と復路では景色がずいぶんと変わります!
それがまた楽しみで歩きます。

御在所岳の紅葉情報、ポイントはすべて回りました。^^
さて、山頂の見頃はいつまで続きますか・・・。    21日

2009年10月21日 (水)

関船祭・神社練り込み

神社前で暫しの休憩がありいよいよ祭りは最大の見せ場へ!
気合とともに関船が担がれ神社境内に練り込みます。

Sekifune01
曳きロープが外され関船の練りが始まりました。

Sekifune02
Sekifune03
Sekifune04

写真が多いので連続で載せていきます^^
左回り、右回り、上下の揺さぶりと激しい動きが続きます。

Sekifune05
Sekifune06
Sekifune07
Sekifune08
Sekifune09
Sekifune10

それほど広くない境内で練られる関船、
足元の砂利が男衆の足で掃かれます。

Sekifune11
Sekifune12
Sekifune13
Sekifune14
Sekifune15
先にも紹介しましたが、
長さ8m、重さ約1トンの船が担がれて回ります。

Sekifune16
Sekifune17
Sekifune18
Sekifune19 
Sekifune20

”かっては海と山の者が年に1度集まって
関船を担ぐのが楽しみだった・・・” とか、
そんな話もこみみに挟みました。

Sekifune21

担ぎ棒がかなり低くなってきました。
激しい練りは時間にして15分ほど。

Sekifune22
終わりました!

さすがに男衆は疲れた様子ですが、
集まった人たちから大きな拍手が起こります。

Sekifune23
そして最後は餅まきでした。

これもまた地区に伝わる伝統の行事、
紀北町引本地区にある引本神社の秋の例大祭「関船祭」
また一つ、新しい祭りを知りました。        18日

2009年10月20日 (火)

関船祭・町練り

三重県紀北町海山区引本地区にある「引本神社」の
秋の例大祭「関船祭」です。

Sekifune001
江戸時代から始まったとされ、
豊漁と海上安全を祈願する地域の伝統行事。

Sekifune002
熊野灘の海賊を取り締まったと言われる関船を担ぐことから
その名がつきます。

Sekifune003
白装束に身を清めた男衆約40人が区内を勇壮に練り歩く、
海の男の祭り!

太鼓囃子の合図とともに、
男衆は気合もろともに関船を担ぎ上げて神社を出ました。

Sekifune004
Sekifune005
細い路地を担がれた後は車輪をつけて、
町なかを子供たちに曳かれます。

Sekifune006
途中で勇壮な練りを行ないながら、
午前中は地区の半分ほどを回り港の漁協前まで曳かれます。

午前中の最後は漁協前での激しい練り。

Sekifune008
Sekifune0081
Sekifune0082

この後昼の休憩に入りました・・・。

Sekifune009

そして午後からのスタートです!

Sekifune010
Sekifune011
今度は浜側を曳いて再び町なかへ。

Sekifune012
いたるところに飾りが掛かる町なかを、
関船はゆっくりと子供たちに曳かれて行きます。

練り歩きながら地区内を回ってきました。

この後少し長い休憩となりますが、
その前に休憩所前で激しく練ります。

Sekifune013
Sekifune014
長さ8m、重さが1トンもあるという船を担いで走ります!
狭い路地では小回りがきかないため前後に動きます。

ここで休憩が済むと最後の町曳き、
そして男衆は関船を担いで激しく練って神社に戻ります。 

Sekifune0152
Sekifune0153
Sekifune016
最後の路地を練る男衆。

Sekifune017
神社前に到着です。

ここから神社境内に練り込みますが、
その前に休憩(疲れを取るためもあるようです)に入りました。

ここからがこの祭りのクライマックス!です・・・ 続きます^^

2009年10月19日 (月)

秋の桟敷窓アート・日野

今年もまた近江日野の”桟敷窓アート”です。

正式タイトルは”日野まちなか歴史散策と秋の桟敷窓アート”、
春の「日野祭り」期間と秋のこの時期に行われています。

Hino001
お馴染みのところですが・・・今回はここから。

Hino002
町角に置かれた小さな細工物がいい雰囲気ですよ~。

Hino003
町を行く人力車、これもまた良し!

Hino004
Hino005
昨年に続いての訪問でしたが、
今年もまた工夫が凝らされていました。

Hino006
同じところもあれば・・・。

 Hino0071 Hino0072
これもまたお馴染みの山車公開、
春の日野祭りで曳かれる本町の山車「鳳仙社」です。

Hino0081
Hino0082
こちらは「絵手紙展」とその体験、絵手紙を書いてみよう~と、
この日だけは個人の方もこうしてお家を公開されています。

Hino009
桟敷窓の裏から見る光景もまたよろしいです。

ここまででははメインストリート、
しかし少し裏筋に入っても見所があります。

今年の”日野雛飾り”でご縁があったこちら、

Hino010 
案内では”大番頭の家 ふる里のおもちゃ館”。
郷土歴史家の「正野家」、今回は”饅頭喰い人形”でした。

知りませんでした>< 教えていただきました。

Hino011
この人形、
「お父さんとお母さんのどちらが好きですか」と子どもに訪ねると、
手に持っていたまんじゅうを二つに割って
「どちらがおいしいですか」とやり返したという・・・、
そんな話をテーマに作られた人形だそうです。

Hino012
京都伏見で造られたという”まんじゅう喰い人形”が並びます。

Hino013
ここのご主人が作られたその人形。

”親想いの賢い子供に育ってほしい”と願いを込めて
ご本人が造られているそうです。

Hino014
製作過程が紹介されています。

Hino015
全国から収集されたという”まんじゅう喰い人形”ですが、
こちらは佐賀県の方が作られたと人形です。

作者は亡くなられて今は後継者がいないとか。

Hino016
収集された人形がケースの中に並びます。
いずれも貴重な人形です。

二度目の訪問でしたが珍しい陶器人形?に、
親切な解説とお話を聞いて和みました。

”日野桟敷窓アート”最後は今年もこちらです。

Hino017
これもまたこの日の楽しみの一つ、鯛そうめん弁当です。^^

日野の祭りには欠かせないと言われる弁当。
これをいただいて・・・今年もまた我が秋の「桟敷窓アート」、
日野まちかど散策も終了でした。

2009年10月16日 (金)

桃林寺・鈴鹿市

鈴鹿市小岐須町にある「桃林寺」です。

山号は龍雲山、鈴鹿の山懐に抱かれた山里の中にある古刹。
石垣の残る道を行くと目の前に茶畑が広がります。

Suzuka01
Suzuka02
後ろは山に阻まれますが、
前を「東海自然歩道」が通ります。

Suzuka03
まさに山里!
これ以上ない自然のなかにある「桃林寺」。

Suzuka04
安徳天皇の御宇養和元年(1181)、
平重盛公の次男平資盛草創の道場にして・・・と
少々我が手には負えませんが。

ここの精進料理(要予約です)は知られています。

Suzuka05
Suzuka06
本堂です。
開放されていました。

Suzuka07
それほど大きくありませんが、
実に綺麗な境内は手入れがされています。

Suzuka08
本堂横にある銅鐘。
永享8年(1436)の作、県内最古の銅鐘だそうです。

境内には多くの山野草の鉢植えがありました。

Suzuka09 
Suzuka10
一つひとつに名札があります。
ご住職の趣味でしょうか?今はダイモンジソウが見頃でした。^^

Suzuka11
他にも千両、万両などの実物も・・・
これからですね^^
春には桜が名所ですが今は静かな境内です。

Suzuka12 
山門から見える鈴鹿の景色もまたよろしいです。

山里の中に佇む古刹の一つ「桃林寺」、
思い出したように訪ねてみました・・・。

2009年10月14日 (水)

伊賀上野寺町界隈

「芭蕉祭」に来たものの・・・、
この祭りはこれといって見るものがありません。
自分で見たい行事を選んでその場所に行くだけです。^^

まぁ、記事にするようなものはありませんが、
久しぶりに町中を散策してみました。

そのなかからこちら、寺町です。
道の両側に7つの寺が建ち並びます。

Teramati01_2
カラー舗装された道と白壁の綺麗な道ですが、
チョッとロケーションがイマイチで片側だけ。

写っている最初の寺が「上行寺」。

Teramati02
藩主藤堂家の菩提寺。
てんしょう16年(1588)、藤堂高虎によって紀州粉河に創建
されたが、伊予国を経てここに転じられる。

  Teramati03 Teramati04
境内には藤堂家の代々の墓石(石碑)が並びます。
写真左が高虎の碑、右は父、虎高と継室の御霊屋です。

その横が「妙昌寺」。

Teramati05
山門ですが、

Teramati06
その横にもう一つの門、
境内には鬼子母神・三十三番神を祀る小祠があります。
番神の神体は紀州粉河からの伝来で建宝8年(1680)の
遷宮と伝えれれる。

ちょうど中間です。

Teramati062
邪魔のない一瞬の寺町通り。

続いては「万福寺」。

Teramati07
山門右に大きな碑があります。

 Teramati081 Teramati082
有名な鍵屋の辻の仇討ちで討たれた河合又五郎の墓があります。
又五郎享年24歳でした。

そのつぎは「念仏寺」。

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ですが・・・その手前にある門と六角堂。

Teramati092
そして楼門です。
安置される「木造阿弥陀如来像」は国指定重文です。

ここまででが東側に並ぶお寺、折り返して反対側です
「念仏寺」の前が「大超寺」。

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藩家老、藤堂玄蕃家の菩提寺。
これもまた凄い楼門です。

折り返して見る寺町通り

Teramati11
何故か東側ばかり撮っていますが・・・それはそれで^^
この通りは実に気持ちの良い道です。

お寺を続けますが、つぎが「善福寺」。

Teramatizen
天正2年(1682)に33体の観音が奉納され、
諸寺に分け与えられ巡礼の信仰仏となり、
伊賀国巡礼が始まったと伝えられる。

そして最後は「妙典寺」。

Teramatimyoten
残念ながら本堂改修中で斜めから・・・。
「赤門さん」と呼ばれているようです。
開基恵光院日詠が伊予国から藤堂高虎の移封に伴って、
ここに移したと言われる。

以上が寺町通りに建ち並ぶお寺でした。
3つほど紹介しようと思いながら全部を載せてしまいました。

尚、お寺についての解説文は
パンフレット「伊賀・大和街道 芭蕉路」からの引用です。

2009年10月13日 (火)

芭蕉祭・伊賀市

三重県伊賀市で行われた第63回「芭蕉祭」です。

俳聖松尾芭蕉、10月12日はその芭蕉が亡くなった日。
毎年この日は上野公園俳聖殿前での式典と、
上野公園を中心に市内各地で各種行事が行われます。

Basyosai01
朝からの式典が進められている「俳聖殿」。

式次第は分かっているので途中から同じ公園内にある
「芭蕉記念館」の特別展に行きます。

Basyosai02
開催されているのは開館50周年記念の特別展、
そのものズバリ!の「松尾芭蕉」(~11月5日まで)でした。

このあと市街地の散策でしたが今回は「芭蕉祭」ということで、
特に芭蕉本人に関連する場所です。

       Basyosai03
といいながらもまずは上野市駅前のこの銅像、
朝から関係者によって献花がされています。

そして行ったのはここ愛染院にある「故郷塚」です。 

Basyosai04
Basyosai041 
松尾家代々の菩提寺「愛染院」。

山門と、山門まえに建つ「芭蕉翁故郷塚」の碑。
芭蕉を知る人には説明することもないところですが・・・
我が身も改めてでした。^^

Basyosai05
本堂前左手にある句碑を見ながら回り込むと、
「故郷塚」への小さな門があります。

Basyosai06
開けて生垣沿いの小道を進み右に回ると正面に「故郷塚」。

Basyosai07 
Basyosai08
Basyosai09
茅葺屋根のお堂の中にある小さな石塚。

碑面は磨耗していてほとんど読めません><
資料によると中央に「芭蕉桃青法師」、右に「元禄七甲戌年」、
左に「十月十二日」と刻まれているとあります。

Basyosai10
Basyosai11
お堂の手前左には大きな「偲翁碑」、
その前にはもう一つの芭蕉句碑があります。

芭蕉の墓は大津の「義仲寺」にありますが、
ここには門弟の土芳たちが持ち帰った遺髪が収められています。

ここから北西に100mほど行くと芭蕉生家があります。

Basyosai12 
土塀に沿って行くと「釣月軒(ちょうげつけん)」の入口。

Basyosai13
そこには「史跡 芭蕉翁誕生の地」の石柱と句碑があります。

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句は ”古里や臍のをに泣くとしのくれ” 
貞享4年(1687)、芭蕉44歳の作。
我が資料には翁の真蹟を拡大転写したものとあります。

Basyosai15
入口から見た「釣月軒」、
あえて外からの写真を載せていますが・・・訳ありです。^^

伊賀市上野には芭蕉ゆかりの史跡はたくさんあります、
そのなかから芭蕉祭に合わせて2つを巡りました。

式典の終わった俳聖殿に戻ります。

Basyosai16
開放された「俳聖殿」。

今年も献花をして二年振りの芭蕉祭を楽しみ、
また芭蕉翁にご対面でした。

2009年10月12日 (月)

’09 米原曳山まつり

今年もまた「米原曳山まつり」の季節がやってきました。

今年の山車は「松翁山組」、
演目は「銘刀石切仏御前 三段目~西八条館の段」。
” 平家物語に出てくる白拍子の妓王と仏の物語に、
 男の世界をないまぜにしたものと・・・”あります。

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毎年楽しみにしている子供歌舞伎!

Hikiyama02
今年は祭囃子の曳山囃子(シャギリ)もあって例年とは違います。

さて、子供歌舞伎の始まりは三番叟から、

Hikiyama03
小学一年生の演技です!

そして本題へと入ります。
天下の権を握った平清盛と愛妾白拍子”妓王”の前に、
京の都で名高い白拍子”仏”が舞を見てほしいと訪れます。

Hikiyama04 
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”妓王”の勧めで唄い、踊る”仏”に魅了される清盛。

端折りますが・・・、

Hikiyama06
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このため清盛から追い出された”技王”はその気持ちを障子に
筆書きして館を去ります。見せ場です!

Hikiyama08
清盛のわがままな振る舞いに、
平家の行く末を案じる清盛の嫡男重盛と家来の瀬尾太郎、
一方では屋敷を出たい仏御前。

Hikiyama091
そして清盛暗殺を狙い館で働く兵太夫が源氏ゆかりの金王丸と
見抜いていた重盛・・・物語は一気に盛り上がっていきます。

Hikiyama092
過去に金王丸に助けられた重盛、
助けたことを悔やむ金王丸、テンポの早い二人のやりとり。

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衣装の引き抜きも見事に決まって!
ここは最大の見せ場です。

Hikiyama11
過去にあった数奇の運命と流転の中で、
二人は今度源平が戦うときこそ本当の勝負をと約束します。

      Hikiyama12_2 
きたるべくその戦いに思いを馳せながらも
戦いのない世を願いながら・・・仏御前を小松に送る金王丸、
そして重盛と瀬尾太郎との別れでした。

Hikiyama13_1 
いつものことながらも小学生の熱演には驚きです。

「米原曳山まつり」。
今年は石川県小松市で、曳山こども歌舞伎の指導をされている
市川団四郎氏の振り付けによる、
例年とはまた違った演出の子供歌舞伎を堪能しました。

2009年10月11日 (日)

新大仏寺の秋明菊・伊賀市

三重県伊賀市富永にあります「新大仏寺」、
鎌倉時代に創建された奈良東大寺の伊賀別所です。

秋明菊を見に2年ぶりに訪れました。

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18日(日)が秋の例大祭、その準備が行われていました。

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山門から境内への道筋に秋明菊が咲きますが・・・

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何か以前とは違って数が少ないように感じます。

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八重咲きの花も健在でしたがこれはいわゆる貴船菊とも、
育てるのが難しいと以前に書きましたが・・・。

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手前が大仏殿、正面が宝仏殿です。

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本堂の大仏殿は祭りのために村民の方がなにやら準備中。

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境内の秋明菊も少なく、
これは時期の問題か?それとも天候の影響でしょうか?

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毎年少なくなるとは思えませんが、
それはそれで花も敏感なんでしょう・・・。

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コスモスのあとに訪れた古刹「新大仏寺」の秋明菊でしたが、
ここもまた祭りの前になりました・・・><

祭りの後は紅葉が見頃になります。

2009年10月10日 (土)

比自岐コスモス祭り

三重県伊賀市比自岐のコスモス畑です。

「コスモス祭り」は11日(日)に行われますが、
台風の影響はいかに・・・と一足早く出かけてみました。

Hijiki01
いくつかのコスモス畑がありますが、
ここがメインの畑のようです。

Hijiki012
たくさんの案山子に囲まれたコスモス畑、
やはり台風の影響でしっかりと立ち上がっていません。

斜めに倒れているのが多く、その分背が低いです。

Hijiki02
本来なら右端のコスモスの高さでしょうか?
しかし花はしっかりと付いて綺麗です。

Hijiki03
畑によっては倒れたままのところもありますが、
全体には被害も少なく見頃です。

Hijiki05
この案山子は”稲バウダー”、面白い案山子もたくさん!

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花に囲まれてお譲ちゃんも楽しそう・・・^^

  Hijiki07 
    Hijiki08
コスモス畑のコスモスを見るのは今年初めてか?
探し求めてようやくでした。

Hijiki09
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山懐に抱かれて・・・
まさに山村、山里のコスモスです。

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それぞれは大きくはありませんが、
メインの畑を取り囲むようにある転作田は
合わせれば約1.2haの広さがあるそうです。

おまけです^^
コスモス畑に咲き残っていた彼岸花!
彼岸花にはなぜか蝶・・・。

Hijiki13
Hijiki14

「比自岐コスモス祭り」。
イベントは11日(日)10:00~15:00です。

名阪上野東インターから国道422号線を青山方面に南下し、
伊賀鉄道丸山駅先を左折、2.5キロほどです。

2009年10月 9日 (金)

猿田彦大本宮 椿大神社

タイトルとは関係ありませんが
三重県亀山市大田地区にあるコスモス畑。
この11日が”コスモスまつり”とのことで花を期待しながら
出かけてみれば・・・なんと!

Kosumosu01
この畑以外にも周辺にたくさんあるんですが・・・、
ほとんど同じ状態です。

Kosumosu02
倒れた側からローアングルで撮ってみてもこんな状態でした。

晴れて日が射せば立ち上がるかと思っていましたが、
甘すぎました>< 花もやや終わりかけのようではありましたが、
いかんせんこれではね~。
台風恐るべし!ですが、”まつり”もこれでは寂しすぎます。

というこちらもこれじゃネタになりません!
戻る途中の立ち寄りでした。

Tubaki01
お隣の鈴鹿市にある「猿田彦大本宮 椿大神社」です。

椿大神社(つばきおおかみやしろ)
ちょうど明日から始まる秋の大祭の準備中でした。

Tubaki02
境内の花飾りと「獅子堂」。
普段は交通安全の祈祷、車の清め祓いが行われます。

Tubaki03
いくつかの鳥居が立つ参道を行きます。
この日は明日の宵宮で灯される献灯の準備でした。

左右にある摂社を見ながら先に行きます。

Tubaki04
Tubaki05
最奥にあります本殿・拝殿。
主祭神は「猿田彦大神」。

「奥の宮」は社の裏手にある「入道ケ岳」の山頂に鎮座します。
古い写真ですがこちらです。

 Nyudo Okumiya
最近は登っていないので様子か分かりませんが、
以前に撮った山頂にある鳥居と「奥の宮」です。

境内に戻ります。
本殿の右手前には別宮の「椿岸神社」があります。

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朱塗りの鳥居に本殿。
猿田彦大神の妻神である「天之細女命」が祀羅レています。

そしてここには「扇塚」がありました。

Tubaki08
扇は芸道を志す者の心のよりどころとされ、
古くなった扇に感謝を込めてここに納めていただきます・・・と。

と、まぁ境内の主なところを紹介しましたが、
ここにもやはりありました。

Tubaki09 
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別宮の前をさらに奥にある茶室です。

名前は「鈴松庵」。
前庭には入りませんでしたが茶室は先の神宮で見たばかり。
ちなみにここには「松下幸之助社」があります。

Tubaki11

明日から始まる秋の大祭は3日間は、
10日:宵まつり(献燈まつり)、
11日:本宮例大祭・神幸祭、
12日:別宮例大祭・還幸祭 となっています。

何もない祭りの前の「椿大神社」でした。

2009年10月 6日 (火)

表佐太鼓踊り

太鼓踊りが続きますがこの日は”祭り”のハシゴでした。

滋賀県から岐阜県へ、
垂井町表佐(おさ)に伝わる「表佐太鼓踊り」です。

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会場周辺にはためく幟は「表佐まつり」!

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大きな太鼓を腹につけますが、二人がかりで結びつけます。

15:00 踊りが始まりました。

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紅白の幕が張られた舞台には「歌方衆」。

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保育園の園庭いっぱいにぐるりと太鼓が並びます。

激しい動きはありませんが、
音頭に合わせて踊りながら打つ太鼓は実に勇壮です。

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その内側には鉦と采振り。

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西濃の穀倉地帯表佐(おさ)の太鼓踊りは、
若者の鍛錬と娯楽をかねた神事芸能として、
太鼓だけが著しく大きくなった・・・と。

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子供達も健在です!
大人に負けじと、腹につける太鼓もそれなりに、
打ち、踊る姿もお見事!

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太鼓踊りには順序があって、
「打込み」から始まって「築地」・「笹の葉踊り」、「金堀踊り」などと、
それぞれに名前があって踊られているようですが、
どれがどれか分かりません>< 通しで載せています。

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” 江戸時代初期の頃(1683)、美濃の中山南宮大社に
 雨乞いをして太鼓を打ったのが始まりといわれる。”

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” 祈願のかいがあって雨に恵まれると、
 ご利生の「礼踊り」と言って南宮大社や氏神に神恩に感謝して
 太鼓踊りを奉納したと伝えられている。 ”

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直径1mから1.3m、
重さが50キロから60キロもあるという大太鼓。

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終盤には全員参加での総打ち?です。

熱が入った迫力十分の打ち方もそれぞれに決まって、
会場は最高潮に盛り上がります。

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1時間の太鼓踊り!
太鼓の方も、鉦に采振りの方々も途中で交代がありました。

栞に書かれた末文の一行・・・、
” 今もなお、おいも若きも和気あいあいと歌い踊る太鼓の響きが、
 里人の心を豊かに育んでいる。 ”

小さな町の大きなまつりを楽しみました。    4日

2009年10月 5日 (月)

朝日豊年太鼓踊

滋賀県米原市朝日の「朝日豊年太鼓踊」です。

昨年は中止で見ることができませんでしたが、
今年は快晴のなかで行われました。

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本来は「岡神社」へ奉納されるものだそうですが,
今はここ「八幡神社」で踊られています。

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踊りを奉納する皆さんが八幡神社へ向かいます。

      Asahi03 
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神社の石段を上って境内に入ります。

踊りが始まりました。

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1300年前、大原郷(おおはらごう)を開墾した際に
始まったといわれる雨乞い踊りです。

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つま折笠に緋こて、カルサン袴の踊り手たちが、
胸の太鼓を打ちながら踊ります。

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賤ヶ岳の戦いで勝利した羽柴秀吉が、
陣鉦・陣太鼓を打ち鳴らしたところ大雨が降り出したので、
それ以来、鉦や太鼓を用いるようになったと・・・。

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五穀豊穣を願う太鼓踊り。

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素朴ななかにも華やかに^^

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合いの手に入る大鉦の音が踊りを盛り上げます。

踊りは終盤に入ります。

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最後は笛、音頭取り、踊り手が全員集まっての
総踊り?です。

このあと休憩か?これで終りか分かりませんでしたが・・・、
八幡神社を後にしました。         4日

国指定の無形民族文化財「朝日豊年太鼓踊」。
滋賀県観光情報HPからの引用で紹介しました。

2009年10月 4日 (日)

内母神社・石取祭

桑名で行われる夏の「石取祭」は全国に知られていますが、
桑名にもうひとつ、それも秋の「石取祭」がありました。

Katori01
桑名市多度町香取にある内母神社(ないもじんじゃ)の祭礼で、
毎年10月第一金曜日から3日間行われている・・・と、
初めて知りました「石取祭」です。

  Katori021_2 Katori022
香取・上之郷・東福永・西福永・平賀の各地区から祭車が出る
とのことですが、この日は香取地区の祭車を追いました。

Katori03
午後1時、2台の祭車の叩き出しです。

前知識がまったくありません><
ただ町内を曳かれる祭車を追っかけるだけでした。

Katori04
Katori05
鉦と太鼓をはやしながら祭車は町内を練ります。
かっての多度町香取、合併によって桑名市になっています。

Katori06
山車回しも静かです。

Katori07
細い露地筋から広い通り、堤防沿いの道と、
鉦と太鼓の音以外は静かにゆっくりと曳かれます。

途中での休憩。

Katori08
この時間は子供たちの練習の場?でした。

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Katori10
のどかな祭り風景です。
しかし鉦と太鼓の音はやかましく静かな集落に響きます。

Katori11
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のんびりと付いていったんですが・・・

Katori13
このあと祭車は町中と堤防沿いの二手に別れました。

追ったのは多度川の堤を行く祭車!
このあと出発地に戻り終わりかと思いきや・・・、
さらに続きました。

国道258号線を渡りここからは祭車が1つです。
多度の細い町中を抜けて先へ先へと・・・予定外でした><

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祭車は多度橋を渡ります。

そして多度町「ふるさと広場」に着きました。
ここが昼の祭車曳きの休憩場所でした。

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ここで休憩のあとは夕刻からの曳き回しとなります。

内母神社祭礼「石取祭」。
この日、この祭りを追っかけた部外者は我が身一人でした。

各地で大きな祭りが重なりましたが、
あえて地方に根付く祭礼を追って見ました。

2009年10月 3日 (土)

秋の花物語

岐阜県海津町にある木曽三川公園センターです。

開催中の「秋の花物語(~11月3日)」、
コスモスが見頃との情報でした。

人気の公園、早朝から家族連れや観光客で賑やかです。

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北ゾーンの大花壇、中央部は見頃ですが。

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ちょうど最上部の先、
上段の部分はまだ蕾が多くこれからのようです。

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     Sansen032
噴水の周りは夏の”キバナコスモス”に代わって”ケイトウ”です。

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コスモスとケイトウ・・・。

花壇を回ると”コスモスのヒミツ”という解説板がいくつかあります。

そのなかの1つから、 「一つの花」。

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” コスモスの花は1つの花ではなく、小さな花が集まって1つの
 大きな花のように見えます。
 このような花の集まりを「頭状花序」といいます。
 ・・・周りの花びらのように見えるのが「舌状花」、
 中心の黄色い部分が「筒状花」といい、
 2種類の花が集まって1つの花として咲いています。” なるほど。

その、「筒状花」。 

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Sansen082 

” 花(舌状花)の周りの中心の部分、
 筒状花の1つひとつをよく見ると、5枚の花びらがあり、
 おしべやめしべがあるのが見えて、これが1つの花です。
 周りの舌状花にはおしべ、めしべが無いため、
 種は筒状花にしかできません。” とありました^^

筒状花?そんなん詳しく見たことがありませんでしたが><
確かに花ですね~!気が付きませんでした・・・
これぞ知る人は知る?ですか。

Sansen08
勉強になりましたが、
まぁ、それはそれで花は美しく・・・。

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青空に花です!

珍種をひとつ。

 Sansen101_2 Sansen102
「シーシェル」。
花びらが筒状になる変わり咲き品種の赤と白です。

 Sansen11

木曽三川公園センター「秋の花物語」。

今年もまた来てしまいましたが、
花の季節はやはり人気の公園です。

2009年10月 2日 (金)

奈良西ノ京

いつもとは逆のコースになりましたが、
「唐招提寺」から南へ「薬師寺」に向かいます。

薬師寺の萩は初めから終りだと知っていましたが、
そこは少しでもと期待しながら・・・。

  Nisinokyo01_2 
ここだけの萩・・・北口「與樂門」前に咲いていました。

萩はあきらめて、
この日は「薬師寺」の外回り、西ノ京の散策でした。

目指すは「大池」でしたが・・・雲が覆い始めます^^;

Nisinokyo02
定番のポイントからです!初めて撮ります。

何度も「薬師寺」に来ていながら初めてこちらに回りました。

Nisinokyo03
馬鹿みたいですが・・・^^一度は見てみたかった、
その大池から見る薬師寺の両塔です。

Nisinokyo04
やっと念願の撮影でした。

そのままちょうど反対側になります東側に移動です。

Nisinokyo06
傍を流れる川は「秋篠川」、
川を渡ると堤を通る「奈良自転車道」です。

ここから見える「薬師寺」を探しました。

Nisinokyo07
ポイントはここだけでしたが、
正直、この景色ではあまり様にはなりません><

大池で出会ったマニアの方は、
ここに西日が差し込むと素晴らしい!と教えてくれましたが?
この曇り空、いや時間ではね~無理というものです^^

Nisinokyo09_1 

外から「薬師寺」を半周して近鉄「西ノ京駅」に戻ってきました。

奈良・西ノ京。
散策しても見るところはありませんでしたが、
個人的には念願のかなった満足の一日でした。

2009年10月 1日 (木)

唐招提寺

奈良に萩を求めて西ノ京へ、1年振りの「唐招提寺」でした。

「金堂」の平成大修理が終って
来月には落慶法要(11月1~3日)が営まれ、
その後、待望の一般公開がされます。

今日は萩を見にと思いつつ、改めてその金堂も・・・。

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毎度の「南大門」ですが、その向こうにチラッと見えます^^

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昨年は足場が少し残っていましたが、
今日はその美しい天平建築の姿が目の前にありました。

Toshodaiji03
萩の花など入れては失礼でしたが><
大棟を飾る鴟尾も青空に映えます・・・。

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この「金堂」がもうすぐ公開され、
そして移されていた本尊と他の仏像が戻ります。

左へと回り込みます。

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「戒壇」から講堂に抜けるここも毎度の場所です。

今年は昨年と比べて1週間遅れでしたが、
萩は今が見頃?いや満開ですかね。

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鐘楼と金堂の側面、萩もまた赤と白です。^^

ここから講堂へ。

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安置されている仏像を拝観して、

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「鼓楼」と 「礼堂」。

そして「本願殿」前、

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芭蕉句碑も健在?・・・当たり前でですが><

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右に校倉の「宝蔵」を見てこの先は・・・。

「新宝蔵」への手前に咲く萩の花^^

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見頃でした。

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その先の「新宝蔵」。
ただいま無料公開中でした。

奈良時代の「仏頭」、「仏像」など破損仏も展示され、
国宝の「金堂の鴟尾」二躰もまた驚きです。

初めてみた「新宝蔵」ですが・・・、
お前はタダでしか見ないのかと言われそうですね^^;
釈明はしません ><

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いつものように「鑑真和上御廟」を回って、
「本坊」前の萩です。

このあとも萩を・・・のはずだったんですが、カメラの電池切れ!
予備電池を山行きのリュックに入れたままで><
やむなく「唐招提寺」を出ました。

電池を買って西ノ京、お決まりの「薬師寺」ですが続きます。

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