きらり吉良町・吉良上野介
愛知県吉良町・・・、吉良上野介義央(よしひさ)公ゆかりの地。
「忠臣蔵」では見事なまでの悪役として描かれておりますが、
ここ吉良町では「吉良さん」と慕われ、名君とされています。
赤馬にまたがって領地を巡り民と親しく言葉を交わしたという、
そんなお殿様ゆかりの場所を訪ねました。
順不同ですが、
巡る各所には赤馬にまたがる上野介像があります。
まずは「黄金堤」から。
像の台座には尾崎士郎「吉良の男」より、
その抜粋文がはめ込まれています。
水害から領地を守るため、
一夜にして高さ4m、長さ180mの堤防を築いたという。
その「黄金堤」は桜の名所としても知られるところです。
続いては吉良家の菩提寺「華蔵寺(けぞうじ)」。
像は門前駐車場横でした。
片岡山(へんこうざん)華蔵寺。
山門先の急な石段を登らずに(崩れそうです^^)
横の坂道を回りこみます。
本堂横にある”高家 吉良家墓所”、
そして上野介義央公の墓。
墓所には吉良家一族の墓石と供養塔が建ち並びます。
さらに奥へと進みます・・・。
最奥にある「経蔵」です。
”吉良さんが生前直接関わった現存する唯一の建物”、
元禄13年(1700)に義央公が寄進したものだそうです。
ここからすぐの裏手にある「花岳寺」は東条吉良氏の菩提寺、
本堂は貞享元年(1684)に義央公から寄付された
祠同金を元に建築されたとされます。
さらに東へ4キロほど。
門前に見事な2本の松(本来は5本だった)がある「円融寺」。
門前にある像ですが、
はめ込まれた抜粋文は尾崎士郎「清水一学」より・・・と、
ここには赤穂浪士と戦った清水一学の墓がありました。
吉良上野介義央公のゆかりの地を訪ねた吉良町ですが、
その地はなぜか町の中心部から外れた北部に集中しています。
何故でしょうか?不思議ですね~、^^
きらリ吉良町・・・続きます。
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