東海道・街道筋
このところ多用で出かけることが少なくネタ切れです。^^;
少し古くなりますが先月末に歩いた東海道、
丸子から島田宿までの街道筋にあるスポット?をご紹介。
宇津ノ谷峠(先に載せました^^)を越えると岡谷宿に入ります。
その手前にあるここ、
「大旅籠柏屋歴史博物館」、
旧東海道の町筋にはほとんどその面影を残すものはありません。
こうした旧屋敷も歴史博物館や資料館として残るのみ。
こうした旅籠の旧家が残されているのも少なく貴重です。
きれいに手入れされた庭園に思わず暑さも忘れ、
暫しの休憩で疲れを取りました。
ここから岡部宿の中心に入っていきます。
その旧道です。
中央に見える短い橋。
石の欄干?に彫られた文字、「姿見の橋」とありました。
正式には「小野小町姿見の橋」だそうです。
東国に下る途中、
この橋の上で水面に映る長旅に疲れた自分の姿を見て、
過ぎし昔の面影を失った老いの悲しみを嘆き悲しんだという。
小さな話はいくらでもありますが・・・
こうした場所を見ていくのも街道歩きの楽しさです。
ここから西へ7キロほどで藤沢宿です。
ここには松に因んだお寺が2つ、
その1つがこちらの「大慶寺」。
今を去る700年前、
比叡山に遊学の往復に立寄った日蓮が、
記念に植えたという「久遠の松」。
県指定天然記念物、
高さ25m、幹根周り益7mといわれます。
ここから少し西に行った道筋にある「正定寺」。
本堂右手前に見事な松があります。
松の中に潜り込みました^^これも老木の松です。
こちらも藤枝市指定天然記念記念物「本願の松」。
根回り益3m、樹高6.3m、
枝張東西11.5m、南北14mだそうです。
藤枝宿の街道筋にある2つのお寺に何とも凄い松がありました。
こちらは境内入口にあった地蔵尊。
名前を「わらべ地蔵尊」というそうです。
旧東海道を歩きながら巡りあうものもまた多様、
歩いて知る・・・
そんな街道歩きで見た岡部・藤枝宿のひとコマでした。
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