元善光寺・飯田市
南信州バスの旅は続きます。
妻籠宿から国道256号線(はなもも街道)を飯田市へ、
雨は止むこともなく着いたところは「元善光寺」。
7年ぶりの6善光寺同時御開帳は終わりましたが、
それでも参詣客は後を絶ちません。
推古天皇10年(602),麻績(おみ)の里といわれた時代、
この地の住人本多善光が難波の堀から一光三尊の本尊を
持ち帰ったのがその始まりという。
その後皇極天皇元年(629)、勅命により現在の長野市へ遷座
され、善光の名をとって「善光寺」と名づけられます。
ここには勅命によって木彫りの同じ本尊が残され
「元善光寺」と呼ばれるようになった。
その時、「毎月半ば15日間は必ずこの麻績の古里に帰りきて
衆生を化益せん」というご仏勅が残されます。
それが「善光寺と元善光寺の両方にお詣りしなければ片詣り」と
いわれるゆえんという。
因みにここの戒壇めぐりは無料。
水が飲めるという「手水舎」も珍しい。
こちらは趣味の世界で恐縮ですが^^
境内の片隅に建つ芭蕉句碑。
” うらやまし浮世の北の山桜 芭蕉翁 ” 元禄5年(1692)の吟
ここには”白い花の心字のさつき”がありますが・・・
今はこれ、
雨の中に咲く萩の花。
” 一度詣れよ元善光寺 善光寺だけでは片詣り ”
初めて詣る元善光寺、南信州・飯田の旅でした。
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