北国街道(北陸道)今庄宿
南条から敦賀へと国道365号線を走るとすぐに今庄に。
江戸、京から山中、木の芽、栃の木といずれの峠を来ても、
まず最初に投宿するのが今庄宿。
また越前から江戸、京に向かう時、休泊するのもやはり今庄宿と、
ここは北国街道の交通の要衝でした。
湯尾峠から来る旧街道と北陸線の線路を挟んで建つ
今庄宿の案内板です。
観光客は少ないものの、
町には今でも当時の様子を偲ぶことができる古い家屋が残ります。
お札場跡(旧西尾茂左衛門家)、
京藤甚五郎家の重厚な家は塗籠の外壁と、
赤みの強い越前瓦の屋根の上に卯建が上がります。
本陣跡、この辺りは宿の中心部になります。
すぐ前には脇本陣(旧北村新平家)。
この脇本陣は特に加賀の殿様がよく利用したので
加賀本陣とも呼ばれます。
この今庄宿の西側山頂にあるのが「燧ヶ城跡」。
この観音堂横から城への道があります。
宿の南出口へと向かいます。
この稲荷神社辺りが宿の南木戸口でしょうか。
そして道は追分へと入ります。
旧道は手前の道しるべを右に折れますが・・・、
道の分岐に立っていた「文政の道しるべ」、
5年前に歩いた時と比べてなにやら立派な場所に移っていました。
道標には「右 京 つるが 己可佐(わかさ) 道
左 京 いせ 江戸 道 」 とあります。
右に行けば木の芽峠越で敦賀・若狭への「北陸道」、
左にとれば栃の木峠を越えて木之本への「北国街道」です。
新しく造られた?小広場には「蓮如ノ道」の石標も。
側面にはあわら市吉崎の吉崎御坊から北陸道を通って上洛、
下向の道のりが道中として記されています。
北国街道「今庄宿」。
新旧合わせて懐かしく思い出しながらの再訪でした。
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