相差天王くじら祭り・鳥羽市
三重県鳥羽市相差町で14日に行われた「相差天王くじら祭り」。
町には観音様が鯨に乗って鯨崎に着いたという伝説があります。
平成元年には鯨崎の沖の定置網に鯨が迷い込んだことがあり、
それを機に鯨の供養と、地域活性化のためにと始まったという、
21回目を迎える町を挙げての手作りの祭りです。
祭りの会場となる相差漁港の入口。
祭りの前に行われた式典。
祭りは式典のあとは小学生のマーチングバンドや、
小中生の龍宮連、中学生の踊連、婦人会・一般の方の手踊りに
大、小の鯨御輿が担がれて会場の相差漁港へとパレードします。
会場近くに咲くハマオモト(ハマユウ)。
待つこと暫し!1時間半ほど。><
花火を合図にパレードの開始!
先頭は小学生5,6年生によるマーチングバンド。
続くのは小中生の龍宮連と中学生の踊連、
担ぐのは手作りの鯨御輿と、曳くのは龍宮城の山車でしょうか?
続いては婦人会・OB・一般の方の踊連が花を添えます!
その後ろからはまず小さな鯨御輿、
担ぐのは少し大きいお兄ちゃん、お姉ちゃん(高校生?)たち。
町内の男衆から水をかけられて・・・嬉しそう?
パレードの最後を受け持つ大きい鯨御輿、
こちらは水のかけ方も半端じゃありません!
このシーンは夏の祭りには付き物のようです。
このパレード!結構な数の人たちが参加しています。
数えてはいませんが・・・数百人?
少し先で婦人会の踊連の前に出ました。
ここで少し休憩タイム、この間に先に行って会場の前で待ちます。
小中生の踊連がやってきました。
最初に載せた写真「くじら祭」 の看板の下をくぐり会場へ。
婦人会の踊連が入って・・・。
最後の大きな鯨御輿が「まつり広場」に到着しました。
これで陸のパレードは終りです。
このあとは昼の祭の最後を飾る海上パレードとなるんですが、
それはもう少し後の楽しみになります、^^;
それまでは「まつり広場」での多彩な催しが続きます!
こちらも一休みのあと、続いてその海上パレードです。
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大阪で上演中の「十二夜」は、紀伊半島の和歌山あたりで難破する物語で、
猟師たちが「大漁だ♪」と喜んでクジラを引きずって行くシーンが登場します。
このお祭りのように、さすがに本物は担ぎ上げられるほど軽くはないのでしょうが(笑)
そんなことを思い出す、お祭り風景でした。ありがとうございます!
投稿: 恵美 | 2009年7月16日 (木) 11時14分
恵美さん
大阪松竹座、暑い中遠征お疲れ、いやお楽しみですねぇ。
「十二夜」、まだ見たことがありませんが・・・なるほど、
この祭りの続きでは鯨が海女さんの手で海に帰されます。
何か物語?を感じさせる演出?で、一味違った祭りでした。
投稿: 好好爺 | 2009年7月16日 (木) 17時04分
クジラ祭り デカイ話ですね〜
それだけ クジラと人間は 近しい仲なのでしょう。
手作り感溢れる お祭り 町中総出と いう感じです。
いつまでも このお祭り 続きますように・・・
投稿: ビズー | 2009年7月16日 (木) 17時22分
ビズー さん
相差町は鯨と縁がある町だそうで祭りの発端もクジラ。
手作りの祭りもいろいろと見てきましたが、
何処の祭りもやはり町中総出になります。
ここは21回目、
初めの頃からはかなり様変わりしているようです。
投稿: 好好爺 | 2009年7月16日 (木) 20時03分