関宿夏まつり・亀山市
三重県亀山市関町の「関宿夏まつり」です。 18日
旧東海道関宿にある関神社の例祭行事で、
元禄年間(1688~1703)から伝わるとされる祭礼です。
保存されている4基の山車は曳かれるのは夕刻になりますが、
その前の神輿曳きと練りを見に訪れました。
正午、神事のあとに拝殿から神輿が引き出されます。
ここから地蔵院までは町内を子供の曳き回し、
東の追分から先、「関の小万のもたれ松」まで神輿が曳かれます。
後ろに見えるのが「関の小万のもたれ松」。
鈴鹿馬子唄に唄われる小万の話は以前に載せましたが、
この唄がこの神輿練りに唄われるとは知りませんでした。><
ここから折り返し旧東海道筋を戻ります。
先回りした中町筋にはすでに幼稚園児が小山車を曳く準備に。
4基の小山車を曳いて地蔵院に向かいます。
後を追うように曳き神輿が到着、
ここからはお兄さん達に担がれてお旅所への練り込みです。
ここから祭りの様子が一変しました!
地蔵院境内で行われる激しい神輿練り。
各宅の戸口に神輿を入れて、鈴鹿馬子唄が唄われ、
賑やかな、”ようさしゃ!ようさしゃ!(よいさ、よいさ?)”の
掛け声が入ります。
鈴鹿馬子唄、必ず唄われるのは関の小万!
” 関の小万の米とぐ音は一里ここえて二里ひびく・・・”
やはりここは関の小万の地です!
長い道中、神輿は西の追分に入りました。
ここから先の町内を廻って戻り、神輿は御旅所に入ります。
その御旅所。
うだる暑さの中で訪れた「関宿夏まつり」、
本番の山車曳き回しはこの後夕刻からでしたが、
いつものことながら待てません。><
宿内の狭い道いっぱいに巡行する様から「この上ない、精一杯」
との意味で用いられる「関の山」の語源とされる山車曳き。
夕方から行われる山車の舞台回しを、
一度は見てみたいと思いながらの引き揚げでした。
« 涼を求めて赤目渓谷へ | トップページ | 関宿夏まつり・関の曳山 »
「お出かけ・祭り」カテゴリの記事
- 南部盛岡 チャグチャグ馬コ(2024.06.18)
- 上野天神祭 足揃えの儀(2022.10.22)
- 桑名石取祭本楽 曳き揃え(2022.08.08)
- 小渡夢かけ風鈴(2022.07.17)
- 御在所岳の紅葉(2019.10.31)
コメント