初瀬街道・榛原から名張
雨模様のなか久しぶりに街道歩きでした。
初瀬街道(はせかいどう)、
大阪玉造を起点に、奈良街道 暗がり峠越えから
奈良を南下する上街道を桜井へ、
道は初瀬街道となって榛原で伊勢本街道と分かれます。
榛原にある伊勢本街道との分岐の道標です。
「右 いせ本かい道 左 あをこ江みち 」、
ここから初瀬街道は左の道を直進して行きます。
この日はここから名張までほとんど見るべきところがない道ですが、
その榛原集落を抜ける旧道。
古い旧家の残る街道筋に昔の面影が偲ばれます。
ここを過ぎると後は国道156号線と付かず離れず、
ほとんどがつまらない国道歩きになります。
名阪国道針インターからの交差点で北に、
ここからしばらくは三本松宿への静かな旧道歩きが楽しめます。
といってもほとんどが山間部、
森林浴に近い街道歩きが続きます。
三本松集落の入口ですが、すぐに集落を抜けます。
抜けると真下に近鉄大阪線の線路が。
いつもは車窓で見る景色が広がります。
今回は逆に近鉄電車を見ることになりました。
残念ながら電車が通り過ぎるのを眺めるだけで・・・
一枚も写真が撮れていません。><
ここからすぐに室生区滝谷の道の駅、
先日に来たばかりのところにこの日は歩いて来てしまいました。
三本松からは再び国道歩き、そしてここが県境、
奈良県大宇陀市から、三重県名張市に入ります。
あまり歓迎したくない国道歩きでした。
国道から離れて道は宇陀川を沿うようにつづきますが、
途中にあった本居宣長の「菅笠日記」の碑。
一文が刻まれていますがこの街道筋では以前にも見ました。
それはまた行く先で・・・。
道は再び国道へ、そして名張の集落に入って行きます。
この先の黒田橋を渡って左へ新町橋を渡ります。
さらに右へ折れると名張宿の新町、
ここからはもう何度も紹介してきました初瀬街道・名張宿。
旧街道の名残を残す町並みが続きます。
この日は榛原から名張へと短い街道歩きでしたが、
歩きたいと思いながら歩き残していた初瀬街道。
ようやくそのほんの一部を歩いてみました。
« 談山神社 | トップページ | 吉野山 あじさいまつり »
「歩く・街道」カテゴリの記事
- 旧東海道 品川から日本橋へ(2023.09.29)
- 旧東海道歩き 神奈川から品川(2023.09.27)
- 旧東海道 藤沢から神奈川(2023.07.27)
- 旧東海道 大磯から藤沢へ(2023.07.25)
- 熊野街道脇道 大紀町(2022.11.10)
コメント