国史跡 唐子・鍵遺跡
奈良県磯城郡田原本町。
多くの古社、古寺があり、国史跡 唐子・鍵遺跡を有する町、
”歴史のオーラが見えるまち”がうたい文句です。^^
以前にも少しだけ町のことを紹介しましたが、
今回はまちなかに整備された散策路「大和・山辺探訪コース」を、
・・・といっても目指したのは国史跡 唐子・鍵遺跡でした。
近鉄橿原線の田原本駅から散策路を北上します。
途中には多くの古寺や古社がありますが、
いちばん北にある寺がこの「安養寺」。
山門横に道標がありますがかっての下ツ道が横を通ります。
ここからその道を一部通ってさらに北へ、
カラー舗装された道に埋め込まれたレリーフ、
そしてマンホールの蓋、同じ絵が・・・。
駅から北上すること2キロほど、
国道24号線を東に渡るとその楼門が見えます。
ここが唐子・鍵遺跡(からこ・かぎいせき)の入り口。
石段を上がると目の前は唐子池。
” 奈良盆地のほぼ中央、初瀬川と寺川に挟まれた沖積地に
立地する 弥生時代の大規模な環濠集落跡です。・・・・・ ”
池を周回する道を行くとその西南角に楼門があります。
道にあったレリーフやマンホールの蓋の絵、
これがその楼門です。
” 平成3年秋、唐子・鍵遺跡の第47次調査において楼閣の
描かれた土器片が出土し、古代建設史上、画期的な発見
として大きく取り上げられました。・・・ ” とつづきます。
弥生時代中期(紀元1世紀)のもので、
すでにこの時代には大陸文化を取り入れた建築物があったことを
証明する資料になった。 とも。
2層の屋根、大きな渦巻き状の棟飾り、3羽の鳥と思われる
波線が、またもう1つの土器片には2本の柱と刻み梯子が・・・と
ありますが、こちらは撮っていません><
この楼閣は高さ12.5m、柱の間隔4×5m、柱の太さ0.5m。
説明板には、
” また、魏志倭人伝(3世紀)には卑弥呼の宮室は「楼観、城柵を
おごそかに設け・・・」と記されています。卑弥呼の住む邪馬台国
にはこのような高い建物がそびえていたのでしょう ”とも。
今回の記事はほとんどが説明板からの引用。手抜きですm(__)m
楼閣から邪馬台国はみえるか?「国史跡 唐子・鍵遺跡」。
これもガイドマップのタイトルでした。^^;
« 伊雑宮 御田植祭・続編 | トップページ | 石田三成出生地・長浜市 »
「お出かけ」カテゴリの記事
- 木曽三川公園センター 冬の光物語(2022.12.16)
- ひるがのピクニックガーデン(2022.08.03)
- 納涼!びわこ箱館山(2022.07.22)
- 青山リゾートから青山高原(2022.06.30)
- 日本最大級の木製水車(2022.05.15)
ぶらり旅も 卑弥呼の世界まで踏み入られましたね。
ぶらりとも言っていられないですね。
足の下まで いい旅を ありがとう!ございます。
投稿: ビズー | 2009年6月27日 (土) 20時53分
ビズーさん
卑弥呼の住む邪馬台国!残念ながら見えません。(笑)
しかし凄いコピーを考えるもんです。
田原本、ここはまた街道歩きで訪れたいところです。
投稿: 好好爺 | 2009年6月27日 (土) 21時23分